ワンピースの空白の100年に何があった?年表と歴史で伏線考察!

ワンピースの最大の謎である『空白の100年』

約900年前に始まった『空白の100年』の歴史は、誰にも語られません。

この『空白の100年』の謎を解き明かすのが、ロビンの幼い頃からの夢でした。

世界では唯一ゴール・D・ロジャーとラフテルに同行した者だけが、歴史のすべてを知っています。

本記事では、この『空白の100年』に、いったい何があったのかを考察していきます!

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ワンピースの歴史を年表で確認!

まずは、『空白の100年』が始まる前までの歴史と、終了後の世界の動きを年表形式で確認していきます。

約5000年前 オハラに『全知の樹』が生まれる
約4000年前 アラバスタにアルバーナ宮殿が建設される
1100年以上前 古代都市シャンドラが栄える(海円歴402年)
1000年以上前 シャンドラに『生け贄の祭壇』が建設される

象主が誕生する

約1000年前 ゾウでミンク族の歴史が始まる
900年前~800年前(『空白の100年』) 約900年前『空白の100年』が始まる

ジョイボーイが、当時の人魚姫に約束を破ったことへの謝罪文を宛てる

天月トキが誕生する

800年以上前 ワノ国の『光月一族』によって『歴史の本文』が作られる
約800年前 『空白の100年』が終わりを迎える

古代都市シャンドラが『歴史の本文』を守るために戦い、滅びる

『歴史の本文』に見られる『巨大な王国』が連合軍により滅ぼされる

20の王によって世界政府が創られ、アラバスタのネフェルタリ家を除く19の王族がマリージョアに移住し、のちに天竜人と呼ばれるようになる

マリージョアに移住したドンキホーテ一族に代わり、リク一族がドレスローザの新たな王となる

リク王がトンタッタ族と物資を提供する契約を交わす

司法の島エニエスロビーが完成する

約700年前 テキーラウルフで島と島をつなぐ巨大な橋の建設が始まる

現在、『空白の100年』について明らかになっているのは、

ジョイボーイが存在しており、魚人島の当時の人魚姫に約束を破ったことへの謝罪文を残した

天月トキが生まれた

光月一族によって『歴史の本文』が作られた

という、この3つですね。

さすがに情報が少ないです。

ワンピースの『歴史の本文』をチェック!

解き明かすことが禁忌とされている『空白の100年』の歴史。

『空白の100年』の歴史を知るためには、『歴史の本文』を読み解くしかありません。

ここでは、ストーリーで明らかになった『歴史の本文』の内容を確認していきます!

巨大な王国が存在した(『歴史の本文』の所在地:オハラ)

オハラのクローバー博士は、

ある巨大な王国が存在した

巨大な王国と世界政府は敵対していた

敗北を悟った巨大な王国は、思想を未来へ託そうと全ての真実を『歴史の本文』として刻んだ

という仮定を五老星に説き、巨大な王国の名前を言おうとします。

ワンピース_危険な思想

危険な思想?

それを聞いた五老星は、

オハラ』は、知りすぎた……!!

と言い、巨大な王国の名を明かされる前にクローバー博士の命を奪いました。

急いでクローバー博士の口を閉ざす必要があったのは、その

仮説が当たっていた

からではないでしょうか。

古代兵器プルトンについて(『歴史の本文』の所在地:アラバスタ)

