仮面ライダーシリーズ生誕50周年企画として、新たな作品が続々と発表されましたね。
中でも、度肝を抜いたのが、
映画『シン・仮面ライダー』
ではないでしょうか。
『エヴァ』シリーズで知られる庵野秀明監督が、またもや『シン』と名のつく作品を手掛けるとは…。
仮面ライダーファンとしては、非常に気になる『シン・仮面ライダー』。
この記事では、『シン・仮面ライダー』について、公開日やストーリーを考察していきます。
『シン・仮面ライダー』の公開日はいつ?
2021年4月3日、仮面ライダーシリーズ50周年を記念したイベントがおこなわれ、
- 『仮面ライダーW』続編の漫画『風都探偵』のアニメ化
- 『仮面ライダーBLACK』のリブート作品『仮面ライダーBLACK SUN』
そして冒頭で触れた、『シン・仮面ライダー』が発表されました。
監督を務めるのは、庵野秀明監督です。
庵野秀明監督といえば、大の特撮ファンであり、これまでに、『シン・ゴジラ』を手掛け、
公開時期が延期となった『シン・ウルトラマン』の監督も務めている
など、特撮界に『シン』旋風を吹かせています。
ネットユーザーの間では、これら庵野秀明監督の作品を、『シン』シリーズと呼んでいますね。
さて、今回発表された『シン・仮面ライダー』は、いつ公開されるのか?
いまのところ具体的な公開日は明かされていません。
ただ、『このくらいの時期』というのは既に発表されています。
映画『シン・仮面ライダー』の公開日は、
2023年3月
を予定しています。
東映の白倉取締役は、
撮影自体はこれから始まりますが、期間としてはかなり余裕があるので、公開日には間に合うだろう
とコメント。
延期の可能性は、低いとみてよさそうですね。
この公開時期には裏話があります。
『シン・仮面ライダー』の公開日は、仮面ライダーシリーズ50周年の2021年を予定していた
というのです。
企画自体は、6年前から始めていたのですが、
新型コロナウイルスの影響によりスケジュールが乱れ、2023年の公開に変更せざるを得なかった
とのこと。
数年前の庵野秀明監督といえば、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の制作が停滞していて、
「仕事しろ」
なんて言われていた時期ですよね。
しかし実際には、6年前の庵野秀明監督といえば、
鬱状態になっていたところから何とか復帰して、『シン・ゴジラ』を制作していた時期
です。
つまり、庵野秀明監督は、
『シン・ゴジラ』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を制作しながら、『シン・仮面ライダー』や『シン・ウルトラマン』の構想も練っていた
ということになります。
仕事をさぼっているどころか、実際には大作映画の制作を2つ進行させながら、巨大な企画を2つも練っていたわけで、仕事をし過ぎなレベルですよね。
基本的に、プロジェクトは企画の構想段階では表に出ることはないので、一般人からしたら、まだ存在しないに等しいです。
しかし、われわれの目に見えない水面下では色々と進んでいることが多いのです。
ある作品の制作が滞っているからといって、安易に『サボっている』なんて言うのはよくないな…と、この真実を知って改めて思った次第です。
『シン・仮面ライダー』のストーリー
『シン・仮面ライダー』のストーリーは、どんな内容になるのか?
残念ながら、現在の発表段階では、ストーリーやあらすじは公開されていません。
どのような作品になるかは全くもって不明ですが、庵野秀明監督のコメントから、内容を考察してみましょう。
庵野秀明監督は、『シン・仮面ライダー』発表の際に、次のコメントをしました。
石ノ森章太郎先生と東映生田スタジオが描いていたエポックメイキングな仮面の世界を現代に置き換えた作品を、そしてオリジナル作品を知らなくても楽しめるエンターテインメント作品を目指し、頑張ります。
コメントを読む限りでは、
『シン・ゴジラ』と同じようなアプローチで、初代仮面ライダーの世界観を現代に置き換えた内容
こんな印象を受けますね。
あの庵野秀明監督が手がける!と聞いた時には、
石ノ森章太郎先生の漫画版のような、ダークで非常に暗いストーリー
を予想していました。
しかし、今回のコメントには、東映生田スタジオという単語もあったので、少なくとも、
ベースとしているのはテレビ版『仮面ライダー』
と考えられます。
さすがに石ノ森章太郎先生の漫画版だと、グロテスクな表現だったり、本郷猛が脳髄だけになるなどのショッキングな展開が多いため、大衆にウケからは程遠いですし…
仮に、初代の世界を現代に落とし込むストーリーだとしたら、
仮面ライダー1号、2号が改造人間でなくなる可能性
はありそうですね。
現代のライダーである、平成・令和ライダーに改造人間がいなくなった理由に、
人工臓器や義手義足などにより、昭和ライダーでいう改造人間の定義に当てはまる人たちが現れ、それに対する配慮
もあるそうです。
『シン・仮面ライダー』では、仮面ライダーという存在を、どのように描くのかは、とても気になりますね!
その場合、ライダーだけでなく、怪人のルーツをどうするかも気になるところ。
怪人は、現代の技術を大きく逸した存在ですし、謎の多いショッカーをどう落とし込むのか。
昭和・平成・令和と仮面ライダーシリーズを見てきた筆者としては、新しいライダー作品の形に期待したいものです!
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まとめ
仮面ライダーシリーズ生誕50周年記念作品として、映画『シン・仮面ライダー』が発表されました。
『シン・仮面ライダー』の監督を務めるのは、『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』の庵野秀明監督です。
公開日は、2023年3月を予定しています。
まだ2年も先ですが、早くも期待が高まっています。
どんなストーリーになるのかは、まだ検討もつかないレベルです。
ただ、庵野秀明監督のコメントを見る限りでは、
『シン・ゴジラ』のように、昔の作品を現代社会に落とし込むスタイル
になると、筆者は予想しています。
庵野秀明監督の描く新しい仮面ライダー…。
どんな出来になるのか、いまから続報が楽しみです!