漫画家・あずまきよひこ先生の漫画作品『よつばと!』。
現在、漫画誌・月刊コミック電撃大王で、不定期連載となっており、何年も新刊を待っている人が多い作品ですね。
そんな『よつばと!』がなんと、
2021年2月27日に、約3年ぶりとなる単行本15巻が発売されました!
となると、次に気になるのは、
次の最新刊となる16巻がいつ発売になるのか?
ですよね。
そこで、この記事では最新刊となる『よつばと!』16巻の発売がいつになるのか?
『よつばと』の連載状況や休載状況から、『よつばと!』16巻の発売日を予想していきます。
『よつばと!』最新刊(16巻)の発売日はいつ?
不定期連載中で、単行本の発売も2年おきペースになっていた『よつばと!』。
筆者は、15巻の発売日が2020年秋と予想していたのですが、見事に外れました。
しかし、無事に『よつばと!』は単行本を発売することができ、
2021年2月27日、ファンが約3年待った末に発売!
(正式には2年10か月ぶり)
ファンは皆、大いに喜んだことでしょう。
それで次に気になるのは、16巻の発売日ですよね。
まず、現在の漫画のストックがいくつあるか確認してみましょう。
基本的に、『よつばと!』の単行本は、
1巻7話~8話が収録
されています。
既に2話くらいのストックがあった場合、ストック0よりも半年くらい早く発売される計算が見込めるわけです。
現在の『よつばと!』のストックがどうなっているのかというと…?
15巻に収録された第108話以降となる、『よつばと!』の連載状況を見てみましょう。
109話:なし
なんということでしょう。
109話はまだ電撃大王で掲載されておらず、ストックがゼロ!
連載状況どころの話ではありません。
どうしてストックがないかというと、実は、電撃大王では前後編として2話扱いになっていた話が、
単行本では1話扱いとしてまとめられていた
のです。
15巻発売前の段階で、電撃大王での連載では、ストックはこのようになっていました。
99話:よつばとバナナジュース
100話:よつばといし(前編)
101話:よつばといし(後編)
102話:よつばとしけんべんきょう(前篇)
103話:よつばとしけんべんきょう(後編)
104話:よつばとえのぐ(前編)
105話:よつばとえのぐ(後編)
106話:よつばとほん
107話:よつばとランドセル(前編)
108話:よつばとランドセル(後編)
10話ほどありますね。
さすがにこれだけあれば、次の16巻用のストックも残るだろうと思っていました。
その予想に反し、実際に15巻に収録されたのが、以下の通り。
- よつばとバナナジュース
- よつばといし
- しけんべんきょう
- よつばとえのぐ
- よつばとほん
- よつばとランドセル
1巻6話しか収録されていませんが、前後編で事実上10話ほどになっているため、ボリュームとしては問題ありません。
しかし、前述の通り、
連載では2、3話になっていた内容が1話にまとまってしまった
といった要素があって、
2021年2月終了時点での、連載ストックはゼロ
というわけです。
さて、電撃大王の方はストックがゼロで、最後に掲載されたのは2020年12月。
電撃大王2月号で掲載された『よつばとランドセル』(後編)です。
これではストックからの予想ができません。
そこで『よつばと!』の過去の連載状況から、『よつばと!』16巻の発売日を推測してみましょう。
15巻で収録された話の『よつばと!』の掲載状況を見てみると、
- 99話:2018年11月
- 100話:2019年3月
- 101話:2019年4月
- 102話:2019年7月
- 103話:2019年8月
- 104話:2020年1月
- 105話:2020年2月
- 106話:2020年8月
- 107話:2020年9月
- 108話:2020年12月
こんな感じでした。
1年で4~5話掲載されるので、現状は、
1話2か月~3か月という超鈍足ペース
となっています。
まぁ、15巻以前は1話3~4か月ペースだったので、これでもペースが早くなった方ですが…。
ペースが以前のような3~4か月に戻るおそれもあるため、何とも言えません。
だいたい単行本化される基準である、7話分、8話分が掲載される期間、1年十数か月~2年ほどで16巻が発売されるのか?
