メタルギアソリッド6の可能性考察!小島秀夫とコナミ退社の真実

自社ゲーム潰しの神・コナミが終わらせたゲームシリーズは数多くあります。

その中の1つ、『メタルギア』シリーズ。

ナンバリングタイトルは、『メタルギアソリッド5 ファントムペイン』を最後に途絶えてしまっています。

シリーズの最新作品はメタルギアである必要がなかった『メタルギアサヴァイヴ』という謎の作品…

そして、気になるのは、小島秀夫監督がコナミを退社した今、

『メタルギアソリッド6』の制作されることはあるのか?

ですね。

この記事では、『MGS』シリーズ最新作の『メタルギアソリッド6』の発売日は果たして訪れるのか。

また、小島秀夫監督とコナミの真実をお伝えします。

メタルギアシリーズの発売年表

まずは、『メタルギア』シリーズの、これまでの発売間隔をチェックしていきます。

リメイクやデジタルコミックの『バンドデシネ』シリーズ、海外のみの作品(『Snake’s Revenge』など)を除いたゲームとしての作品のみを紹介します。

ソーシャルゲームなども除外します。

また、ナンバリング順などはありふれているので、あくまでも発売日順にこだわった年表です。

『メタルギア』シリーズの発売年表

メタルギア (1987年7月13日)

メタルギア2 ソリッドスネーク (1990年7月20日)

メタルギアソリッド (1998年9月3日)

メタルギア ゴーストバベル (2000年4月27日)

メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ (2001年11月29日)

メタルギアソリッド3 スネークイーター (2004年12月16日)

メタルギアアシッド (2004年12月16日)

メタルギアアシッド2 (2005年12月8日)

メタルギアソリッド ポータブル・オプス (2006年12月21日)

メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット (2008年6月12日)

メタルギアソリッド ピースウォーカー (2010年4月29日)

メタルギア ライジング リベンジェンス (2013年2月21日)

メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ (2014年3月20日C)

メタルギアソリッドV ファントムペイン (2015年9月2日)

メタルギアサヴァイヴ(2018年2月21日)

この中でも、小島秀夫さんが監督でないメタルギアもいくつかあります。

上記以外でも、リメイクなどの作品も販売されているため、

ほぼ2年に1本のペースで『メタルギア』シリーズは何らかの作品が出ていること

になりますね。

しかし、既に『メタルギア』シリーズ生みの親・小島秀夫監督はコナミを退社…

小島秀夫監督退社後に発売された『メタルギア』シリーズが、

メタルギアである必要がなかった『メタルギアサヴァイヴ』

という謎のゾンビゲーしか発売されていません。

そして2021年4月現在、『メタルギア』シリーズは、『メタルギアサヴァイヴ』を最後に途切れています。

新たな『メタルギア』シリーズは、もう発売されないのでしょうか?

『メタルギアソリッド6』発売の可能性は?

ファンが最も気になるのは、

  • 『メタルギア』シリーズ最新作はいつ発売なのか?
  • はたして『メタルギアソリッド6』は発売されるのか?

