キャンプ中の盗難防止対策と犯人を捕まえた事例をチェック!

自然の中でのキャンプは気持ちのリフレッシュに最適ですね!

たろう
自然を愛する人に悪い人はいない

という気持ちになるのも頷けます。

でも、キャンプ中の盗難事件は多く発生しています。

キャンプ場では、開放的で無防備になり、盗難対策をしないまま過ごす人も多い

ことから、盗難対策が甘くなりがちです。

ほんとは盗難の心配なんかしないでのんびり過ごしたいものです。

でも、もし盗難にあったら、大切なキャンプ道具はもちろん、

自然の中で過ごす楽しい気分まで盗まれてしまったような気持ち

になりますね。

そんな思いをしないように、この記事で

キャンプ中の盗難防止対策と、犯人を捕まえた事例

を紹介していきます。

キャンプ中の盗難防止対策

キャンプ

キャンプ

盗難の防止には、まず

『防犯意識を持つこと』

が大切です。

みさと
盗難なんてあるわけない

という気持ちを捨てることが、防犯の第一歩と言えるでしょう。

その上で、具体的な対策を実行するといいですね!

荷物をテントや前室に仕舞う

外出や就寝時には、荷物をテントや前室にしまい、前室を締めましょう。

ほしいものが目について、ついつい出来心で盗んでしまう人もいます。

こういった、

計画性のない盗難

には、この対策が有効です。

一般的なファミリータイプのテントには、前室がついているので、活用して盗難を防ぐといいですね。

荷物を車の中に仕舞う

使わない荷物は車の中に仕舞いましょう。

焚火台やランタンなどは、使うタイミングが限られています。

このような荷物は、

『出番がくるまで車の中に置いておき、使い終わったら車に戻す』

といいですね。

ただ、かなりの頻度で使う場合は、テントか前室に仕舞う方が楽かもしれません。

スケジュールに応じて調整してください。

テーブルやチェアはチェーンでつなぐ

テーブルやチェアはテントには入りきれない大きさ。

車で運ぶには距離があると言う場合は、

チェーンでつないで一括りにしましょう。

盗む側にとっては、持ち運びは不便だし、チェーンを切れば目立ってしまいます。

転売などが目的の計画的犯行に対して、有効な対策です。

荷物にシートやタープを被せる

毎回、荷物を広げたり片付けたりするのが面倒な場合は、

荷物を一か所に集めて、見えないように覆っておきましょう。

  • ブルーシート
  • ブランケット
  • タープ

などを荷物の上に覆いかぶせましょう。

何が入っているかわからないものを、めくって盗む人は滅多にいないはずです。

テントの入り口をダイヤルロックや南京錠で施錠する

ちょっと買い出しに行きたいときや、テント内に収納した荷物を守るには、

テントのジッパーにカギをかける

という方法がおすすめです。

外部から見える位置に南京錠がかけてあれば、

『防犯対策をしています』アピール

にもなります。

テントの入り口に靴を置いて『無人』を悟られない

テントは、外からでは有人か無人かは分かりませんが、人の気配のないテントは狙われやすくなります。

テントの入り口に靴を置く

ことで、中に人がいることをアピールすることができます。

100円ショップでも、サンダルは手に入りますから、1人分余分に持っていくと良いでしょう。

夜間は人感センサーライトをつける

キャンプでの盗難は、

人目に付きにくい夜間が狙われやすくなります。

夜間の盗難防止対策としては、

人感センサーライト

がおすすめです。

人が近づくことでライトが点灯するので、万が一の際には、周りからも気づかれやすくなります。

荷物に防犯ブザーをつける

荷物と防犯ブザーをロープなどでくくっておけば、荷物を持っていかれた場合にはけたたましくお知らせしてくれます。

また、触るだけでブザーがなるものもあるので、一つあると安心です。

防犯ブザーは、大きな音がなるので、周りへの配慮や誤って自分で鳴らしてしまわないように注意が必要です。

SNS投稿を控えて『特定』されるのを防ぐ

キャンプに行くと、美しい自然や美味しそうなご飯の様子を、ついついSNSにアップしたくなりますよね。

しかし、SNSから居場所特定による犯罪も増えてきています。

「自分だと分かるものが移っていなければ大丈夫」

というのは安易な考えです。

リアルタイムでのSNS投稿は、思いもしない所から、

キャンプ場の所在地

キャンプの人数

テントの場所

などを特定されて、自らの投稿で自らを危険に晒すことになってしまいます。

キャンプ中のSNSへの投稿は控えておきましょう。

近くのキャンパーとコミュニケーションをとる

挨拶でも充分なので、近くのキャンパーとコミュニケーションをとっておくと安心です。

自分たちの顔を覚えてもらう程度

でいいのです。

そうしておけば、留守の時に不審者がやってきたら、声掛けをしてくれたり、不審者の特徴を覚えてくれる可能性もあります。

もちろんお互い様で、相手のテント付近で不審者がうろついていたら、知らせてあげるといいですね。

忘れがちな防犯対策

  • 物には名前を書いておく
  • 管理等から見える範囲にテントを設営する
  • 混雑しているキャンプ場は避ける

キャンプ中の盗難で犯人を捕まえた事例は?

夜のキャンプ

夜のキャンプ

キャンプ場で盗難にあった人のほとんどは、

犯人が見つからないまま泣き寝入り…

のようです。

ほんとうに残念で悔しいことですね。

でも、中には犯人を捕まえたという人もいます。

紹介しておきましょう。

駐車場でテントを乾かしているおっさん三人。

実は、この人たちテント泥棒でした。

持ち主がトイレに行っている隙の盗難でした。

トイレから出てきた持ち主が叫び声をあげたので、自分の横を通りかかった犯人の腕を掴みました。

追いついた持ち主と、一緒に取り押さえて警察に通報しました。

もうひとつ、山岳キャンプの事例も紹介します。

高校の山岳部のキャンプでのことです。

生徒のザックを一か所にまとめてデポし、ピークのピストン後、デポ地点に戻るとザックから数々の用具が引き抜かれていた。

先生が下山ルートと思われる方向に駆け降りると、ザックを背負って犯人が逃走中。

先生が犯人のザックの中身をチェックし、品々を無事回収。

犯人が、盗品をオークションサイトなどに出品している事例が多くあります。

しかも、ひとりで同じようなキャンプ用品を多数出品していることも…

これは明らかな計画犯罪ですね。

こういった販売目的の犯人ほど、手口が巧妙だといえます。

また、警察に被害届を出しても、犯人逮捕に結び付くのは難しいのが現状です。

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まとめ

キャンプ中の盗難防止対策

荷物をテントや前室に仕舞う。

荷物を車の中に仕舞う。

テーブルやチェアはチェーンで繋ぐ。

荷物にシートやタープを被せる。

テントの入り口をダイヤルロックや南京錠で施錠する

テントの入り口に靴を置いて『無人』を悟られない

夜間は人感センサーライトをつける

荷物に防犯ブザーをつける

SNS投稿を控えて『特定』されるのを防ぐ

近くのキャンパーとコミュニケーションをとる。

犯人を捕まえた事例

犯人を捕まえた事例は、とても少ないです。

ほとんどの人が、見つからないまま泣き寝入りです。

思い出の詰まったキャンプ用品を盗まれるのは悔しく悲しいものですね。

楽しいはずのキャンプを後味の悪いものにしないためにも、万全の防犯対策をとりましょう!

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