というと、それは違うでしょう。
『よつばと!』は、
単行本化のために2か月ほどの書き直し期間
があることを考慮しなければなりません。
また、15巻で前後編の話を1つにまとめていたことを考えると…。
今後の話の中で、前後編となるものがあった場合、掲載2話分が単行本ストックの1話分と考える必要があります!
合計で、
10話以上のストックが必要になる可能性
もあるので、それも考えると、『よつばと!』最新刊の16巻発売日は、
2023年冬ごろ
になると予想します。
ついに近年の単行本発売ペースである2年半という期間を守れなくなってきたので、このぐらいが妥当ではないでしょうか。
『よつばと!』の連載が不定期なのはなぜ?
そもそもの話、どうして『よつばと!』は不定期連載なのか?
月刊誌という媒体で連載しているのですから、毎月掲載するべきであり、1話と1話の間が長い時には半年以上かかるなんて、言語道断です。
ファンからしたら、たまったものではありませんよね。
しかも、今の『よつばと!』は、展開的に終わりが近づいていそうなのに、それが長い間お預けになるなんて…。
『よつばと!』が不定期連載になっているその要因は、ズバリ!
作者である、あずまきよひこ先生の都合
というシンプルな理由です。
作者の都合って、理由としてはシンプルですが、あまりに大雑把でよくわからないですよね。
あずまきよひこ先生に、どんな事情があって、不定期連載となっているのか…
例えば、病気や家族の諸事情など、どうしても漫画を書くことができない事情があるなら理解できます。
ところが、
『よつばと!』休載理由は、全く公表されていない
のです。
『全くわかっていない』ということは、様々な憶測が立ってしまうわけで、案の定、ネット上では、
いくつかの休載理由の推測
が挙がるようになりました。
それが、以下の理由です。
『よつばと!』が不定期連載の理由1燃え尽き症候群
作者・あずまきよひこ先生の燃え尽き症候群では?
という理由を、ネット上では多く見かけます。
実は、『よつばと!』単行本12巻発売の頃に、
「ここで終了とさせたかったのでは?」
と感じさせる描写があるのです。
現在のあずまきよひこ先生は、
『よつばと!』の休載が多い割に、Twitterで自由気ままにしている
といった姿を見ると、燃え尽き症候群の可能性は高く感じますね…。
『よつばと!』のファンとしては、なんとか毎月連載してほしいところです。
『よつばと!』が不定期連載の理由2ネタ探しの苦労
他にも、『ネタ不足』という噂もちらほら耳にします。
『よつばと!』という作品は、作者のあずまきよひこ先生によると、
イメージの中のよつばが、それぞれの場所で勝手に動き、その描写を一枚一枚漫画にしていく
という、
『よつばのドキュメンタリーを撮っている気分』
とのこと。
なかなか自分の中でよつばが動いてくれない場合、
各地を出歩き、家電量販店などで取材をしてネタを探すこともある
のだとか。
そのため、ネット上では、
納得のいくネタができず、結果的にネタ切れという形になってしまい、連載が難航しているのでは?
とも言われているようです。
ただし、以上の理由は推測です。
残念ながら公式から発表されていないので、なぜ『よつばと!』の連載状況がよろしくないのか、その真相は闇の中と言えます。
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まとめ
漫画『よつばと!』は、2年10か月の時を経て、2021年2月27日、ついに15巻が発売されました。
次に最新刊となる16巻の発売日は、現状では何とも言えず、
早くても2023年冬頃
ではないかと予想しています。
その根拠として、現在『よつばと!』の連載状況は、
15巻に収録されている最後の話『よつばとランドセル』の話以降、一度も掲載がなかったこと
で、さらには単行本の発売ペースである2年半というペースが崩れたことが挙げられます。
休載が多いことが一番の問題です。
記事で紹介した理由がどうかはわかりませんが、電撃大王での連載を、できるだけ早めの更新をしてほしいものですね。