BORUTOの脚本が小太刀から岸本斉史に変更になった本当の理由を考察

『NARUTO』のスピンオフ作品として、現在Vジャンプで連載中の漫画『BORUTO』。

これまで『BORUTO』は、脚本が小太刀右京さんでした。

ですが、なんと、

53話から、岸本斉史先生の原案に戻る

というのです。

原案に戻る、という言い方がちょっと不思議で、どう理解すればいいのか難しいのですが…

この記事では、漫画『BORUTO』の脚本が小太刀右京さんから岸本斉史先生に変更された理由を、考察していきます。

漫画『BORUTO』の脚本が変更に

漫画『BORUTO』は、もともと、

「『NARUTO』をリブートして自分以外の人が書いたら面白そうだな…」

と、岸本斉史先生が思ったことがきっかけで生まれた作品です。

最初は週刊少年ジャンプにて、2016年から月1連載をしていましたが、後にVジャンプに移籍。

うずまきナルトたちの息子世代の活躍を描いたストーリーで、52話までは、以下の体制で連載されていました。

原作・原案・監修:岸本斉史

脚本:小太刀右京

作画:池本幹雄

映画『BORUTO』は、岸本斉史先生が脚本を担当したのですが、漫画本編のほうは、別の人が脚本を担当していたんですね。

しかし、2020年11月16日に、Twitterの『NARUTO』・『BORUTO』公式アカウントにて、発表がありました。

52話をもって、

脚本を担当していた小太刀右京さんが降板し、今後は岸本斉史先生の脚本をもとに連載する

というのです。

突然の脚本変更の発表には、

ネットの嬉しい声

正直言うと戻ってきてくれた方が嬉しい。

ネットの嬉しい声

二次創作じゃなくて正式な続編になるんだな。

ネットの嬉しい声

来月の原作BORUTOから岸本先生の原案で描かれてくのか。

物語も今マジで危機的状況やからどんでん返し頼むで岸本先生。

ネットの嬉しい声

ほんとあの脚本BORUTOもクソだしバビロニアもめちゃくちゃにしたから許してない。

ネットの嬉しい声

岸本先生がこれからBORUTOの原案に携わることになったのマジか!!!

激アツやんやば!!!!

今アニメで追ってるけどこれから漫画買おうかガチ悩む!!!!!

ネットの嬉しい声

正直BORUTOは途中で追うのやめちゃったけど、岸本先生が話作ってくれるならまた追いかけようかな…。

ネットの嬉しい声

むむ?BORUTO脚本が岸本先生に変わるだと!?

これは見逃せねェ!!!

といった岸本斉史先生が脚本になることを期待する声もある一方で…

ネットの残念な声

BORUTOサム8がアレだったから正直不安よね……

ネットの残念な声

岸本先生がBORUTOの原作書くのか…

サム8があんなだったからちょっと心配。

ネットの残念な声

サム8で出来なかったことを無理やりBORUTOに詰め込んできそうで怖い。

っつか世界観統一して8のキャラ捻じ込んできそう。

ネットの残念な声

BORUTOの件、普通なら原作?原案?者が脚本にって言ったら喜ばれそうなもんだけど、サムライ8を経てしまったせいで散々な扱いされてるな。

BORUTOももうお終いだみたいな。

ネットの残念な声

BORUTOが現状アレだったのは確かだし岸本先生に原作やってほしい思いはあったけどそうなったらなったでサム8でやらかしているという不安がついてまわる。

ネットの残念な声

BORUTOの脚本岸本先生になったからサム8のキャラ無理矢理出したり不自然に動物キャラ増えそう。

ネットの残念な声

サム8が打ち切られてるから、今の岸八はもう…

ネットの残念な声

BORUTOサム8みたいになる可能性が出てきたわけか。

以上のコメントに見られるように、

岸本斉史先生が原作(脚本)を担当し、43週で打ち切りとなってしまった黒歴史『サムライ8 八丸伝』

があることにより、有能だったのは『NARUTO』初期の編集担当だった説が濃厚になって、不安を覚えているようです。

また、小太刀右京さんが降板になったことについては、

近年、アニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』でのやりたい放題で、かなり評判を落としていた

こともあって、原作を破壊しまくる存在と見られている節があったので、歓迎する声が多く見られました。

マクロスシリーズのノベライズや『機動戦士ガンダムAGE』のノベライズは、比較的評判が良かったように思いますが、近年は悪印象しかないようです。

『BORUTO』の脚本が岸本斉史に変更された理由は?

『BORUTO』の脚本が小太刀右京さんから岸本斉史先生に変わった理由は、先ほどの公式ツイートにあるように、

当初からの予定に則ったもの

と発表されているわけですが…

理由としては、何だか不自然に感じませんか?

まぁ、一応展開的には、ナルトがいよいよ死亡か…と不安視される流れになってきており、

岸本斉史先生が考えたと思われる、第1話冒頭のカワキとボルトの一騎打ちシーンに向かってきている

と考えれば、納得自体はできなくもありません。

しかし、少なくとも、公式から『BORUTO』連載時に、脚本が岸本斉史先生原案に戻る発表はありませんでした。

さらに言えば、岸本斉史先生は2020年に『サムライ8 八丸伝』を連載していたのです。

サムライ8 八丸伝』が、あそこまでの大コケをしていなければ、

今も『サムライ8 八丸伝』を連載していたはずで、予定通りだとしたら、連載の掛け持ちになっていた

わけです。

もし『サムライ8 八丸伝』が売れていたとしたら、岸本斉史先生はそっちが忙しいと言って、『BORUTO』の脚本に戻らなかったと思うのです。

当初から『BORUTO』は岸本斉史先生が脚本に戻るという理由は、あまりにも苦し紛れの嘘のようにしか思えなくなってきますね。

岸本斉史先生が『BORUTO』の脚本になった本当の理由は、

サムライ8 八丸伝』が打ち切りになって、やることがなくなったから

なのではないでしょうか?

わざわざ途中まで脚本家を用意して、いきなり岸本斉史先生に脚本を譲るなんておかしな話ですし…。

サムライ8 八丸伝』が大コケしたことで、乗り気でなかった脚本もやらざるを得なくなった…

そんな背景があるように思えてなりません。

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まとめ

『BORUTO』の脚本が、変わる理由は、

当初からの予定だったとのことですが、本来、打ち切りがなければ岸本斉史先生は『サムライ8 八丸伝』の連載を続けていたはずです。

公式発表の理由としては不自然に感じますよね。

実際のところは、

サムライ8 八丸伝』が打ち切りになって、岸本斉史先生のやることがなくなったから

というのが本当の理由ではないでしょうか。

まぁ、公式に発表されたわけではないので、真相は闇の中ですが…

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