PS4ことPlaystation4は、何度かモデルチェンジをしています。
新型PS4は、CUH-2000、CUH-2100を経て、CUH-2200になりました。
ただ、CUH-2100と、CUH-2200は何も変化がなく、最も大きな変更があったのは、
いわゆる旧型(CUH-1200以前)と、新型(CUH-2000以降)
と言えます。
この二つには、決定的な違いがあるのですが、一体どこにあるのでしょうか?
この記事では、新型PS4と旧型PS4の違いについて比較解説をしていきます!
新型PS4と旧型PS4の違い
CUH-1000から発売がはじまったPS4。
CUH-1100、CUH-1200と発売され、そして新型PS4であるCUH-2000…
いわゆる薄型PS4(CUH-2000)が、2016年9月に登場しました。
その後、内部パーツの変更で、0.1キロの軽量化をしたCUH-2100が、2017年7月に発売。
CUH-2200は、その1年後の2018年7月に発売されました。
(1TBモデルは2018年6月発売)
ただ、CUH-2200、実は…
CUH-2100から変わった部分が1つも確認できません。
CUH-2000→CUH-2100のように、0.1キロの軽量があったわけでもなく、消費電力やスペック、価格まで、何一つかわっていないのです。
内部パーツを変えたのかもしれませんが、SIEがそれをアナウンスしていない時点で、真相は闇の中…
では、最も変わった部分が多い新型、薄型PS4のCUH-2000シリーズと、それ以前のCUH-1200では、具体的にどういった違いがあるのでしょうか?
新型PS4と旧型PS4のスペックを、比較しましょう。
新型PS4は、CUH-2200のスペックを載せています。
新型PS4(CUH-2200)と旧型PS4(CUH-1200)スペック比較
メインプロセッサー
旧型PS4(CUH-1200)
Single-chip custom processor
CPU:x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
GPU : 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine
新型PS4(CUH-2200)
Single-chip custom processor
CPU:x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
GPU:1.84 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine
※違いこそありますが、性能はほぼ同程度です。
メモリ
旧型PS4(CUH-1200)
GDDR5 8GB
新型PS4(CUH-2200)
GDDR5 8GB
HDD
旧型PS4(CUH-1200)
500GB、1TB
新型PS4(CUH-2200)
500GB、1TB
通信
旧型PS4(CUH-1200)
IEEE 802.11 b/g/n
Bluetooth® 2.1(EDR)
新型PS4(CUH-2200)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth® 4.0(LE)
外形寸法
旧型PS4(CUH-1200)
約275mm×53mm×305 mm
新型PS4(CUH-2200)
約265mm×39mm×288mm
重量
旧型PS4(CUH-1200)
約2.5kg
新型PS4(CUH-2200)
約2.1kg
消費電力
旧型PS4(CUH-1200)
最大230W
新型PS4(CUH-2200)
最大165W
価格
旧型PS4(CUH-1200)
34,980円
新型PS4(CUH-2200)
29,980円
比較すると、ゲームプレイに関わる性能は、
旧型PS4も新型PS4は、ほぼ同程度
と見ていいでしょう。
ゲームプレイ部分の性能が大きく変わるのは、新型PS4に2か月遅れて発売された、PS4Proです。
スペック面での新型PS4と旧型PS4の最も大きな違いは、ずばり、
軽量化され、初期モデルより30%の小型化
を果たしたことですね。
本体の重さは、400グラム軽くなり、サッカーボール1個分ほどの軽量化。
また、薄くなり、角が丸みを持つようになったので、配置に便利です。
消費電力は、旧型PS4に比べて65Wも減っていて、省電力化にも成功。
旧型PS4に比べると、30%の電力が削減されています。
これで、長時間の使用も、多少は気にならないようになりました。
ただ一つ補足をすると、SIEが公表した消費電力は、いわゆる起動時にあらゆる部分の電力が消費され、一瞬だけ高くなる最高値のことです。
実際にゲームプレイする際は、
旧型が100ワット程度、新型が80ワット程度
なので、それほどの違いはないとも言えます。
さらに、新型PS4は、Wi-Fiが11ac規格に対応したことで、通信の高速化も実現し、Bluetoothは4.0まで対応するようになりました。
これだけの進化を実現しながら、
価格を5,000円値下げした
のですから、素晴らしいことですよね。
性能が向上しつつ、価格が2万円台になったことは、お買い得と言えますよ!
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まとめ
新型PS4での主な変更は、ずばり!
全体の小型化と省電力化、さらにはコストダウンによる値下げです。
スペック自体は、ほとんど変わっていません。
今までPS4を手に取っていなかった人には、新型PS4が手に取りやすい価格になりました。
これを機に、PS4を購入してみてはいかがでしょうか。