江崎グリコのお菓子『ジャイアントカプリコ』は、アイス『ジャイアントコーン』のように、チョコレートをコーンに盛りつけたチョコです。
この『ジャイアントカプリコ』が、よく、
昔に比べて小さくなった
と言われています。
ある理由に基づいて、このように言われているのですが、本当に『ジャイアントカプリコ』は小さくなっているのでしょうか?
この記事では、江崎グリコの『ジャイアントカプリコ』について、大きさやカロリーから、本当に小さくなったのかを調査した結果をお伝えします。
『ジャイアントカプリコ』が小さくなったのは本当?
江崎グリコの『カプリコ』シリーズで、もっともメジャーなのが、
『ジャイアントカプリコ』
ですよね。
『ジャイアントカプリコ』は、1970年に発売されていますから、2020年で50周年を迎えたのです!
半世紀も歴史があるなんて、かなりのロングセラー商品ですよね。
そんな『ジャイアントカプリコ』には、
大きさが小さくなった
という評判が出ています。
長く続いたお菓子は、大きさが小さくなったと言われることが宿命です。
『ジャイアントカプリコ』にも、例にもれず、サイズの縮小疑惑が出ているのです。
では、なぜ『ジャイアントカプリコ』が小さくなったと言われるのか?
その根拠として挙げられているのが、内容量の減少です。
いつ頃かは不明ですが、『ジャイアントカプリコ』の内容量は、
35.8gだったものが、34gに減少している
ということが明らかになっています。
明らかに内容量が減っているため、『ジャイアントカプリコ』が小さくなったと言われているわけですね。
普通に考えれば、内容量が減っているのだから、大きさも小さくなっていると思われますが…
実は、『ジャイアントカプリコ』の大きさは、変わっていません!
過去に、とあるブロガーが、『ジャイアントカプリコ』の大きさが小さくなったことについて、江崎グリコのお客様センターに問い合わせたことがありました。
『ジャイアントカプリコ』の内容量が減ったのも、この時に回答で得られた情報だったのです。
その情報とともに、
内容量は減らしたが、大きさの変更はしなかった
と言われたみたいですね。
内容量が減ったのに大きさが変わっていないとは、どういうことなのでしょうか。
江崎グリコによれば、
『ジャイアントカプリコ』の大きさは、エアインチョコレートのチョコと空気の比率を変えることで、今まで通りの大きさを保つようにした
とのこと。
大きさまで変えてしまうと、
工場で使っている型を、変更したサイズに合わせなければいけなくなる
ことで、費用がかかります。
なので、大きさはキープしているわけですね。
逆に言えば、
『ジャイアントカプリコ』のチョコレートは、気泡部分が増えた
と言えます。
大きさは変わっていなくても、内容量が減っていることは事実なので、『ジャイアントカプリコ』が、シュリンクフレーションを行っていることが明らかになりました。
『ジャイアントカプリコ』のカロリーは?
『ジャイアントカプリコ』のカロリーも調べてみました。
現在、『ジャイアントカプリコ』は、
- いちご味
- ぐんぐんミルク味
の2つが販売されています。
『ジャイアントカプリコ』のそれぞれのカロリーは…
『ジャイアントカプリコ』のカロリー量(1本)
いちご味:192Kcal
ぐんぐんミルク味:194Kcal
どちらも、ほぼ同じカロリーですね。
このカロリーに近いものといえば、
- 100gのアイスクリーム
- 85gのシュークリーム1個
あたりが該当します。
具体的なものだと、ドトールコーヒーのココアSサイズ(ホット)も、近いカロリーとなりますね。
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まとめ
『ジャイアントカプリコ』の小さくなった疑惑は、
内容量は減らしたが、大きさの変更はしていない
ということが、真相でした。
結局のところ、内容量は減ってしまっているので、『ジャイアントカプリコ』もシュリンクフレーション(実質値上げ)をしたことには変わりありません。
増えたモノと言えば、エアインチョコレートの気泡くらいでしょうか。
そんな『ジャイアントカプリコ』のカロリーは、いちご味が1本192Kcal、ぐんぐんミルク味が1本194Kcal。
これをカロリーが高いと見るべきかどうかは判別しにくいところですが、一気に何本も食べていいものではなさそうですね。