元中日の若松駿太が戦力外になった理由!素行が悪いのは本当?

かつて中日に、若松駿太という期待されていた若手投手がいたのを覚えていますか?

伝家の宝刀・チェンジアップを武器に、2015年には2ケタ勝利を挙げ、次世代のエースと呼ばれていました。

しかし、2018年に戦力外となり、その後他の球団からも拾ってもらえず、今は独立リーグでプレーしています。

若松駿太投手はなぜ戦力外になってしまったのでしょうか?

一説には、素行の悪さが影響したなんていう噂もありますが…。

この記事では、元中日の若松駿太投手について、戦力外になった理由を紹介していきます。

若松駿太の年度別成績

中日時代

2013年:1軍登板なし

2014年:16.1回 0勝1敗 防御率4.96

2015年:140.0回 10勝4敗 防御率2.12

2016年:115.1回 7勝8敗 防御率4.06

2017年:35.2回 1勝4敗 防御率5.55

2018年:1軍登板なし

BC栃木時代

2019年:128.0回 13勝5敗 防御率2.53

2020年:47.0回 3勝1敗 防御率1.91

2015年には10勝を挙げて、一気に次世代のエースとして期待され、翌2016年にもチームトップの7勝を挙げていました。

しかし2017年には、わずか1勝止まり。

シーズンの多くを2軍暮らしで終えると、2018年には肩を痛めてしまい2軍での成績も散々な結果に…。

こうして2018年のシーズンオフに戦力外通告を受け、クビとなってしまいました。

12球団合同トライアウトを受けるも獲得する球団は現れず、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスへ移籍し、2021年からは福島レッドホープスでプレーします。

若松駿太投手の最大の武器はチェンジアップで、2015年にはシーズンオフ名物、

『S-PARK』の『100人が選んだナンバーワン』(旧すぽるとコーナー)変化球部門4位

に選ばれるなど、同じプロからも球界一の変化球と認められるほどの、まさに魔球でした。

10勝、7勝としていたにもかかわらず、どうして若松駿太投手は戦力外になってしまったのか…。

次はネット上の噂にも触れながら、その理由を探りましょう。

若松駿太が戦力外になった理由

若松駿太投手が戦力外になった理由は、公式には明らかになっていません。

余程の大きな問題がなければ、基本的に球団側が戦力外にした理由を明かすことはないですからね。

正式な理由がわからないからか、ネット上では、このような噂が上がっているようです。

若松駿太投手が戦力外になったのは、

素行不良が原因

だと…。

しかし、筆者はこれが原因ではないと考えています。

そもそもの話なのですが、

若松駿太投手の素行が悪かったという噂は、ソースがありません。

夜な夜な遊びまくって名古屋の錦3丁目を出禁になっているだとか、キャッチャーのサインを無視しただとかいう噂が囁かれているものの、

その根拠が全くありません。

根拠がない時点で、素行不良による戦力外と断定はできないと思うわけです。

なので、目に見えてわかるデータから、若松駿太投手が戦力外になった理由を考えてみます。

若松駿太投手が戦力外になった理由として、一番の理由は、成績面でしょう。

これ以上伸びることがないと判断されたため、クビになったと考えられます。

では、何を思って球団は伸びることがないと判断したのか?

若松駿太投手戦力外の原因に、

ストレートの球速

があるのではないでしょうか。

若松駿太投手の持ち味はチェンジアップですが、チェンジアップという球種は緩急をつけられるからこそ、より効果的なのであって、

チェンジアップを活かすには、ストレートの球速が大事なわけです。

若松駿太投手が10勝を挙げた頃、ストレートが最速143キロで、コントロールもそれほど悪くはなかったため、チェンジアップとストレートで緩急をつけられていました。

そのため、チェンジアップが効果的に活き、三振の山を築き上げていたのです。

しかし、2016年からストレートの球速が140キロを切ってしまい、常時130キロ台に…。

これではチェンジアップとの緩急がつけられません。

そもそもストレートがこんなに遅いと、決め球のチェンジアップを投げる前の段階で打たれてしまいます。

130キロ台でも、中日のレジェンド・山本昌さんのように球の回転数が多く最後までノビのあるストレートならまだしも、若松駿太投手のストレートは違います。

しまいには、怪我をした影響でストレートは130キロ前半が最高球速に…。

戦力外もやむなしでしょう。

もう1つ、若松駿太投手の成績が低下し戦力外に繋がった理由として考えるのが、

太りすぎ

という点。

若松駿太投手は、戦力外になる頃には、デブと言われても仕方ないほどに太っていました…。

2015年の頃は、まだ普通の野球選手と言えるくらいの体重でしたが…

その後若松駿太投手は、どんどん太っていきます。

2017年10月の東京中日スポーツの記事によれば、

2017年の若松駿太投手は、体脂肪率が最高で24%もありました。

体脂肪率は、男性の場合は25%を超えると肥満だと言われています。

若松駿太投手は当時22歳のプロ野球選手でありながら、肥満寸前の体型になっていたのです。

体重を増やすことは悪いことではありませんが、筋肉ではなく脂肪ばかりがついては意味がありません。

もしかしたら、このどんどん太っていったところが、

自己管理能力の低さ→素行不良

と、噂に尾ひれがついていったのかもしれませんね。

若松駿太投手は、2016年の頃から既に体重管理について注意を受けていました。

幸いにも2016年までは、選手寮である昇竜館で生活していたので激太りしなかったのですが、2017年から一人暮らしを始めました。

健康管理をしてくれる奥さんみたいな人がいればよかったのでしょうが、残念ながら一人暮らし。

自身では歯止めが利かなくなり、どんどんおいしいものばかり食べてしまったのでしょう。

その結果、デブになってしまい、パフォーマンスも悪くなってしまった…というわけです。

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まとめ

今回は、元中日の若松駿太投手が戦力外になった理由を紹介しました。

中日ファンの筆者としては、若松駿太投手が10勝した当時は、かなり期待していたんですけどね…。

2016年からストレートの球速が130キロ台になってチェンジアップを活かせなくなり、さらにはデブ化が進行。

その結果が、戦力外だったのでしょう。

若松駿太投手の場合、選手寮である昇竜館を出た2017年から、急激に肥満化していったので、自己管理能力がなかったのでしょうね。

それが、ソースのない素行不良という噂になっていき、若松駿太投手の戦力外の原因と言われるようになったのだと思います。

そんな若松駿太投手は、今もNPB復帰を目指しているそうなので、ぜひとも頑張ってほしいものです。

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