ジブリ作品は下手な芸能人声優が多い?宮崎駿がプロを使わない理由

日本で人気なアニメ映画作品が、ジブリ映画ですよね。

しかし、筆者はジブリ映画がどうも好きになれません。

そのように感じる最大の理由が、

ヘタクソな棒読み芸能人をキャストとして起用していること

です。

なぜ、ジブリ作品は下手もド下手、聞いていて不快になるような棒読み芸能人ばかり起用するのか。

この記事では、最近のジブリ作品が声優をほとんど使わず、下手な棒読み芸能人ばかりの理由を探っていきます。

最近のジブリ作品は下手な芸能人声優の起用が多い…

ジブリ作品といえば、昔はプロの声優も多く起用していましたよね。

しかし、最近の作品はどうでしょうか?

芸能人声優の比率が非常に高くなっている

ように感じます。

別に芸能人であっても、演技が上手ならばとくに気になる要素ではありません。

しかし、ネット上では不評の声が多いですよね。

ジブリ作品が、声優に芸能人を起用して不評になっている最大の理由が、

起用する芸能人が、下手くそで棒読みだから

これに尽きます。

どうしようもないレベルで棒読みなんです。

声優としての演技がうまい芸能人もいるのに、ことごとく、ジブリ作品で起用される芸能人って、棒読みで演技が下手なんですよね。

過去に、ジブリ作品で棒読みだった人を挙げるとキリがないですが、

  • 長澤まさみ(『コクリコ坂から』)
  • 木村拓哉(『ハウルの動く城』)
  • 庵野秀明(『風立ちぬ』)
  • 所ジョージ(『崖の上のポニョ』)
  • 石田ゆり子(『もののけ姫』)

など、あまりにもひどいと言われたレベルだけでも、こんなにいます。

とくに『崖の上のポニョ』は、所ジョージさんに限らず、

  • 長嶋一茂
  • 山口智子

など、棒読みのオンパレードと言われていました。

ジブリ作品は、新しい作品になるにつれ、どんどん下手な棒読み芸能人が声優に起用される機会が増えていますよね。

なぜ、ジブリ作品には棒読みの芸能人声優が多いのか?

ジブリ作品に下手で棒読みの芸能人声優が多い理由

どうして、ジブリ作品には、下手な芸能人声優が多いのか?

その理由には、

宮崎駿監督

が大きく関わっていると言われています。

実は、宮崎駿監督は、プロの声優を使うことを避けているのです。

『ジブリの教科書3 となりのトトロ』での対談にて、宮崎駿監督は声優に対して、以下のような発言をしているんです。

声優さんの声をいろいろ聞いてみたんですけど、みんな、あったかくてね、子どものことを全面的に理解している父親になりすぎちゃうんですよ。

これはどこか別のところから人を連れてこなくちゃいけないって話になりましてね。

糸井さんがいいっていったのは、ぼくです。(糸井重里さん起用に至った経緯)

映画は実際時間のないところで作りますから、声優さんの器用さに頼ってるんです。

でもやっぱり、どっかで欲求不満になるときがある。

在感のなさみたいなところにね。

特に女の子の声なんかみんな、

『わたし、かわいいでしょ』

みたいな声を出すでしょ。

あれがたまらんのですよ。

なんとかしたいといつも思っている。

また、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、このようなことを、2010年の講演会で語っています。

ようするに、ジブリの作品って、衣食住を丁寧に描くでしょ。

そうすると、日常芝居が多いんですよ。

こうなると、芝居のほうも、大袈裟では困るんです。

普通の芝居が出来る人じゃないといけない。

それで、大きくいって、声優さんの芝居って、ハレとケにわけると、『ハレ』なんですよ。

そして、ぼくらがほしいのは『ケ』なんですよ。

正直なところ、筆者は、

何を言ってるんだ…

と唖然とさせられました。

要するに、

スタジオジブリは、自然な演技を求めている

ということですね。

今のアニメのスタンダードである大げさな演技では困る、と考えていて、

演技演技してないモノを追求するなら、声優じゃない人を起用すれば自然になるだろう

と思ったのでしょう…

アニメにおいて、

自然体な演技=地声で普通に喋ることではありません。

事実、スタジオジブリが選んだ、彼らの中における自然な演技ができる芸能人声優を集めた結果、

声が通らず、ぼそぼそ喋るだけの下手くそな棒読み

になり、それが、『風立ちぬ』の庵野秀明さんや、『となりのトトロ』の糸井重里さん、『コクリコ坂から』の長澤まさみさんらに代表される、

棒読み過ぎて、物語に集中できないと批判が殺到している

という現実です。

筆者は、テレビで流れていた『風立ちぬ』を目にしたことがありましたが、その際。

「なんだこのヘッタクソな演技…」

と思ったものです。

後から調べて、それがあの庵野秀明監督だったと知って驚きました。

仮にストーリーがどれだけの名作であっても、

ひどい棒読みキャラクターがいるだけで、視聴者はそっちが気になって仕方なくなり、内容が頭に入ってきません。

このことはアニメに限らず、海外作品の吹き替えでも言えることです。

『タイタニック』のフジテレビによるオンエア版で、

主役を妻夫木聡さん、竹内結子さんが吹き替え担当をして、あまりの棒読みで批判が殺到した

事例もありました。

映画『LIFE!』も、吹き替えで炎上した代表例ですよね。

主人公の吹き替えを、ナインティナインの岡村隆史さんが担当した結果、

なぜか主人公が関西弁で喋り、挙句の果てに棒読み

といった始末で、こちらも岡村隆史さんへのバッシングの嵐が止まりませんでした。

また、海外アニメ『ザ・シンプソンズ MOVIE』では、

テレビ版で担当していた声優を、お笑い芸人に変更したところ批判が殺到し、3000人超えの署名が集まったほか、

ホフディランのメンバー・小宮山雄飛さんが20世紀フォックスの日本支社に直談判する

といった出来事も起きたほど…。

このように、アニメや映画というものは、

どんなに内容が素晴らしくても、下手くそな棒読み演技のせいで全てが台無しになってしまう

ため、そもそもの話、ジブリの求めている自然な演技というもの自体がアニメにおいて間違っているように思います。

仮に、自然な演技を求めているからプロの声優を使わない…

それがプロの声優を使わない理由だというなら、自然な感じでお願いしますと演技指導をすればいいではないか?と思うわけですが…

それもまた、宮崎駿監督からすれば”自然ではない”のでしょう。

宮崎駿監督、そしてスタジオジブリが考える自然な形とは、本当の意味での自然体であり、

指導して演技を修正してもらうこと自体が”自然ではない”と考えている

のだと思われます。

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まとめ

宮崎駿監督やスタジオジブリは、

作った声や大げさな演技

という、今のアニメのスタンダードを否定していることがわかりました。

考え自体は悪くありません。

でも、

いわゆる日常会話では棒読みになりがちで、演技を大きくしないと逆に不自然

であり、現実問題として、ジブリ作品がベストとしている”自然な演技”なる棒読みは、批判が多いです。

制作サイドが思っている以上に、棒読み演技は作品への没入感をなくし、萎えさせます。

もっと見る側のことも意識してほしいものです。

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