世界中に読者がいるワンピース。
その主人公は、人を惹きつける魅力を持つモンキー・D・ルフィです。
ルフィは、海賊王になるために航海するなかで、ステキな仲間たちと出会い、成長していきます。
本記事では、そんなルフィのかっこいい名言を独断でランキングにしてみました。
名シーンの振り返りとともに、チェックしていきましょう!
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10位 ルフィが初めて『ギア2』を披露する前に語った名言
「おれはもっと強くならなくちゃ仲間を守れねェ……!!」
「…おれには強くなんかなくたって一緒にいて欲しい仲間がいるから……!!」
「おれが誰よりも強くならなきゃ、そいつらをみんな失っちまう!!!」
この名言は、エニエス・ロビーにロビンを助けにいったストーリーで登場します。
ルフィは、CP9のブルーノとの戦いで、初めて『ギア2』を使う前に語りました。
ロングリングロングランドで青キジに敗け、ルフィは『仲間を守る』ために強くなろうと考えます。
その結果、生み出されたのが『ギア2』。
初めて『ギア2』を使用したルフィは、とても疲労しましたが、ブルーノを圧倒することができました。
青キジへの敗北は、ルフィを成長させる糧になりましたね。
9位 レイリーの問いに対してキッパリと言い切った名言
「支配なんかしねェよ」
「この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」
この名言は、シャボンディ諸島でレイリーに船のコーティングを依頼するシーンで登場します。
海賊王を目指すルフィに、
「キミに強固な海を支配できるか!?」
とレイリーが問いかけたときの回答です。
ルフィにとっての海賊王が『自由』だという考え方は一貫しており、ドレスローザで麦わら大船団が結成されてしまったときも、
「おれは『海賊王』になるんだよ!!!」
「偉くなりてェわけじゃねェ!!!」
と叫んだことに対して、バルトロメオが
「偉いんでねぐて『自由』……!?」
と感涙していましたね。
8位 仲間との決別を決意したサンジに叫んだ名言
「―お前がいねェと…!!」
「おれは海賊王になれねェ!!!!」
この名言は、プリンと政略結婚するためにホールケーキアイランドへ向かったサンジを、ルフィが迎えに行ったときの言葉です。
サンジは、仲間を危険な目に合わせたくなかったので、ビッグ・マム海賊団に属した方が幸せだと嘘をついてルフィと決闘します。
しかし、ルフィは一切反撃しませんでした。
一方的にボコボコに蹴られたルフィは、去っていくサンジに向かって、戻ってくるように叫びます。
ルフィのすべてとも言える『海賊王』の夢をあきらめざるを得ないという重大な発言に、度肝を抜かれました。
サンジも、ルフィにとって『海賊王』がどれだけ重要なことか分かっているだけに、この言葉は胸に響いたことでしょう。
7位 見下してきたアーロンの問いに返した名言
「俺は助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」
この名言は、アーロンが人間であるルフィに対して
「てめぇに何ができる!!!」
と『何もできないだろう!』という意味で問いかけたときに返した言葉です。
そのときルフィは、
剣術を使えない
航海術も持ってない
料理も作れない
ウソもつけない
と、仲間にはできて自分にはできないことを挙げました。
自分にできないことを受け入れ、不足しているところは仲間に助けてもらい、自分は自分のできることを精一杯やる。
ルフィのこの姿勢は、ずっと変わりませんね。
6位 8年間誰にも頼らなかったナミに助けを求められたときの名言
「当たり前だ!!!!!」
この名言は、アーロンパーク編でナミがルフィに助けを求めたときに登場します。
ココヤシ村の人たちが、アーロンの非道な行いに耐え切れず、殴り込みに行こうとするのを必死に止めようとしたナミ。
しかし、村人たちは、アーロンのナミへの仕打ちを受け入れることができず、ナミの制止を振り切ってアーロンパークへ向かってしまいます。
アーロンへの怒りを無力な自分にぶつけ自傷するナミを止めたルフィ。
何も言わずそばにいるルフィに、ついにナミは助けを求めます。
ルフィは、誰にも触らせたがらなかった『麦わら帽子』をナミに被せ、大声でこの名言を叫びました。
8年間ずっと一人で戦い続けてきたナミにとって、シンプルで力強いこの言葉は、心に沁みたことでしょう。
5位 空島でエネルと戦っているときにナミへ言った名言
「未来の海賊王の仲間がよ…情けねェ顔すんじゃねェ!!!」
この名言は、今後の対処法を考えながら動揺しているナミにルフィが言った言葉です。
ルフィとナミを乗せたまま、エネルにより方舟『マキシム』が起動しました。
このままではどこに行くかわからない
