日本のソウルフードといえば、やっぱり『おにぎり』!
手作りはもちろん、コンビニのおにぎりも結構おいしいし、種類も豊富ですよね。
ところで、『コンビニ』と言っても何社かありますが、
コンビニ各社で、おにぎりの大きさはどのくらい違うのでしょうか?
また、
『コンビニのおにぎりも小さくなっている』という話もありますが、本当でしょうか?
ここ数年、内容量が減った食品も多いですし、気になりますよね。
そこで今回は
- コンビニおにぎりの大きさや重さなどの違い
- コンビニおにぎりは以前と比べて、本当に小さくなっているのかどうか
について、実際に大手コンビニ3社のおにぎりを調査しました!
おにぎり好きのあなた、ぜひ読んでくださいね!
コンビニおにぎりの大きさや重さはどう違う?
コンビニおにぎりの大きさはどう違う?
結論から言うと、
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでは、同じ種類のおにぎりなら、大きさにあまり差はない
と考えられます。
実際に
- 鮭
- ツナマヨ、もしくはシーチキンマヨネーズ
のおにぎりの大きさを測った結果を比べてみましょう。
今回は、ラッピング外し、海苔を付けない状態で、おにぎり本体の大きさを測りました。
『底辺』は、お店に立てて置いてある時に下になる辺を『底辺』としています。
なお、
- 値は測る場所によって多少値が違う
- 定規がおにぎりに触れないように計ったので、概測となっている
- 同じコンビニの同じ種類のおにぎりでも、誤差程度の違いはあると考えられる
ということから、『だいたいの目安』として、とらえてみてくださいね。
底辺(cm) | 高さ(cm) | 厚み(cm) | 体積(cm3) | ||
セブンイレブン | 紅しゃけ | 8.5 | 6 | 3 | 76.5 |
ツナマヨ | 8.5 | 6 | 3 | 76.5 | |
ローソン | 焼鮭ほぐし | 8 | 6.5 | 3 | 78 |
シーチキンマヨネーズ | 8 | 6.5 | 2.5 | 65 | |
ファミリーマート | 熟成紅鮭 | 8 | 6.5 | 3 | 78 |
シーチキンマヨネーズ | 8 | 7 | 2.5 | 70 |
概測ですが、こうして比べてみると
底辺の差
⇒だいたい0.5cmくらい
高さの差
⇒だいたい1㎝くらい
厚みの差
⇒だいたい0.5㎝くらい
体積の差
⇒最大13cm3くらい
ということで、どこのコンビニのおにぎりでも、大きさにはほとんど差がないですね。
各コンビニのおにぎりの重さの違いは?
次に、重さを比べてみましょう。
『鮭』のおにぎりを比べてみると、
コンビニ名 | 名称 | 重さ |
セブンイレブン | 熟成直火焼紅しゃけ | 約107g |
ローソン | 焼鮭ほぐし | 約107g |
ファミリーマート | 熟成紅しゃけ | 約105g |
※アナログのキッチンスケールを使っているので、誤差があります。
ということで、重さもほぼ同じです。
各コンビニのおにぎりの値段はどう違う?
大きさや重さにははあまり差がありません。
ですが、値段はどうでしょうか?
価格も比べてみました。
セブンイレブン | ローソン | ファミリーマート | |
鮭 | 140円(税抜) | 150円(税込) | 150円(税込) |
ツナマヨ・
シーチキンマヨネーズ |
115円(税抜) | 120円(税込) | 124円(税込) |
※2021年3月19日時点での価格です。
ということで、価格も
おにぎりの中身の種類が同じなら、価格にも大きな違いはない
という結果でしたね。
『コンビニおにぎりが前より小さくなっている』って本当!?
いろいろな食べ物がサイズダウンしてしまっているこの頃。
『コンビニのおにぎりも小さくなっている!』という声もあります。
そこで、『コンビニのおにぎりは、本当に前より小さくなったのかどうか』について、調査しました。
コンビニのおにぎりは小さくなっているのか?
