アイスクリームでも、
『値段は高いけど、おいしいアイス』
といえば、何を思い浮かべますか?
筆者は、『ハーゲンダッツ』を思い浮かべます。
この『ハーゲンダッツ』といえば、ミニカップを筆頭に、クリスピーサンドなど、たくさんの種類がありますよね。
ただ、その美味しさは認めますが、大きさが小さいと思いませんか?
元から小さいことには小さいのですが、
昔よりも、『ハーゲンダッツ』シリーズの大きさが小さくなった
気がするのです。
この記事では、『ハーゲンダッツ』について、内容量が小さくなったかどうか、その真相を確かめていきます。
『ハーゲンダッツ』は小さくなった?
『ハーゲンダッツ』は、アメリカ発祥の高級アイスクリームで、日本には1984年に上陸しました。
ほかのアイスよりも価格が高いだけあって、味の格も違い、濃厚でコクがあり、とてもおいしいですよね。
『ハーゲンダッツ』はカップタイプのアイスであるミニカップがよく知られていますが、その他にも、さまざまなシリーズが販売されています。
ミニカップの他に、
- クリスピーサンド
- バー(旧:クランチークランチ)
- パイント
などがあります。
これら『ハーゲンダッツ』のシリーズのうち、
クリスピーサンドなど、一部のアイスが小さくなったのでは?
と言われているのです。
Twitterの投稿を見てみたところ…
26才女性
ハーゲンダッツのクリスピーサンド小さくなった?
30才男性
すげえ久しぶりにハーゲンダッツのカップアイス買ったけど、小さくなったなぁ、こいつ…。
32才女性
ハーゲンダッツ、値段同じなのに小さくなったよねぇ。
42才女性
ハーゲンダッツのクリスピーサンド絶対小さくなった。
など、『ハーゲンダッツ』が小さくなったことを気にする声が結構な数でみられます。
その中でも、
クリスピーサンドが小さくなったと感じている人の割合が、かなり多い
というのも、傾向として見られましたね。
果たして、本当に『ハーゲンダッツ』は小さくなったのでしょうか?
『ハーゲンダッツ』の内容量を調べてみました。
まず、『ハーゲンダッツ』シリーズのそれぞれの内容量を見ていきましょう。
『ハーゲンダッツ』の内容量は…
ミニカップ:110ml
クリスピーサンド:60ml
バー:80ml
パイント:473ml
こうなっていました。
『ハーゲンダッツ』は、過去に、
2014年4月と12月、そして2019年1月に、値上げを実施
しています。
2014年は、主原料となる作物の高騰、2019年は原材料など様々なコストの高騰による品質維持が困難になったことを理由に値上げしていました。
この時、値段は上がりましたが『ハーゲンダッツ』それぞれの大きさは、上記のまま変わっていません。
ということは、『ハーゲンダッツ』の大きさは変わっていないのか?と思うところですが…
実は、クリスピーサンドと、ミニカップは、それ以前に大きさが小さくなっていたことが判明しました!
2014年2月に、
- クリスピーサンドの内容量を66ml⇒60mlに
- ミニカップの内容量を120ml⇒110mlに
このように変更していて、クリスピーサンドとミニカップは、実質値上げのうえに、さらに値上げしたことになりますね。
クリスピーサンドとミニカップだけではありますが、
『ハーゲンダッツ』が小さくなったのは事実
とわかりました。
先ほど、Twitterのコメントを紹介した際に、値段は変わっていないが小さくなったと言っていた人がいましたが…
そのような時期は存在していない
ため、勘違いだと言えるでしょう。
ただ『ハーゲンダッツ』の場合、コソコソと消費者に知らせずに実質値上げをするのではなく、
『大きさを小さくする』としっかり発表している
ので、この点だけは評価できますね。
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まとめ
『ハーゲンダッツ』は本当に小さくなったのか?
その真相を確かめるべく、『ハーゲンダッツ』の内容量を調査してみたところ、
ミニカップ:120ml⇒110ml
クリスピーサンド:66ml⇒60ml
バー:80ml
パイント:473ml
という結果になりました。
ミニカップとクリスピーサンドは、小さくなった
ことが判明したのです。
2014年に、上記全ての商品が値上げしたのですが、ミニカップとクリスピーサンドについては、
内容量を少なくした上で、値上げまでしていた
ことになります。
消費者として、かなり残念な結果ですよね。
ただでさえ、『ハーゲンダッツ』は高級アイスクリームとして、高いのですから…。