任天堂のwiiとwiiUの違いをわかりやすく解説【スペック比較】

ゲーム機における歴史の中で、忘れてはいけない『任天堂』。

ゲーム機のパイオニアであり、ファミコンから続く、

ゲーム業界の重鎮

として、今なお存在感を示しています。

そして、そんな任天堂が発売しているゲーム機の中でも、

『Wii』『WiiU』

に関しては、幅広い年齢層に人気が出た機種となっているのです。

今では、生産終了している両機ですが、それでも、

未だに根強い人気を誇っている

ため、まだまだ遊ぶことは出来るゲーム機といえますね。

この記事では、

WiiとWiiUの違い

について解説します。

2つの違いを知って、ぜひ遊んでみてください。

WiiとWiiUの違い!スペックの差は?

ゲーム機の性能の大部分は、『スペックの差』が、関係しています。

そのため、前の世代よりも次の世代は、

スペックが高く、さらに凄いゲームがある

と考えるのは、ある意味で当然のことでしょう。

実際、ゲームの面白さは、スペックだけではないのですが、新しい技術により、さらに凄いことが出来るのは間違いありません。

そして、WiiとWiiUにも、

『世代交代によるスペックの差がある』

ため、それを知りつつ、それぞれの魅力を感じてみてください。

Wiiは『第6世代型ハードゲーム機』

まず、Wiiについて解説します。

Wiiとは、『第6世代型ハードゲーム機』とされるものです。

ゲームには、それぞれ世代が存在していて、Wiiは、

『第5世代のゲームキューブに次ぐ、次世代ハードゲーム機』

として発売されました。

これまでの大型ハードから一転して、

『小さい本体と多様なコントローラー』

を兼ね備えていることが、Wiiの特徴です。

このWiiは、主に、

『家族や友達と遊ぶため』

というコンセプトの元、開発され、

WiiはWe(わたしたち)

