新幹線の座席では、手軽にパソコンが利用できるように配慮されています。
テーブルもありますし、コンセントや、場所によってはWi-Fiがつながるものもあります。
ただ、より便利になった一方で、新幹線でのパソコン利用は、問題も生まれました。
それが、
新幹線におけるパソコン利用のマナー
です。
この記事では、新幹線でのパソコンを、マナーに注意しながら利用する方法を解説していきます。
新幹線でのパソコンの使い方
まずは、新幹線でのパソコンの使い方で、注意するべきポイントを解説します。
使い方自体は、
机にノートパソコンを置いて使うだけ
なので、とくに説明する必要もないでしょう。
注意すべきポイントは、
持っていく前に、充電がちゃんとできている状態にしておく
ことです。
今でこそ、新幹線はコンセントのある座席が増えてきました。
それでも、一部座席しかコンセントがない車両もあり、必ず充電できるわけではありません。
長時間の移動になると、作業中に充電切れもありえるので、必ず充電した状態で、持ち込んでください。
Wi-Fiの備わっていない新幹線もある
ので、こちらも注意が必要ですね。
あとは、画面酔いです。
新幹線は、走行中は少なからず揺れます。
となれば、普通に乗り物酔いを起こします。(個人差もあります)
乗り物に乗って画面を見ていると起きやすい、画面酔いのリスクも高いわけです。
画面酔いする人は、長時間のパソコン利用は避けるべきでしょう。
また、マウス操作も難しいですね。
単純に、机のスペースが狭いため、マウス操作する場所が確保しづらいのも理由の1つです。
新幹線でマウスを使うならば、トラックボールマウスのほうがよいです。
新幹線でのパソコンの使い方で注意するべき点は以上となりますが、新幹線は、多くの乗客がいて、あくまでも公共の場です。
当然ながら、守るべきマナーも存在します!
新幹線でのタイピングにはマナー違反?音がうるさい!
新幹線でパソコンを使う場合、注意すべきマナーの1つに、タイピングがあります。
TwitterといったSNSや、Yahoo!知恵袋などの質問サイトで、新幹線に関するトピックを見ていると…
タイピング音がうるさい
といった声が挙がるようになりました。
新幹線で利用するパソコンはノート型なので、外付けのキーボードを使っていない限り、そんな大きな音はしないようにも思いますが、意外にもそうは思われていません。
ネット上の声を見ると…
ネットの声
あれはうるさいわ、パソコンいじってる奴の横でメトロノームカチカチやってやれば良い。
ネットの声
これ電車でほんとうるさい、新聞のガザガサ音も。
ネットの声
マナーかどうかはわからないけど、うるさくて困る。
ネットの声
そんなに強く叩かんでもええやん!って人いるいる!
俺はこんなに忙しいねん!
ネットの声
タイピング音本当に不快。
エンター強く叩きすぎ!
ネットの声
強力にカタカタ鳴らす人確かにいるな、長時間とか迷惑行為そのもの。
以上の怒りの声が多数寄せられています。
過去には、タレントのフィフィさんもTwitterにて、
前から思ってたけど、新幹線でもパソコンをカタカタ、って、正直周りはうるさいよ、移動中でもパソコンをカタカタって出来るビジネスマンじゃなくて、そんなとこにまで仕事持ち込んで、出来ないビジネスマンだと思ってるよ、こっちは。
とツイートで苦言を呈していました。
ただ、一方で
ネットの声
気にしすぎだろ。
ネットの声
そんなにうるさくなくない?
普通に車両音の方が大きいだろ。
ネットの声
そこまでいやなら新幹線乗らなきゃいいのに。
などの反論もありました。
新幹線でのパソコンのタイピング音に対するクレームは、マナー違反なのか否か、一体どっちなのか?
筆者としては、
タイピング音を出している側の方が悪い
と考えます。
まず第一に、一部車両には、テーブルに注意書きが記載されています。
列車内では、キーボードの操作音など、まわりのお客様のご迷惑とならないようにご配慮ください
運営側が注意書きを載せるようになった、つまり、
運営としてタイピング音を、周りの迷惑になる行為の1つと認識している
ことがわかりますね。
注意してくれ!と運営側が言っているのだから、その時点でマナーの1つに分類されたと言っても良さそうです。
ただし、問答無用でパソコンを使っている人が悪いと思っているわけではありません。
ノートパソコンのキーボードをタイプしても、そこまで大きな音は出ないはずです。
(デスクトップパソコンで使っているような、キーの凹凸が激しいタイプのキーボードだと、うるさかったりしますが)
ノートパソコンで、うるさいと言われるレベルで苦情がくるのは、
ターン!と無駄に勢いよくタイプしている
場合ではないでしょうか。
ネットの反応にも、いくつかありましたが、
そんなにする必要があるか?というくらい、キーボードを強打する人
って、いますよね?
なにかの影響なのか、単にかっこつけたいのか理由はわかりませんが、わざわざと音を立ててキーボードをタイプしているからこそ、うるさいと言われるのです。
キーボードなんて、よほど壊れかけでもない限り、力を抜いて押しても反応してくれます。
新幹線でパソコンを使う際は、キーボードタイピング音を立てないような使い方を心がけてください。
タイピング音がうるさくなってしまう原因は、タイピングの仕方に問題があります。
なるべく音をたてないようにするコツとして、
指を常にキーボードに触れた状態でタイピングする
のがおすすめです。
タイピング音がうるさい人は、
キーを押す前に、一度キーボードから手を放してしまい、指とキーボードの間に空間ができている
パターンが多いです。
外付けのキーボードの場合は難しいかもしれませんが、ノートパソコンに多い内蔵型キーボードの場合は、気をつければあまり音はでません。
キーとキーの移動をする場合は、
指でなぞるように移動していき、押す時も指とキーが密着した状態で押す
ことを心がければ、タイピング音がせずに済みます。
ぜひ意識してみてください。
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まとめ
新幹線でパソコンを使う際、
タイピング音がうるさいのはマナー違反だ!
と言われることも増え、実際にJR東日本の車両には、テーブルに
タイピング音に関する注意書き
が記載されているほどです。
(どちらかというと、うるさいというより耳障りな音に近いでしょう)
パソコンを使うときのタイピング音は、非常に耳障りな音になる場合があります。
そして、ノートパソコンでタイピング音がうるさいと言われる場合、たいていが
外付けのキーボードを使っている時か、あえて音を出すような打ち方
をしている人です。
いくら座席にパソコンが使えるスペースが用意されていると言っても、新幹線は自分だけの空間ではありません。
周囲にタイピング音が聞こえない打ち方をしてくださいね。