新型XBoxのSeriesXとSeriesSの違いまとめ!スペックと本体画像を紹介

新型Xboxとなる、『Xbox Series X』の発売日や価格がついに発表されましたね。

と思ったら、マイクロソフトは隠し玉とばかりに、いきなり新型Xboxのもう1つのバージョン、

『Xbox Series S』

を発表しました!

どちらも日本での発売が決定していて、Xbox愛好者にとっては気になるハードです。

でも、XboxのSeriesXとSeriesSには、どんな違いがあるのでしょうか?

この記事では、新型XboxとなるSeriesXとSeriesSの違いを、スペックや画像で紹介しながら見ていきます。

新型XboxはSeriesXとSeriesSの2種類!発売日と価格

発表当初は『Project Scarlett』と呼ばれていた、新型Xboxとなる『Xbox Series X』。

2020年9月に、ついに、

Xbox SeriesXの発売日が決定!

それと同時に、

廉価版となる『Xbox Series S』も発表されました!

これが、新型Xboxの画像です。

左がXboxSeriesX、右がXboxSeriesSです。

見た目としては、廉価版のXboxSeriesSは、本体がかなり薄いですね。

本体の色は、

  • Xbox SeriesXは黒色
  • Xbox SeriesSが白色で、黒い丸模様がある

という特徴がみられます。

この2つの新型Xboxが、日本で発売されることも正式発表されています。

XboxSeriesXとXboxSeriesSの発売日と価格は、それぞれ以下の通りです。

新型Xboxの発売日

2020年11月10日

新型Xboxの価格

Xbox SeriesX:49,980円(税抜き)

Xbox SeriesS:32,980円(税抜き)

筆者が最初に思ったのは、

価格設定は、かなり頑張っている

ということですね。

通常版のXboxSeriesXでも約5万円!

性能(スペック)を考えれば、7万円はいくだろうと思っていただけに、まさか5万円台になったのは、驚きでしかありません。

XBoxは、ライバルであったPS4には大きく水をあけられ、世界規模では、どっこいどっこいだったNintendoSwitchにも販売台数が抜かされ、世界で下位のハードになってしまったことも影響しているのでしょうか。

メモ

マイクロソフトは、XboxOneの販売台数の公開を途中でやめてしまったため、Switchに抜かれたのは推定です。

新型XboxSeriesXとSeriesSのスペックの違い

新型XboxであるSeriesXとSeriesSは、

新ハードと、その廉価版

という位置付けになります。

『廉価版』というくらいですから、XboxSeriesXとXboxSeriesSには、スペックの違いがあるはず…。

どのくらい性能(スペック)が違うのか、XboxSeriesXとXboxSeriesSを比較してみましょう!

Xbox SeriesXとXbox SeriesSのスペック比較

CPU

Xbox SeriesX

8コア AMD Zen 2 CPU@3.8GHz

(SMT付き3.6GHz)

Xbox SeriesS

8コア AMD Zen 2 CPU@3.6GHz

(SMT付き3.4GHz)

CPUは、どちらもAMD Zen 2 CPUが使われ、動作周波数に違いが見られますね。

しかし、大きな違いがあるわけではなく、

ほぼ同じパフォーマンスである

とマイクロソフトは説明しています。

実際にゲームをしても、CPUの違いは感じられないでしょう。

GPU

Xbox SeriesX

AMD RDNA 2 GPU 53CUs@1.825GHz

Xbox SeriesS

AMD RDNA 2 GPU 20CUs@1.565GHz

GPU性能

Xbox SeriesX

12.15TFLOPS

Xbox SeriesS

4TFLOPS

GPUは、どちらもAMD RDNA 2 GPUです。

ただ、コンピュータユニットの数が大きく違いますね。

XboxSeriesXは、CUが53なのに対して、XboxSeriesSは20しかありません。

この違いは、

XboxSeriesXが8Kまで対応している

ためと思われます。

逆に言えば、8Kにこだわらなければ、新型XboxはSeriesSでも十分ですね。

SoC

Xbox SeriesX

カスタム7nm SoC

Xbox SeriesS

カスタム7nm SoC

SoCに違いはありません。

RAM

Xbox SeriesX

16GB GDDR6 (10GB@560GB/s+6GB@336GB/s)

Xbox SeriesS

10GB GDDR6 (8GB@224GB/s+2GB@56GB/s)

メモリは、

  • Series Xは16GB(10GB+6GB)
  • Series Sは10GB(8GB+2GB)

の違いがあります。

『SeriesX、SeriesSはパフォーマンス自体に差はない』

とマイクロソフトは発表しています。

メモリの違いも、プレイには影響はしないのでしょう。

解像度

Xbox SeriesX

4K@60fps(最大120fps)

Xbox SeriesS

1440p@60fps(最大120fps)

ストレージ

Xbox SeriesX

1TB PCle Gen 4 NVME SSD

2.4GB/sec uncompressed

4.8GB/sec compressed

Xbox SeriesS

512GB PCle Gen 4 NVME SSD

2.4GB/sec uncompressed

4.8GB/sec compressed

拡張ストレージ

Xbox SeriesX

1TB Expansion Card (Seagate製)

Xbox SeriesS

1TB Expansion Card (Seagate製)

ストレージは、書き込み、読み込み速度はどちらも同じです。

しかし…

  • Series X:1TB SSD
  • Series S:512GB SSD

容量に違いがありますね。

後方互換

Xbox SeriesX
  • 数千タイトルのXbox Oneゲーム
  • Xbox 360&Xboxの後方互換も発売までに対応
  • Xbox Oneのアクセサリもサポート
Xbox SeriesS
  • 数千タイトルのXbox Oneゲーム
  • Xbox 360&Xboxの後方互換も発売までに対応
  • Xbox Oneのアクセサリもサポート

後方互換は、とくに違いが見られません。

光学ドライブ

Xbox SeriesX

4K UHD Blu-ray

Xbox SeriesS

なし

ゲーマーにとって、最も大きな違いとなるのは、光学ドライブですね。

XboxSeriesXは、4K UHD Blu-rayのディスクに対応しているのですが…

XboxSeriesSは、光学ディスクドライブがありません!

どういうことかというと、

XboxSeriesSでゲームをする場合、ダウンロード版しかプレイできません。

つまり、パッケージ版のプレイができなくなってしまう、というわけです。

筆者のような、ゲームと言えばパッケージ版!というゲーマーには、XboxSeriesSは、選択肢とならないハードとなってしまいます。

ディスプレイ出力

Xbox SeriesX

HDMI 2.1

Xbox SeriesS

HDMI 2.1

ディスプレイへの出力には、違いは見られません。

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まとめ

新型Xboxは、SeriesX、SeriesSのどちらも、2020年11月10日に発売です。

その価格は、

  • Xbox SeriesX:49,980円(税抜き)
  • Xbox SeriesS:32,980円(税抜き)

となっています。

新型ハードにしては、非常に安いですね!

スペック面で若干の違いがありますが、マイクロソフトの主張も込みでまとめるなら、

違いは、解像度やストレージの容量、パッケージ版に対応しているかどうかくらい。

ゲームプレイにおける差は、ほぼありません。

日本では、シェアが少なく、風前の灯火であるXbox。

はたして新型XBoxで巻き返せるのか?

これからに注目ですね。

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