アラバスタの地下聖殿に隠されていた『歴史の本文』には、古代兵器プルトンについて記されていました。

プルトンとは、かつてのウォーターセブンで建造された造船史上最強最悪の戦艦だとされています。

クロコダイルの情報だと、

発放てば島一つ跡形もなく消し飛ばす。

という圧倒的な威力の兵器です。

その本体は、まだどこかに保管されており、その在り処は、『歴史の本文』を読み解いたロビンだけが知っています。

ちなみに、プルトンの生みの親である造船技師は、万が一の抵抗勢力として設計図を代々後世に引き継がせました。

設計図を見たフランキーは

こんなん…人間に造れんのか…

と言っていました。

ワンピース_プルトンの設計図を見たフランキー

プルトンの設計図を見たフランキー

だとすると、もしかしたらプルトンは『月の技術』を利用して設計されていたのかもしれません。

その理由……

扉絵シリーズ『エネルのスペース大作戦』で、月の古代都市『ビルカ』に機械兵士がいたことが明らかになっています。

ワンピースの世界では、人間兵器『平和主義者(パシフィスタ)』が最高の科学技術だとすれば、意思を持つ機械兵士は

相当高い科学技術

によって生み出されたと考えられますね。

さらには、月の住民が資源不足のため青色の星へ向かったことも分かりました。

ワンピース_ビルカ

ビルカ

その青色の星が、ワンピースの舞台になっている星だとすれば、

『月の技術』も一緒に地上にやってきた

ことでしょう。

古代兵器ポセイドンについて(『歴史の本文』の所在地:空島※シャンドラ)

空島にあった『歴史の本文』には、古代兵器ポセイドンについて記されていました。

その後、ポセイドンの在り処は魚人島であり、ポセイドンとは海王類と会話ができる人魚姫のことだと明らかになりました。

ポセイドンは、巨大な海王類たちを動かすことで、世界を海に沈めることも可能だと言われています。

リュウグウ王国王家に数百年に一人生まれるとされるポセイドン。

現在は、その能力をネプチューン王の娘であるしらほしが継承していました。

ジョイボーイの謝罪文(『歴史の本文』の所在地:魚人島)

魚人島にある『歴史の本文』には、ジョイボーイが当時の人魚姫に宛てた謝罪文が記されていました。

内容は、魚人島との約束を破ったことへの謝罪です。

その約束の詳細は分かりませんが、魚人島には『約束の船 ノア』があります。

そして、その『ノア』は、海王類が引く為に作られました。

ジョイボーイの約束が、『ノア』に関係することは疑いようがないでしょう。

ルフィによって半壊された『ノア』を運んでいた海王類たちは、

直すにあの一族の力が必要だが、時代が変わった……

と言っていました。

ワンピース_海王類の言葉

海王類の言葉

もしかしたら、『あの一族』というのも、プルトンと同じように『月の技術』を持った人物たちだったのではないでしょうか。

ワンピースの『空白の100年』に何があったのかを考察!

『空白の100年』にいったい何があったのか……

それは、

巨大な王国と連合軍(のちの世界政府)の戦い

があったのでしょう。

それぞれの勢力は、以下のように推測されます。

巨大な王国 連合軍
ワノ国、シャンドラ、ミンク族、魚人族、ジョイボーイ、月の技術を持つ一族 ドレスローザ、アラバスタ、他18の国

戦力差がどのくらいあったのかは分かりませんが、最終的に巨大な王国が敗れてしまいました。

それはオハラのクローバー博士が

はもう跡形もないが

と発言しているので、明らかです。

では、どうして跡形もないのか……

それは、

戦いのなかでプルトンを奪われ、消し飛ばされた

のではないでしょうか。

クロコダイルがプルトンの威力を知っていったのも、このことが漏れ伝わった可能性がありますね。

さらには、プルトンの設計図を『万が一の対抗勢力』として残していたのも、過去に奪われた事実があったからだとすれば、辻褄が合います。

世界政府は、オハラを消滅させたとき、考古学者以外の人たちも一緒に消し飛ばしました。

もしかしたら、巨大な王国を滅亡させたときも、一般人を巻き込んで消滅させたのではないでしょうか。

ネフェルタリ家は、そのような卑怯な行為をした連合軍に不信感を持ち、

巨大な王国に協力し、プルトンについての『歴史の本文』を守るよう申し出た

マリージョアへ行くことを拒否した

のかもしれません。

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まとめ

『空白の100年』の歴史は、

巨大な王国と連合軍の戦い

があったと考えられます。

しかし、世界政府が必死にその歴史を隠しているのは、

連合軍(世界政府)が人道に恥じるような手を使い勝利したから

王国の思想や古代兵器の存在が明らかになると、再び地位が脅かされる可能性があるから

今回は考察に含みませんでしたが、もしかしたらテキーラウルフの橋建設も『空白の100年』にかかわりがあるかもしれませんね。

まだまだ謎が残されているワンピース、これからの展開も楽しみです!

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