【PSO2NGS】新マナー盛りとは?使い方と意味や由来をチェック【2021】

2021年6月9日に、『PSO2NGS』が正式リリースされ、数日後には、Twitterで気になるトレンドが上がっていました。

マナー盛り

どうやら、このマナー盛りなる言葉がトレンドに上がったことで、『PSO2』プレイヤーの中で多くの議論が湧いたのだとか…。

一体、マナー盛りとは何なのでしょうか?

当記事では、『PSO2』のマナー盛りについて、意味や由来、使い方を紹介します。

マナー盛りとはどんな意味?

マナー盛りとはどんな言葉なのでしょうか?

言葉だけ見ると、マナーをたくさん盛ってる、みたいな意味に聞こえますが…。

マナー盛りとは、上位の難易度クエストに挑戦する際に、

寄生・地雷を排除するため、クエストに参加するマナーとして必要な装備の強化値の基準

として使われた言葉です。

この言葉が流行った当時におけるマナー盛りは、

打撃力・射撃力・法撃力のどれかが+60以上になっていること、いわゆる『ソールステⅢ』

が、基準として設けられていました。

しかしインフレやさらなる高難度の追加を経て、どんどんマナー盛りも変わってきて、人によって要求してくる装備が変わってくるように…。

その結果、マナー盛りがユーザー同士の対立を生むようになってしまい、最終的には有名無実化。

今では、

俺ルールを押し付ける老害

を象徴する言葉となりました。

その後2020年には、UHという難易度に対する装備基準として、

ぷりプリちゃんねるというYoutuberが『【PSO2】交換装備は地雷?!UH装備について【アークス超必見】』

という動画を投稿。

この内容が、かつてのマナー盛りを思わせることから、『新マナー盛り』などと一部で呼ばれ、大いに炎上しました。

そして時は流れ2021年6月。

『PSO2NGS』がリリースされたことで、再びマナー盛りが話題になり、一時はTwitterでトレンド入り。

しかし『PSO2NGS』には、公式が緊急参加に必要な基準となる数字『戦闘力』を設けています。

なのでマナー盛りがトレンドになったものの…

マナー盛りへの声

またマナー盛りとかいう古の言葉出てきて笑ってる。

マナー盛りへの声

マナー盛りじゃなくてその減らず口をマナーモードにしといてくださいまし。

マナー盛りへの声

NGSにもマナー盛りの概念来てるんか、旧作の老害老害同士でチームでも組んでサ終までそこから出てこないで欲しい、こっちくんな。

マナー盛りへの声

あぁ…せっかく新規の人達からも入れやすくなったんだなって思った矢先に、マナー盛りとかチャット禁止とかのわけわからない古参がいるのは老害に近い何かなのでは。

マナー盛りへの声

マナー盛りとか言う古のキモヲタチー牛共がまたほざいてら。

そういう人が一定数居るとPSO勢がとか言われるんやで。

そんなん言うやったらキモヲタチー牛共はさっさと固定組んで回してどうぞ!

マナー盛りへの声

マナー盛り?なんだ?

と思ってたらPSO2の老害がPSO2時代のローカルルールNGSに持ち込んだだけだった。

マナー盛りへの声

PSO2をやり続けたものとして、マナー盛りしろとか言うやつは何処ぞのマナー講師自己中よろしくだわ。

実際のツイート内容は、主にマナー盛りを唱える老害に対する批判や、大喜利が大半を占めていました。

このように、今ではマナー盛りは逆にマナーのない人間で、野良に対して俺ルールを押し付けてくる害悪ユーザー認定されます。

なので、基本的に使い方なんてものはなく、この言葉は使わない方がいいでしょう。

昔を知っている人が、ネタにして楽しむ分にはいいとは思います。

マナー盛りの由来

マナー盛りという言葉の由来についても紹介します。

マナー盛りという言葉自体は2015年頃に生まれましたが、マナー盛りが誕生するきっかけとなったのはさらに昔、2013年のことでした。

2013年10月に、新難易度SH(スーパーハード)が実装、さらに12月には『採掘基地防衛戦』というクエストが実装されました。

『採掘基地防衛戦』は拘束時間が長いうえ、失敗すると報酬はもらえず、塔が破壊されると報酬のグレードが下がるなどのシステムだったことから、寄生や地雷を徹底して嫌う傾向にありました。

フレンドなど、固定を組める人なら固定パーティを組めばいいのですが、そうでない人は野良と一緒にやることになります。

しかし野良の戦力はわかりづらく、中には武器を強化しないで挑戦する人もいたほど。

その結果、一部の過激なユーザーが取った行動は、

自分の基準で気に入らない人を晒す

でした。

これが横行したことで、当たり前ですが反発するプレイヤーもいて、プレイヤー同士の対立に発展…。

人によって、要求してくる強化の基準が違ったため、

「そこまで言うなら基準を設けてくれ」

という反論も上がり始め、廃人ユーザーから、クエストに参加するためのマナーとしてのステータスの盛り方が提示されるようになりました。

これが、マナー盛りと呼ばれるようになった由来です。

マナー盛りという名前で呼ばれるようになったのは、2015年7月頃の話なので、この対立は結構ごたついたのでしょうね。

言葉の誕生した由来を見ると、Co-opゲーによくある論争だなぁと思いました。

「○○みたいな雑魚装備は来るな」

「○○のスキルがない奴は参加資格なし」

「あのキャラがいなければ人権はない」

みたいなのと同じです。

ちなみに筆者は『PSO2』を昔はやっていましたが、あの悪名高いHDDバースト事件をきっかけに『PSO2』を辞めたので、ちょうど時期が被っていません。

なのでマナー盛りを知らず、通りで聞いたことのない言葉なわけですね。

随分馬鹿らしいなぁと感じた次第です。

(SH実装が2013年10月、HDDバースト事件が2013年9月です。)

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まとめ

『PSO2NGS』がサービス開始となったことで、久しぶりにマナー盛りという言葉がTwitterでトレンド入りしました。

マナー盛りというのは、

クエストに参加するマナーとして必要な、装備の強化値の基準

のことでしたが、この言葉が流行ったのは2015年頃のことで、当時から炎上。

新たに2020年に新マナー盛りが提唱された際にも炎上するなど、いい言葉ではありません。

むしろマナー盛りを提唱するというのは、

俺ルールを押し付ける害悪プレイヤー

と自己紹介してしまうようなもので、くれぐれも使わないようにしましょう。

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