任天堂の看板ゲーム機と言えば、『ニンテンドーDSシリーズ』が有名ですよね。
初代DSから、頻繁にモデルチェンジを繰り返し、『3DS』にまで成長しました。
厳密に言うと、その後のシリーズに、2DSもあるのですが、これは、
『DSの廉価版』
として発売されたので、やはり3DSが主流と言って良いでしょう。
ですが、DSと3DSに関しては、
今と昔で何が変わったのか
について、知らない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、『DSと3DSの違い』について解説します。
これから購入しようと考えている人も、参考にしてみてください。
ニンテンドーDSと3DS違い
ニンテンドーDSと3DSは、ともに、『携帯型ゲーム機』として開発されたものです。
また、同じDSの名があるとおり、
『基本形状に関しては、ほとんど同じ』
となっています。
ですが、これまで何度もモデルチェンジを繰り返してきた結果、
『性能などにも違いが出てきている』
のです。
ニンテンドーDSは『ゲームのマンネリ化改善のために作られた』
まず、DSについて解説します。
DSは、『これまでのゲーム概念を一新する目的で作られたもの』と言えます。
今でも、問題視されることがありますが、当時は、
『ゲームのマンネリ化』
が進んでいた時代でもあります。
そのため、何か一石を投じなければならなかったため、
『任天堂が、新たなゲームの形を提案した』
ものが、DSとなるのです。
それまでの携帯ゲーム機は、『画面が1つしかない』ものであり、プレイもボタンを押すだけでした。
これは、ゲームのシンプル性にも繋がるのですが、逆に、
『単調な操作と、見慣れた光景』
に、誰もが飽きを感じていたのです。
その点に目を付けた任天堂は、DSによって、
『画面を2つ設ける』
という、新たな境地を見出したのです。
また、DSには、
『タッチパネル』
が搭載され、タッチペンでの操作が可能になりました。
その他にも、
- インターネット通信
- 傾けプレイ
- 人の息に反応する
- すれ違い通信
- 音声認識
など、様々な機能を盛り込んでいます。
これらの機能は、今では、当たり前のように使われているものばかりです。
しかし当時は、画期的な機能だったのです。
また、前の世代の携帯ゲーム機でもある、ゲームボーイアドバンスとの互換性もあります。
そのため、ゲームボーイアドバンスをプレイしていた人も、『安心してDSに移行できた』というわけです。
ここから、携帯型ゲーム機の代表格は、ニンテンドーDSシリーズが中心になっていきます。
ニンテンドー3DSは『DSに3Dという視点を盛り込んだゲーム機』
次に、ニンテンドー3DSについて解説します。
3DSは、
『DSに3D機能を付け加えたもの』
となります。
3Dというのは、任天堂が、
『ゲームボーイ時代から研鑽を積んできた分野』
でもあり、それが初めて成功した形が、3DSと言えるでしょう。
3Dというのは、当時では、
『特殊なゴーグルなどを装着する』
ことで、何とか実現していました。
ですが、3DSに関しては、
『何もつけない状態で、3Dを体感できる』
ものとなっています。
また、人によって見え方が変わるため、
『3D調節機能』
もついていました。
3Dにしたくないときは、従来の2Dに戻すことも出来ます。
これは、3Dに慣れていない人が、
『3D酔い』
になる対策としても、有効なものだったのです。
やはり、今まで2D画面に慣れていると、
いきなり3Dになるのが嫌だ
と感じる人が多かったようです。
また、3DSにモデルチェンジしたことにより、
『それまで発売されたDSのソフト』
も、順次プレイ可能となっています。
さらに、昔流行った、
『ゲームボーイ・ゲームボーイアドバンス』
のソフトに関しても、バーチャルコンソールによって、プレイすることが可能!
一部例外はありますが、3DSがあれば、
『任天堂ゲーム機でプレイ出来たゲームを、ほとんど遊べるようになる』
ということなのです。
昔から、ゲームをやっている人にとっては、嬉しい機能と言えますね。
ニンテンドーDSと3DSスペック比較
ここまでの内容を見ると、
『DSを始めとした3DSの流れが、今までの携帯型ゲーム機を引っ張ってきた』
と言えます。
もちろん他にも、携帯型ゲーム機と呼ばれる機種は、発売されています。
ですが、ニンテンドーDSシリーズほど、広がりを見せたものはありません。
まさに、
『新たな携帯型ゲーム機の時代を作り上げたパイオニア』
とも呼べるのです。
それでは、初代DSと現在の3DSでは、スペックにどれだけの違いがあるのかについても、解説していきます。
ニンテンドーDSと3DSのスペックは、どれくらい違う?
ニンテンドーDSと3DSのスペックの違いは、以下のとおりになります。
DS | 3DS | |
3D | なし | あり |
互換性 | アドバンスあり | 過去作全てにあり(一部例外あり) |
ゲームプレイ | 3DSソフト不可 | 3DSソフト可 |
サービス | 現在はサービス終了 | ニンテンドーeショップ |
ダウンロードプレイ | 不可 | 可 |
実際の形状としては、様々なバリエーションがあるため、
『DSも3DSも、そこまで変化はない』
ので、比較対象にはなりません。
ですが、やはり3DSに移行したため、
『DSにおけるサービス機能は、すでに終了している』
ため、その点は、3DSに軍配が上がります。
また、互換性に関しても、
『バーチャルコンソールやダウンロードプレイ』
により、ソフトがあってもなくても、楽しめる3DSが優れているでしょう。
こうして見ていくと、
『次世代機に移ったことが、より実感できる』
と言えます。
ですが、そもそも3DSは、
『DSの上位互換として開発されたゲーム機』
のため、能力の向上は当たり前とも言えます。
DSに愛着がある人なら、そのまま使うこともありますが、より先のゲームを選びたいなら、3DSを購入してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回のまとめとしては、
『やはりDSより3DSの方が、性能向上が見られる』
ということが言えます。
これは、次世代機が出る上で、ある意味で当然の結果ですが、昔のゲームにも良さは残っています。
むしろ、ゲーム機市場の成長が早いため、
『現役で活躍できるゲーム機でも、引退せざるを得ない』
ことが、今の状況なのです。
流行り廃りは、世の常です。
しかし
『たまには、昔を振り返る』
ようにしてみれば、新しい魅力に気付くかもしれません。
気が向いたら、DSもプレイしてみてくださいね。