結論から言うと、
コンビニのおにぎりは、5年前と比べて、ほぼ変わらない大きさです。
コンビニ各社の広報でも、
セブンイレブン
⇒代表的な手巻きおにぎりでは、ご飯の量は変更していないが、商品によってはニーズに合わせて具材を増やしたおにぎりもある
ファミリーマート
⇒糖質制限の流行でお米の量を抑える傾向はあるが、種類によっては具材のボリュームを増したおにぎりもある
ローソン
⇒ご飯の量は変えていない
参考 マネーポスト『コンビニのおにぎり「小さくなった」疑惑は本当だった!?』
と回答しています。
実は、筆者もそう思いました。
ということで、さらに調査しました!
本当に大きさは変わってない?5年前と重さを比較してみた!
約5年前のおにぎりと、現在のおにぎりでは、どのくらい重さが違うのか、調査と比較をしました。
といっても、過去のおにぎりを買うことはできないので、
- 2016年4月のおにぎりの重量は、『”定量”と”定性”で徹底比較!コンビニ大手3社のおにぎり、どこが一番お得で美味しいの!?』での測定結果を引用
- 2021年3月のおにぎりの重量は、筆者が買ったおにぎりで測定
- オーソドックスな『鮭』の手巻きおにぎりで比較する
- おにぎりの重さは、『”定量”と”定性”で徹底比較!~』の記事と同様、ラッピングと海苔を外した状態で量る
という方法で比べます。
結果はこうなりました。
コンビニ名 | 2016年4月 | 2021年3月(※) |
セブンイレブン | 104.73g | 約107g |
ローソン | 101.75g | 約107g |
ファミリーマート | 106.49g | 約105g |
参考 “定量”と”定性”で徹底比較!コンビニ大手3社のおにぎり、どこが一番お得で美味しいの!?
※アナログのキッチンスケールを使っているので、誤差があります。
こうして比べてみると、誤差があるとしても、
2016年4月から2021年3月の約5年間で『小さくなった』というほど目減りはしていませんね。
5年前と今の値段の違いはある?
おにぎりの大きさは、約5年前とさほど変わっていません。
では、値段はどうなのでしょうか?
約5年前の値段と今の値段を調査しました。
コンビニ名 | 種類 | 2016年4月 | 2021年3月 | 値上げ額 |
セブンイレブン | 鮭 | 140円(税抜) | 140円(税抜) | 0円 |
ツナマヨ | 102円(税抜) | 115円(税抜) | 13円 | |
ローソン | 鮭 | 135円(税込) | 150円(税込) | 15円 |
シーチキンマヨネーズ | 110円(税込) | 120円(税込) | 10円 | |
ファミリーマート | 鮭 | 140円(税込) | 150円(税込) | 10円 |
シーチキンマヨネーズ | 110円(税込) | 124円(税込) | 14円 |
今回比べた2種類×3コンビニの6つのおにぎりでは、
セブンイレブンの鮭おにぎり以外は、10~15円値上がりしています。
本当にそうですね。
でも、20年もデフレが続いて、消費税率も上がっているのですから、企業としても値上げせざるを得ないのでしょう。
政治や経済は、コンビニのおにぎりにも影響する、ということですね。
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まとめ
コンビニ大手3社の
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
の『鮭』と『ツナマヨ/シーチキンマヨネーズ』の手巻きおにぎりを調査したところ、
大きさには、ほとんど違いがないことがわかりました。
概測で、底辺も高さも厚みも、0.5~1cm程度の差です。
値段にも大きな違いはなく、
鮭のおにぎり
⇒140~150円
ツナマヨ・シーチキンマヨネーズのおにぎり
⇒115~124円
くらいの価格になっています。
また、『コンビニのおにぎりが小さくなっているのでは?』という話もありますが、
今回調べた『鮭』『ツナマヨ・シーチキンマヨネーズ』のおにぎりは、各社とも5年前のサイズから、ほとんど変わっていません。
その代わり、5年前より10~15円程度、価格が高くなっています。
おにぎりは、主食になります。
おやつや、惣菜などとは違って、サイズを小さくしにくいジャンルなのかもしれませんね。
今後はぜひ、大きさも値段も、このままであってほしいところです。
そのためにも早くデフレを抜け出して、経済の状況が良くなると良いですね。