子供の頃に、
「学校の勉強つまんない」
「なんで勉強する必要があるの?」
と思ったことはありませんか?
筆者も学生時代は、常に思っていて、勉強を好きだった日本史以外は全く勉強しなかった結果、ダメ人間となってしまいました。
ダメ人間の極みとなってしまった今なら、
『学校で勉強をする理由』
がわかりますし、勉強しなかったことを非常に後悔しています。
この記事では、勉強をしなかったことを後悔した筆者が、子供が学校で勉強をする理由や、勉強が面白くなる方法を解説していきますね。
子供が学校で勉強をする理由
なぜ子供の時に勉強をするのでしょうか?
学校で勉強をする理由がわかれば、勉強に対する見方も変わってくるかもしれません。
子供が大人に、
「どうして勉強しないといけないの?」
と聞いた時に、よく返ってくる答えは、
- いい学校に進学するため
- 就職で有利になるため
- 将来役立つから
- 夢の実現のため
- 勉強しないと苦労するから
こういった返答ですよね。
実際、どれも間違っていません。
学校の勉強は、進学や就職に直結し、中卒で終わってしまうか、高卒か大卒かで、将来の就職先の数は全く違います。
大卒以降を募集条件にしている企業もあるので、中卒、高卒では就職先の幅が狭まってしまいますし、
単純に就ける職の少なさは、人生の難易度は上がります。
では大学に行くにはどうしたらいいか?
小中高でしっかり勉強をして、受験に受かる
ことが必要になりますよね。
また、いい大学へ行くことで、さらに就職先の幅が広がります。
いい大学へ行こうと思えば、さらに勉強が必要になるでしょう。
夢の実現も、大学へ行くための勉強と似た部分があります。
たとえば、なりたい職業があった時、その職業に就くために必要なものは何かを調べたら、専門学校へ行く必要があるとわかりました。
専門学校に行くためには受験が必要で、試験で落ちないためには勉強をする必要が出てきます。
だから、
「学校での勉強は必要だ!」
という論調になるわけです。
しかし、子供の頃に就職に有利になるとか、自分のためになると言われても、あまり実感が湧かないものです。
勉強をしていなくて後悔した筆者が、将来のビジョンが見えない今の学生たちに、
『なぜ学校での勉強が必要か?』
を説くなら…
『楽』
この1文字です。
『楽』には、
- 日常生活において『楽』になる
- 視野が広がって『楽』しくなる
の2つの意味があります。
勉強をしたくなかった筆者は、
筆者
数学なんてやっても役に立たないし。
筆者
理科とか絶対将来使わないでしょ。
筆者
英語なんて海外に行く気がないから、必要ない。
こんなことをのたまって勉強をしてきませんでした。
しかし、実はこれらの勉強は、日常生活で大いに役立っていたんです。
まずは数学。
数学なんて勉強して、将来どこで使うんだ?と思っている学生も多いはず。
しかし、数学というのは、日常生活を楽にしてくれる科目なんですよ。
例えば食材を買う時、似た肉が並んでいて、入っている肉のグラム量と価格が違った時。
「これとこれ、グラムあたりどっちが安いんだろう…?」
と思った時、数学を学んでいればすぐに計算して、安い方を買うことができます。
また、ローンを組む時も、
数学の勉強をしていれば、利息を計算して損のないように組むことができ、長期ローンなどに仕組まれた業者側が儲かる仕組みを見破る
こともできます。
数学を勉強しておくと、
日常生活が楽になったり、節約して生活することができる
という利点があるんです。
理科も重要です。
理科で勉強する仕組みを理解できていれば、
- 水素水のような、エセ科学に騙されない
- 『洗剤を入れたアルミ缶が爆発した』というような事故を起こさず、自分の損害や周囲の迷惑を防ぐことができる
など、日常生活に潜む危険や罠を回避することができます。
勉強をしていると、日常生活を送る上での不便が減りますよね。
これこそが、勉強しておくことで得られる『楽』なんです。
学生にとって、もっと目先の話をするのであれば、
学校の勉強をしっかりやっておけば、テスト勉強に何時間もかけたり、追試に余計な時間を費やすこともなく、結果的に遊ぶ時間も増える
と言えます。
これも、生活が『楽』になると言えますよね。
要するに、学校の勉強をしておけば、言い方は悪いですが、
勉強していないバカを騙すために作られた仕組みに引っかからず、損をしない
というわけです。
商売は、最終的には売上が大事になるので、利益を出さないといけません。
となると、上手い言い方で情弱からお金をふんだくるのも、1つの手段になってきます。
相手はプロなので、その辺りの騙し方が非常に上手いです。
ただ、中学・高校で習う勉強ができていれば、そういったものに騙されず、おトクに生活ができるんです。
次に、視野が広がり楽しくなるとはどういうことか?