という意味が含まれています。

ゲーム画面の画質に関しても、それまでのハードより、

『高画質を実現している』

ため、かなり綺麗な映像を楽しむことが出来ます。

ですが、当時のテレビは、『ブラウン管テレビが主流』でした。

そのため画質に関しては、今では劣ってしまいます。

当時としては綺麗な画面だったので、

現在使っても、そこまで違和感を覚えるほどではない

と言えるでしょう。

メモリに関しては、正式公表されていませんが、

512MB

とされています。

これは、今のゲーム機から見れば、かなり少ない容量です。

それでも、前の世代である、

『ゲームキューブとの互換性』

があるため、

Wiiソフトだけでなく、ゲームキューブソフトもプレイすることが出来ます。

Wiiは、他にも、

  • カラオケ機能
  • インターネット通信
  • ニンテンドーDSとの連携

など、様々な機能を搭載したゲーム機となっているのです。

Wiiは、当時から問題になっていた、

『ゲームの複雑化によるゲーム離れ』

を防ぐために、より簡略化したゲームの制作を目標として作られたのです。

そのため、誰でも簡単に遊べて、大勢で楽しむことが出来るようになっているわけです。

WiiUは『第7世代型ハードゲーム機』

次に、WiiUについて解説します。

WiiUは、

『第7世代型ハードゲーム機』

として、開発されました。

今までのゲーム機にあった概念とは違い、

テレビを使わなくてもゲームが出来るゲーム機

となっています。

というのも、WiiUは、液晶ディスプレイが付属しているため、これにより、

テレビなしでのゲームプレイが可能

なのです。

これまで、

ゲームとテレビのどちらかを選ぶかで、様々な争いが勃発していたこと

もあり、新しい発想として、話題を呼びましたね。

また、映像に関しても、

HD(高精細度ビデオ)に対応

となっているため、さらに綺麗な画質となっています。

ストレージに関しては、

32GB

という大容量となり、Wiiの比ではありません。

また、互換性に関しては、Wiiのソフトを、WiiUでも遊ぶことが出来るため、

WiiUだけで、Wiiも楽しむことが出来る

ようになっています。

ですが、使われているOSが違うため、

『WiiU専用ソフトは、Wiiで遊べない』

ので、この点は、全く違うゲーム機と言って良いでしょう。

Wiiも、独特のコントローラーがでしたが、WiiUは、

『全く新しい可能性を模索したゲーム機』

となっていて、この発想が、次の世代にも生かされています。

WiiとWiiUは、全く別のゲーム機

WiiとWiiUの違いについて解説しました。

ここまでの内容を見ると、

『WiiとWiiUは、互換性はあっても全く違うゲーム機』

ということが言えます。

実際、WiiとWiiUでは、

『環境にかなりの違いがある』

ため、全く違っても無理はありません。

ですが、スペックを見れば、

『違いにはっきりとした意図』

が見えてくるのです。

WiiとWiiUのスペック比較

WiiとWiiUのスペックを比較すると、以下の表になります。

Wii WiiU
映像 ブラウン管時代 HD画像
コントローラー 数が多い Wiiのコントローラー+液晶パット
インターネット あり あり
持ち運び 出来ない 出来る
ストレージ 512MB 32GB
ソフト数 豊富 豊富
互換性 ゲームキューブ Wii(ゲームキューブはなし)

処理速度は、言うまでもなくWiiUが勝っているので、表には載せていません。

『映像・ストレージ・コントローラー』などは、WiiUが圧勝していると言っても過言ではありません。

ただ、これだけでWiiUのほうが優れているのかと言えば、そうとも言えず、

人気度に関しては、Wiiに軍配が上がる

と言えるでしょう。

その理由は、

『ゲーム機の稼働年数』

にあります。

Wiiは、発売が

『2006年~2012年』

まであり、約6年間稼働していました。

これに比べてWiiUは、

『2012年~2016年』

までの、約4年間しか稼働していないのです。

この差を作ったのは、

『ソフトの人気』

といって良いです。

Wiiは、発売当初からの勢いもあり、

『人気の出るソフトが、比較的多かった』

ため、売れ行きが良かったのです。

しかし、WiiUはそうもいきませんでした。

実際、WiiUの生産が終了した経緯も、

『ソフトの売り上げが悪かったから』

であり、上手く客層を引き込めなかった点にあります。

ただ、全く人気がなかったわけでもなく、

  • スーパーマリオメーカー
  • スプラトゥーン
  • マリオカート
  • どうぶつの森
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ

など、新星から昔ながらまで、様々な人気ソフトが発売されています。

こうした経緯もあって、それなりに稼働していたWiiUですが、

『ニンテンドースイッチ』の開発、発売が決まり、移行する流れとなってしまいました。

また、液晶パッドを使った遊びは、

当時、まだまだ発展途上にあったため、これも客層が馴染めなかった要因とされています。

結局、好きなゲームで遊べば良い

性能面では、WiiUが勝っているのですが、

『時代の流れに乗れたWii』

には、及ばなかった面は否めません。

ですが、実際のところ、どんなゲーム機にも、一定の需要があるため、最終的には、個人の好みとなります。

今では、逆に、

『レトロゲームを探して、楽しくプレイする』

という、新しい流行りも出ているため、昔のゲームもバカには出来ないのです。

つまり、『スペックも重要だけど、最後は好み』ということですね。

WiiもWiiUも、遊び方によって、様々な楽しみ方があるゲーム機です。

流行りを追い求めるのも良いですが、昔のゲームを改めて遊んでみるのも面白いものですよ。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『WiiとWiiUの違いは、目に見えるスペックだけでは計れない』

ということが言えます。

ゲーム機における、最も重要な要素は、『時代に合わせた物を作れるかどうか』です。

新しい挑戦も、原点回帰でも、

『その時にゲームをする人に合うかどうか』

で、その後が決まっていくのです。

また、昔のゲームが、

『後の世の中で、再び流行する可能性もある』

ため、単純なスペックだけで判断することは、あまり意味はありません。

大切なのは、『ゲームを楽しむこと』なのです。

スペックやソフトの両方をよく見て、自分が好きな方法で遊んでみてくださいね。

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