携帯型ゲーム機で、ニンテンドー3DSと並んで有名なものに、『PSVITA』があります。
PSPの後継機として発売され、
『PS4との連動やソフト共有』
により、携帯機ながら、使い勝手が良くなっています。
また、ニンテンドー3DSにはない、
『画質の良さ』
もあるため、綺麗な画面でゲームプレイしたい人にはおすすめです。
そんなPSVITAには、俗に言う、
『新型と旧型』
が存在しますが、
違いが良く分からない!
という話も…
そこで、この記事では、
『PSVITAの新型と旧型の違い』
について解説します。
これから購入を考えている人は、参考にしてみてください。
PSVITAの新型(pch-2000)と旧型(pch-1000)の違い
PSVITAの新型(pch-2000)と旧型(pch-1000)は、実際に比べてみると、それなりに違いが分かるようになっています。
ですが、一見しただけでは、違いに気付きにくいのも確かです。
旧型PSVITA(pch-1000)は『有機ELの画面を使用している』
まず、旧型のPSVITA(pch-1000)について解説していきます。
初期型・旧型PSVITAになる本機の、最大の特徴は、
『有機ELを、画面に使用している』
ということです。
有機ELとは、
『電圧を加えることにより、自然発光する物体』
のことを言います。
これにより、旧来の液晶画面のように、
『バックライトで照らす必要がない』
ため、消費電力や薄型の実現に成功しているのです。
また、液晶画面と比べて、
『色の鮮明度が上昇している』
ため、より綺麗な映像を見ることが出来るようになりました。
画面タッチ機能も追加されており、
『より直感的に使用することができる』
という点も、PSPからの進化と言えるでしょう。
新型PSVITA(pch-2000)は『形状変更による軽量化と持ちやすさが売り』
次に、新型PSVITA(pch-2000)について解説します。
新型PSVITA(pch-2000)は、以前に比べると、
『よりゲーム向けの作りになった』
ということが言えます。
というのも、新型PSVITA(pch-2000)は、旧型(pch-1000)に比べて、
『軽量化・薄型・省エネ化を実現している』
のです。
まず、軽量化ですが、旧型PSVITA(pch-1000)に比べて、
約40gも軽く
なっています。
数字だけ見れば、あまり変わらないように見えますが、
『実際に持ってみると、その違いは歴然』
であるため、長時間プレイする人にとっては、嬉しい要素と言えます。
また、薄さに関しては、
3.6mm
程度、薄くなっています。
これが、軽量化の要因の1つとなっており、
『薄くて軽く、持ちやすい』
という、PSVITA新型(pch-2000)のメリットを表しているのです。
さらに、ゲームの稼働時間に関しても、
『旧型(pch-1000)より1時間程度長くなっている』
ことも、嬉しいポイントとなります。
ですが、画質に関しては、
『有機ELから液晶に変更』
となっているため、少し下がった印象があるでしょう。
とは言え、
『静止画ならともかく、動きのある映像なら気にならないレベル』
のため、こだわりがなければ、十分という声もあります。
充電に関しては、
『専用のモノから、USB端子に変更』
になったため、充電の幅が広がっています。
スマホの充電器でも充電できる
ことは、地味に嬉しい違いですね。
このように、
『旧型より、ゲーム向けの作りに変更された』
ものが、新型PSVITA(pch-2000)ということになるのです。
PSVITA本体の型番ごとに、特徴がみられる
初期型・旧型(pch-1000)と新型(pch-2000)のPSVITAについて解説しました。
ここまでの内容を見ると、
『映像重視なら旧型(pch-2000)、ゲーム没頭重視なら新型(pch-2000)』
ということが言えます。
PSVITA自体、ゲーム以外にも、
- 音楽鑑賞
- 動画鑑賞
- インターネット
など、様々なことが出来るようになっています。
そういった点を重視するなら、画質の良い、
『旧型(pch-1000)がおすすめ』
となります。
ですが、やはりゲーム機なので、よりゲームに没頭したいと考えるなら、
『新型(pch-2000)がおすすめ』
となるのです。
それぞれの型番によって、特徴がはっきり分かれていると言えるでしょう。
型番によるスペック比較表
PSVITAの型番における特徴を解説したところで、それぞれを比較した結果が以下になります。
旧型(pch-1000) | 新型(pch-2000) | |
画質 | 有機EL | 液晶 |
プレイ時間 | ゲーム:約3〜5時間 動画:約5時間 音楽:約9時間 |
ゲーム:約4〜6時間 動画:6〜7時間 音楽:12時間” |
形状 | 182×83.5×18.6(横×縦×厚さ) | 183.6×85.1×15mm(横×縦×厚さ) |
重量 | 260g | 219g |
充電端子 | 専用 | USB |
液晶以外の面で、新型(pch-2000)の方がパワーアップしているということが分かりますね。
あくまで個人的な好みにもよりますが、
『全体的な性能で劣っても、画質だけは旧型の方が上』
なので、純粋に綺麗な映像を見たい人にとっては、旧型一択となるでしょう。
逆に、ゲームをとにかくやりたいという人にとっては、
『多少の画質低下は、問題ない』
と感じるので、より効率的にプレイ出来る新型一択となります。
それぞれの型番によって、
『強みになる部分が異なる点』
は、選択肢を与えている点でも、ポイントが高いと言えるでしょう。
また、価格に関しては、
『新型も旧型も、そこまで大差ない』
ため、どちらを選んでも問題はないと言えます。
旧型は、生産終了している関係で、中古しかありませんが、
『10,000〜12,000円』
程度で購入できます。
新型に関しても、すでに生産終了となっており、
『10,000〜12,000円』
と、旧型と同じくらいの価格で購入することが出来ます。
これらのことから、新型と旧型を選ぶ際は、
『好みの違いを重視するだけで良い』
ので、好きな方を選んでみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回のまとめとしては、
『映像とゲーム環境のどちらを重視するかで、新型と旧型は決めるべき』
ということが言えます。
PSVITAにおいて、新型と旧型は、明確に分かれているものとなっています。
最終的にどちらを選ぶかは、『本人の好み次第』となるのです。
自分が求めている性能を、よく考えて本当に欲しいものを見極めるようにしてみてくださいね。