『愛知のテドロス』こと、大村秀章愛知県知事は、リコールの危機に立たされています。
というのも、
高須クリニック院長・高須克弥さんが主導となって開始した、大村知事リコール活動が始まった
からです。
このリコール活動は、河村たかし名古屋市長も支援しています。
逆に反対派は、サイバー攻撃で署名サイトをサーバーダウンさせるなど、混迷を極めている状況…
なぜ、大村知事がリコール対象となっているのか?
この記事では、大村知事と高須院長の関係から、リコールの理由といった、大村知事リコール問題について解説していきます。
大村知事リコール活動が始まった理由は?
愛知県の大村知事といえば、新型コロナウイルス対策における初動の対応に失敗し、また、顔が似ていることから、
愛知のテドロス
という蔑称で呼ばれるようになりましたよね。
そんな大村知事は現在、別の危機を迎えています。
それが、大村知事リコール活動です。
ここでいうリコールとは、一般的に見かける商品の回収などのリコールではなく、
住民の意思で、首長や地方公共団体議員などの要職者に対し、任期が終わる前の解職請求・地方議会の解散請求ができる制度
のことを指します。
要するに、
大村知事に対する解任請求運動
というわけですね。
では、なぜ大村知事に対するリコール活動の署名が始まっているのか?
その理由が気になりますよね。
コロナ対策への対応の悪さが原因でしょうか?
いいえ、違います。
大村知事リコール運動は、新型コロナウイルスが蔓延する前から可能性を示唆されていたことで、その原因となったのは、
あいちトリエンナーレ問題
です。
あいちトリエンナーレは、愛知県で3年に1度開催される国内最大級の現代アートの祭典です。
しかし、2019年に開催されたあいちトリエンナーレには…
- 昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつける映像作品の存在を隠したまま、公開を認めて展示した
- 日本兵の侮辱作品、虚実である慰安婦像を象徴した少女像を展示したなどの日本を侮辱する作品に税金を投入した
このような、許されない内容があったのです。
これに、名古屋市は補助金を出さないという、まっとうな決断をしたのですが、大村知事は、あろうことか名古屋市を提訴しました。
大村知事の行動に激怒したのが、名古屋市の河村市長、そして、高須クリニック院長・高須克弥氏です。
高須院長は、大村知事の一連のあいちトリエンナーレに対する態度が許せず、
自ら政治団体を作り、リコール活動をおこなうことを宣言!
名古屋市の河村市長も支援する形で、準備が進んでいきました。
こうして、大村知事に対するリコールを成立させるための署名活動が始まることになりました。
以上が、大村知事リコール署名開始の理由です。
もちろん、筆者も愛知県民の1人として、
反日活動に税金を投じる・大村秀章氏を許すことはできません。
反日活動を容認した人物を、愛知県知事にしておくわけにはいきませんから、リコール活動には署名をします。
大村知事と高須院長の関係
大村知事リコールの理由は、あいちトリエンナーレを巡る大村知事の対応だったことがわかりましたね。
ただ、愛知県民ではない人にとっては、
なぜ、大村知事のリコールを、高須クリニックの高須院長が主導しているの?
と思う人もいるかもしれません。
大村知事と高須院長との間に、何らかの関係があるのでしょうか?
大村知事と高須院長の関係についても紹介します。
…とは言ったものの、実は、
大村知事と高須院長には、直接何らかの関係があるわけではありません。
では、なぜ高須院長がリコールを主導したかというと、理由はとても単純です。
高須院長は、愛知県一色町生まれの愛知県民だからです。
筆者は、親戚の1人がもともと一色町に住んでいたので、小さい頃の高須院長を何度か見たことがあるという話を聞いていて、このことを知ってはいましたが…
でも愛知県民でも、高須院長が地元の人だと知らないかもしれないですね。
実は、高須クリニックの本部は名古屋市にあるなど、高須院長は、しっかりと愛知に貢献している人物なんですよ。
そして、
愛知の人は変だと思われるのは、もう我慢できない
という思いから、今回のリコール活動に立ち上がったのです。
高須院長は、リコールできる愛知県の有権者だからこそ、その権利を行使しただけであり、大村知事と古くからの因縁がある…などの関係はありません。
2人の間の関係は、何らかの言葉で表すとしても、
単なる愛知県知事と愛知県民
というだけです。
スポンサーリンク
まとめ
大村知事リコール署名が始まった理由は、
大村知事の、あいちトリエンナーレ問題における対応
でした。
そして、大村知事と高須院長の関係は、
単なる愛知県知事と愛知県民
でしかありません。
高須院長は愛知県民として、反日活動を容認した大村知事が許せないからこそ、立ち上がったのです。
筆者としても、今回の高須院長の行動は支持しますし、県民としてリコールの署名にも参加します。
県外で高須院長の考えを支持する人は、高須院長率いる団体が、リコール活動の費用をクラウドファンディングで募っているので、そちらに参加してみてください。