ですよね。

筆者が『メタルギアソリッド6』の発売日を予想するなら…

とても残念ではありますが、

『メタルギアソリッド6』が発売されることはない

と言うしかありません。

いくつか、『メタルギア』シリーズ最新作に関する噂が出たことはありました。

まず、ヤフー知恵袋で発見された、謎の2つのタイトルです。

ヤフー知恵袋には、

  • 『メタルギアソリッド6 メリルリベンジズ』
  • 『メタルギアソリッド6 ザ・アウターヘブン』

なる、2つの作品が、質問で見受けられました。

しかし、実際にはそんな作品は発表されていません。

れっきとしたデマです。

次に、2020年に囁かれるようになった噂として、

小島秀夫監督が、『メタルギア』シリーズ、『サイレントヒル』シリーズの版権をコナミから買い取る

というものがあります。

しかし、これも残念ながら、ガセだと判明しました。

他でもない小島秀夫監督自身が、

「ああ、それは完全にデマですね。少なくとも僕は全く聞いていないので」

と否定したのです。

これらの噂が否定されたことに加え、少なくとも、コナミが『メタルギアサヴァイヴ』という、ガワを使っただけのパチモノしか作れないとわかった以上、

『ナンバリングタイトル最新作が出ることはまずない』

と考えます。

2018年発売の『メタルギア』の名前だけを利用した『メタルギアサヴァイヴ』みたいな作品は、今後も作られる可能性はありそうです。

しかしナンバリングタイトルとなると、アイデアを持っていた生みの親である小島秀夫監督がコナミを退社した以上、再び手を組むことがない限り、制作できません。

いずれにしても、『メタルギアソリッド6』については、もう期待しないほうが良いです。

何しろ、自社コンテンツを大量に潰してきたコナミですからね。

  • ゴエモンシリーズ
  • 幻想水滸伝
  • ときめきメモリアル
  • 悪魔城ドラキュラ
  • グラディウス
  • サイレントヒル

など、挙げればきりがないほど、人気コンテンツを潰しに潰しました。

これらのタイトルの中に、『メタルギア』シリーズも足が浸かっている状態なのです。

まぁ、1つだけ可能性があるとするならば、

新作が発表された『桃鉄』シリーズのように、熱意を持った社員が小島秀夫監督と手を組む

ということでしょうか。

ゲーム屋としては廃れたといっても、まだコンシューマゲームに夢を持つ社員たちはいるはずです。

そんなコナミ社員が小島秀夫監督と手を組む…

それしか、『メタルギアソリッド6』が作られる可能性はないのではないでしょうか。

しかし、現状ではその可能性も薄いとの見方が強いです。

なぜなら、

小島秀夫監督とコナミを巡る問題は、喧嘩別れしたのでは?

という見解が多いからです。

小島秀夫監督とコナミの間に起きた問題の真実は語られていませんが…

少なくとも、いくつか判明していることがあります。

時系列にすると、以下のような事態が起きていました。

  1. 2015年3月にコナミの役員から降ろされる&コジマプロダクションが解散
  2. ギレルモ・デル・トロ監督とタッグを組んで制作していた『サイレントヒル』新作が制作中止に※1
  3. コジマプロダクションの冷遇ぶりが日本経済新聞に載る※2
  4. 2015年のThe Game Awardsに、コナミ法務部に出席を禁止される

※1 この時、ギレルモ監督は「2度とゲーム制作に関わらないと決めた」と語り、事あるごとにコナミに対して暴言を吐くようにまでなった。

※2 コジプロのインターネットは遮断状態、さらにコジプロに関わらず、社員は自分のメールアドレスを持てない、監視カメラで勤務状況を監視されていたなど、劣悪な環境に置かれていた。

これらの判明している情報から、ネットユーザーは、

コナミと小島秀夫監督との間に、亀裂が生じていたのではないか?

との声が多数上がり、コナミが悪い、小島秀夫監督が悪いなど、多くの議論が巻き起こりました。

真実は、小島秀夫監督かコナミが語らない限り不明ではありますが…

ただ、『メタルギアサヴァイヴ』が発表された際に、

「メタルギアにゾンビなんて出るわけない」

と皮肉を言ったくらいです。

コナミとの仲は、かなり悪く、両者が手を取り合う可能性は、ゼロに近いですね。

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まとめ

『メタルギア』シリーズは、ナンバリングタイトルは『メタルギアソリッド5』を最後に最新作は出ていません。

(スピンオフとしての『メタルギアサヴァイヴ』は2018年に発売。)

『メタルギアソリッド6』の発売日は、残念ながら、もう発売されることはありません。

その日は来ないことが濃厚です。

『メタルギアソリッド6』に関する噂はあったものの、どれもガセでした。

『桃鉄』シリーズのように、コナミと小島秀夫監督との間を結んでくれる存在もいません。

仮にコナミが小島秀夫監督なしで、ナンバリングタイトルの『メタルギアソリッド6』を作れても、その内容のクオリティが高くなるとは、到底思えないですね。

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