目の下にできる『涙袋』と『クマ』。
涙袋は「かわいい」と言われるのに、一方のクマは「疲れてる?」と心配されます。
でも、どちらも目の下にあるので、見分けがつきません。
自分の目の下にあるものが、涙袋なのかクマなのかわからないと、気になりますよね?
この記事では、違いがわかるように、
『涙袋とクマの違い』
『涙袋とクマの見分け方』
をわかりやすく解説していきます。
『涙袋』と『クマ』の違い
『涙袋』とは目の下の、下まぶたに添ったふくらみのこと。
『眼輪筋』という涙を押し出す筋肉が涙袋です。
この筋肉が発達している人は、ぷっくりとした涙袋があるということですね。
発達していない人は、鍛えることも可能です。
『クマ』とは上下まぶた、あるいはその一部が黒ずんだ状態。
クマには、
- 茶クマ
- 青クマ
- 黒クマ
と種類があります。
それぞれ原因が違うので見てみましょう。
茶クマとは?
皮膚への刺激による色素沈着
が原因で、できるクマ。
目元の皮膚は非常に薄く、ダメージに弱いため起こる。
青クマとは?
疲れや寝不足による血行不良
が原因。
目元の皮膚は薄いため、血液の滞りが皮膚の上からでも青黒く見える。
黒クマとは?
下まぶたの
脂肪のたるみ
でできる『目袋』
その目袋によってできる影のこと。
つまり、
『涙袋は目の下の筋肉』
『クマは皮膚の黒ずみや、たるみでできる影』
のことです。
筋肉と黒ずみ。
涙袋とクマは、けっこう違いがあるものなんですね。
でも、涙袋とクマが間違えられるのは、なぜでしょう?
それは、脂肪のたるみでできる
『目袋』
が原因でした。
そこで、『涙袋』と『目袋』の違いを解説していきます。
涙袋と目袋の違い
どちらも目の下のまぶたにある涙袋と目袋。
2つの違いは、
『筋肉』か『脂肪』か
という事と『目の下のどこにあるか』です。
青い線=涙袋
オレンジの線=目袋
涙袋は目の下にある、
- 皮膚
- 眼輪筋
- 瞼板
の3つで、できています。
目の下の皮膚は、脂肪がたまりやすくなっていて、眼輪筋が弱まると、たれてしまいます。
この、脂肪がたるんでふくらんでいるのが『目袋』の正体。
目袋は加齢によって眼輪筋が弱まり、脂肪がたれてできますが、若いうちは、たるまずぷっくりしています。
目袋によってできる影が黒クマなので、目袋を涙袋と思っていると見分けがつきません。
これが、涙袋とクマの見分けがつかないポイントになっていました。
どちらも目の下にありますが、違うものでしたね。
涙袋と目袋の違いが分かったら、次は涙袋とクマの見分け方です。
涙袋とクマの見分け方
見分け方は簡単。
涙袋から目袋の範囲が
『肌色』
だと、それは
『涙袋』です。
涙袋から目袋の範囲が
『茶色』『青色』『黒色』
のいずれかだと、それは
『クマ』です。
ここで問題になるのは
『クマの色の見分け方』
ということですね。
では、自分がどの色のクマなのかチェックしましょう。
自分が何色のクマか知りたい
チェック方法も簡単。
『下まぶたを引っ張る』
⇒色が薄くなったら青
『明るい場所で上を向く』
⇒色が薄くなったら黒
『どちらも試した』
⇒薄くならなかったら茶
チェックしてもわからなかったという人は、2つのクマが同時にできている可能性もあります。
このチェックで、クマができていた人は、対策方法をチェックしましょう。
クマの対策方法
クマの種類によって対策方法が変わります。
青クマの場合
原因:疲れや睡眠不足による血行不良。
対策:血行改善。
しっかり睡眠をとって、ご飯を食べるなど休息が必要です。
また、血行を促進するために、マッサージや目元を温めたり冷やしたりしてあげましょう。
普段からあまり体を冷やさないように心がけることも重要です。
黒クマの場合
原因:脂肪のたるみ。
対策:肌のハリをアップさせる。
ギュッと目を閉じたあと、ゆっくり開くといった、顔の筋力トレーニングが効果的。
眼輪筋を鍛えることで、たるみを解消していくのが目的です。
茶クマの場合
原因:皮膚への刺激。
対策:紫外線対策やダメージケア。
目の下にメラニン色素がたまり茶色くなった状態です。
保湿をしっかりして、肌の新陳代謝を促しましょう。
乾燥するとくすんでいくので、まずは保湿が先決です。
新陳代謝を促すにはビタミンCをとることも効果的。
レモンやキウィなどのフルーツでとるのがおすすめです。
また、紫外線をカットすることで、メラニン色素の沈着を防ぐことも重要です。
マッサージは、摩擦することに繋がるのでやめましょう。
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まとめ
『涙袋とクマの違い』は、『目の下の筋肉』と『皮膚の黒ずみや、たるみでできる影』。
『涙袋とクマの見分け方』は、
涙袋から目袋の範囲が『肌色』『茶色』『青色』『黒色』のどの色か?
で見分けられます。
目の下の脂肪がたまってできる目袋のことと、クマのチェック方法を知っていれば、見分けるのも簡単ですね。
クマは睡眠不足による血行不良や、紫外線、肌のダメージにより発生しますので、対策は必須です。
クマのチェックをしてみて、
「涙袋だと思っていたらクマだった!」
という人は、ぜひ試してみてください。
涙袋とクマの違いがわかると、クマの対策や防止もできて、健康にも良いですよ!