【漫画】コミック週間売上の歴代ランキングをチェック【単行本】

漫画『鬼滅の刃』が、またもや日本の漫画史を塗り替えました。

2020年12月4日に発売された、『鬼滅の刃』最終巻となる23巻が、

初週売上が285.5万部となり、コミック週間売上歴代1位を記録!

しかもこれは、フィギュア付き同梱版の57.6万部を入れていない数字なので、いかにとんでもない偉業なのかわかりますね。

では、これまでコミック週間売上でトップだった漫画は、どの作品なのでしょうか?

この記事では、コミック週間売上の歴代ランキングを紹介していきます。

漫画コミック週間売上の歴代ランキング

早速、コミックの週刊売上の歴代ランキングを紹介していきますが…

週刊売上の歴代ランキングは、発行部数ランキングなどと違い、それほど大きな話題にならないことから、情報が断片的なものしか確認できません。

そのため、辿っていけるところまでしか紹介できないことを、了承ください。

コミック週間売上歴代ランキング1位『鬼滅の刃』23巻

冒頭でも紹介した通り、漫画史に残る記録を新たに打ちたてたのは、

『鬼滅の刃』23巻

です。

『鬼滅の刃』人気はすごい勢いですし、そんな漫画の最終巻ともなれば、初週の売上がとんでもない数字になるのも当然ですよね。

その部数は、

285.5万部!

フィギュア付き同梱版も含めれば、300万部を超える数字であり、前人未到の300万部達成ということにもなります。

しかも、『鬼滅の刃』23巻が1位となった週のランキングは、

  • 2位:『鬼滅の刃 外伝』(85.9万部)
  • 3位:『鬼滅の刃 23 フィギュア付き同梱版』57.6万部

と、トップ3を『鬼滅の刃』が独占!

『ボボボーボ・ボーボボ』の人気投票ランキングみたいなことになっていました。

この数字は間違いなく、鬼滅ブームを裏付けるものですね。

コミック週間売上歴代ランキング2位『ONEPIECE』66巻

歴代2位、つまり『鬼滅の刃』23巻が出るまでは、歴代最高記録となっていたのが、

『ONEPIECE』66巻

です。

2012年5月4日に刊行されました。

売上部数は、227.5万部です。

66巻というと、ちょうど魚人島編が終わり、新世界へ旅立つところですね。

いよいよ新世界!ということで、期待の高まりが、この売上につながったようです。

さて、今紹介しているのは、コミックの週刊売上ランキングなのですが…

確認できる限り、初週売上の記録を辿ると、

実は、2位以降は全て『ONEPIECE』

だったりします。

なので、実質、『ONEPIECE』初週売上ランキングです。

『ONEPIECE』のどの巻が、発売前から期待感が高かったのかを知ることができる、『ONEPIECE』ファンとしては必見のランキングと言えますね!

コミック週間売上歴代ランキング3位『ONEPIECE』63巻

歴代3位となったのは、2011年8月発売の、

『ONEPIECE』63巻

です。

売上部数は、211.9万部で、こちらも200万部超え。

内容は、魚人島の歴史に触れられるストーリーで、フィッシャー・タイガーやオトヒメが登場した回ですね。

前巻が、ちょうどリュウグウ王国の乗っ取りが始まる前で終わっていたため、その先の展開が気になっていた人が多いことが、200万部超えの要因です。

コミック週間売上歴代ランキング4位『ONEPIECE』60巻

4位となったのは、

『ONEPIECE』60巻

です。

2011年11月に発売され、週刊売上部数は、

209.4万部

でした。

この記録、実は歴代の漫画史に残るもので、

漫画史上、初めて週刊売上が200万部を超えた単行本

なんですよ。

さらに、この60巻の発売をもって、シリーズ累計発行部数が2億部を突破!

『ONEPIECE』がどれだけ凄い漫画かがわかりますよね。

60巻の内容は、ルフィたち3兄弟の子供時代の回想から始まります。

レイリーとの修行、ルフィ、ジンベエ、レイリーの3人でオックスベルを鳴らしにいくところまでが掲載。

第1部ラストとなる巻なので、早く買いたい人が多かったのでしょう。

コミック週間売上歴代ランキング5位『ONEPIECE』59巻

歴代5位も説明不要です。

2010年8月に発売された、

『ONEPIECE』59巻

で、初週の発行部数は、

185.3万部

です。

59巻の内容はというと、

エース、白ひげが落命し、頂上戦争が終結した

あの伝説の巻です。

60巻、そして63巻と、初週売上記録を更新し続けていたことを考えると、頂上戦争編~第2部に突入してしばらくは、勢いがハンパなかったことが伺えます。

コミック週間売上歴代ランキング6位『ONEPIECE』57巻

週刊売上歴代6位は、2010年3月に発売された、

『ONEPIECE』57巻

でした。

週刊の売上部数は、

169.1万部

となっています。

57巻といえば、ちょうど頂上戦争が始まったばかりで、白ひげ海賊団VS海軍本部の高次元な戦いが見られる巻です。

それだけに、早く手に取って読みたい!という人が多かったのですね。

これ以降のランキングは、確かな証拠が確認できていません。

一応、『ONEPIECE』57巻に次ぐ数字は、

2020年10月発売の、『鬼滅の刃』22巻の146.5万部

と思われます。

また、『ONEPIECE』の56巻が136.4万部を売り上げていることもわかっています。

結局のところ、『ONEPIECE』と『鬼滅の刃』しか、歴代ランキングには存在しないということですね。

そう考えると、『ONEPIECE』の凄さはもちろんのこととして、『鬼滅の刃』がいかにブームだったかがよくわかる数字と言えます。

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まとめ

『鬼滅の刃』のコミックス最終巻である23巻が発売され、

初週売上が285.5万部となり、歴代1位の売上記録を塗り替えました。

それまで1位だったのは、『ONEPIECE』66巻。

そして、

歴代の初週売上ランキングの2位~6位は全て『ONEPIECE』

だったこともわかりました。

週刊売上の歴代ランキングを調べてみて、改めて『ONEPIECE』は化け物じみた売上だと感じましたね。

歴代記録を塗り替え続ける、化け物級漫画の『ONEPIECE』の持つ記録を超えたのですから、『鬼滅の刃』は間違いなく、漫画史に残る作品となりそうです。

劇場版も、凄まじい記録を叩き出していますし、それでいて引き延ばしをせず、すっきりと完結したのですから、『鬼滅の刃』はある意味、スタイリッシュな漫画と言えますね!

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