例えば、英語を勉強していたら、
- 好きなアーティストの英語歌詞が何を言っているのかわかり、曲の背景が全て理解できるようになる
- 海外旅行を不便なく満喫できる
など、知っておくと楽しみの範囲が広がります。
筆者は、英語圏のVtuverの言っていることが理解できなかった時、
筆者
英語をちゃんと勉強してれば、理解できてただろうしもっと配信が楽しく見られているんだろうなぁ…
と、後悔したばかりなので、ひしひしと英語を勉強しておけばよかったと感じています。
知識があると、目の前の世界が広がり、趣味も含めて生活がもっと楽しくなるのです。
もう1つ、これも随分と性格の悪い話ではあるのですが、
勉強していると、相手にマウントをとったり優越感に浸ることができ、精神的な快楽を得られる
のも、少なからず利点としてあるでしょう。
日頃感じているやりきれないストレスなどを、無知でバカな人を見ることで見下せば、結果的にストレス発散になることだってあるんです。
これもある意味、勉強の楽しさの1つですよね。
勉強が楽しくなる方法
勉強がどれだけ役に立つ、日常生活も楽しくなると言われても、
「勉強自体がそもそも楽しくない」
と思ってしまえば、途端に苦痛になってしまいます。
勉強を楽しくする方法や、勉強が楽しいと思えるような考え方はないのか?
勉強が楽しくなる方法は、実はとても簡単で、
達成感・快感を得られるようにすること
です。
多幸感や快感を得た時、人はドーパミンというものを分泌します。
そしてドーパミンが出る際、直前にあったことを強く意識して覚えているので、勉強によってドーパミンが出ると、
勉強が楽しい!
と思うようになるのです。
では、勉強によって達成感や快感を得られるようにするには、どうしたらいいのか?
勉強によって、達成感を最も得やすいのは、問題が解けるようになる、わかるようになることです。
すらすらと問題が解けると、楽しくなってモチベーションがどんどん上がってくるんですよね。
筆者も、数学自体は大の苦手で嫌いとまで思っていたのですが、微分積分だけは何故か解けてしまい、その時は数学が楽しく感じました。
なので、理解できるというのは、勉強をすることにおいてとても大事なんです。
最初は理解できるようになることが大事なので、勉強と言っても、
宿題で出されたところをやるのではなく、そんなものは放り出して、簡単な基礎を勉強して問題を解いてみる
ことをお勧めします!
次に紹介するのは、学生自身ではどうにもならず、どちらかというと保護者側の努力が必要になる方法です。
ずばり、
小テストや試験の結果次第で、報酬を与えること
です。
勉強する側自身で、○○ができたら報酬…というのは、よほどの自制心がないとできないので、
保護者の方から、何か欲しいものを買ってあげたりする
ことが大事になってきます。
報酬という存在は、達成感や快感を得る方法として一番手っ取り早いです。
お金がかかって大変だと思うかもしれません。
しかし、将来、子供がいい進路に進んで親孝行をしてもらうための先行投資としては、悪くないと思いますよ。
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まとめ
子供が学校で勉強をする理由は、多くあり、就職や将来に役立つなど…
一般的には、将来の必要性を説くことが多いですが、
- お得に買い物ができる
- エセ科学に騙されない
- 違う言語の娯楽を楽しめる
など、現在進行形で生活を楽にしてくれる、楽しくしてくれる要素が多くあります。
勉強は、視野を広げ、より物事への楽しみも増やしてくれると思うと、やってみたくなりませんか?
達成感を得ることで、ドーパミンが出て楽しく勉強することができます。
小さな目標を立てて、それを達成する
また、自分の趣味と勉強を結びつけることができると、より楽しくなるかもしれませんね!