エネルを倒して逃げないきゃ
エネルを倒したら『マキシム』は落ちるのでは
エネルを倒さなければ空島は無くなる
と、考えを巡らせるが、いい対処法が浮かばないナミ。
そんなナミに『麦らわ帽子』を預け、落ち着いたようすで、ルフィはこの名言を言いました。
圧倒的な強さを見えるエネルに対し、唯一雷が効かないゴムのルフィ。
しかし、いくらゴムでも『電熱』は防げません。
不利な状況で、自称『神』のエネルに対し、自分は『未来の海賊王』であることを明示し、自分を鼓舞していたのかもしれませんね。
4位 アラバスタでクロコダイルと戦っているときに言った名言
「お前がどこの誰だろうと!おれはお前を越えていく!!!!」
この名言は、ルフィがクロコダイルとの戦いの終盤で放った言葉です。
クロコダイルは王下七武海の一人であり、明らかにルフィよりも格上。
さらには自然系の能力者であるクロコダイルに挑むルフィですが、仲間のために限界まで戦います。
ルフィは最後の力を振り絞り、聖殿から地上までクロコダイルを吹き飛ばしました。
クロコダイルは、初めてルフィを2回撃破した人物です。
その強敵クロコダイルに勝ったことは、ルフィにさらなる自信を持たせ、今後の成長を大幅に促したのではないでしょうか。
3位 自暴自棄になっていたルフィがジンベエの問いに答えた名言
「仲間がいるよ」
この名言は、エースを助けることができず自暴自棄になっていたルフィに、ジンベエが
「お前に残っておるものは何じゃ!!!」
と問いかけたときに返した言葉です。
今までどんなことがあっても、決して心が折れることがなかったルフィ。
しかし、兄エースが亡くなったことを受け入れきれず、自暴自棄になってしまいます。
ジンベエは、エースにルフィのことを託され、ルフィに厳しく問いかけました。
ジンベエの言葉のおかげで、自分がまだ失っていない大切なものがあることに気付くルフィ。
ルフィの心の強さを支えるのは、やはり『仲間』の存在が大きいのですね。
2位 王女として一人で戦おうとするビビに向けた名言
「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!!仲間だろうが!!!!」
この名言は、アラバスタで反乱軍が最終決戦に動き出したのを止めようとするビビに対して、ルフィが放った言葉です。
ユバのトトおじさんから、反乱軍が動き出したことを聞いたビビは、笑顔で反乱を止めると約束しました。
反乱軍はカトレアという街にいるため、ルフィたちは来た道を戻らなければなりません。
ルフィは、誰一人犠牲を出さないように自分を犠牲にして奔走するビビに、あえて強い語気で
「おれはクロコダイルをぶっ飛ばしてぇんだよ!!!」
と言い、カトレアに戻ることをやめます。
ルフィに人は命を落とすという現実を突きつけられたビビは、ルフィと取っ組み合いになりました。
ケンカをしながら、『仲間に頼る』ということをビビに教えるルフィ。
一人ですべて抱え込んでいたビビは、ルフィの言葉に涙を流します。
そしてビビは、アラバスタの混乱の元凶であるクロコダイルを討ちに行く決断をしたのでした。
船長として命令するのではなく、ビビ自身に気付かせ判断させるという、ルフィのリーダーシップが見えたシーンでしたね。
1位 もはやワンピースの代名詞ともいえる名言
「『海賊王』に!!!おれはなるっ!!!!」
この名言は、ルフィが冒険を始めたときに叫んだ言葉です。
ワンピースは、ルフィが『海賊王』になるための冒険を描かれいるので、まさにワンピースの根幹となる言葉ですね。
インパクトが強いこの名言ですが、実は作品中では2回しか登場していないのです。
1回目は、1話目『ROMANCE DAWN―冒険の夜明け―』の最後。
フーシャ村を出発したルフィが、小舟で海の冒険に出発したときに叫びました。
2回目は、601話目『ROMANCE DAWN for the new world―新しい世界への冒険の夜明け―』の最後。
シャボンディ諸島から新世界へ出発するルフィは、レイリーに向けて叫びました。
冒険の節目に登場したこの名言。
次に登場するのはいつになるのか、楽しみですね。
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まとめ
たくさんのルフィの名言をランキングにしてみました。
人を惹きつけるルフィの魅力が詰まっていましたね!
仲間への強い想いを持っている
明確な夢を持っており、実現するために本気で行動する
自分の弱みを認め、強みを活かす
これらのルフィの考え方は、組織のリーダー育成などにも利用されているようです。
ワンピースは、単なるマンガの域を超え、現代社会でも活用されるバイブルにもなっていたのですね。
これからも続いていくワンピース。
今後もどんな名言が登場してくるのか、楽しみにしましょう!