コンビニのセブンイレブンといえば、
おにぎりなどの商品を、たびたびリニューアルしている
ことで有名ですよね。
『美味しくなって新登場』
というフレーズは、耳にしたことがあるでしょう。
しかし、セブンイレブンのリニューアルは、
ただ商品を小さくしたり、値上げしているだけではないか?
とネット上では言われ、例のフレーズも、
『小さくなって新登場』の間違い
と揶揄られるほど…。
この記事では、セブンイレブンのおにぎりが小さくなった評判の真相や、『小さくなって新登場』と言われる理由を紹介していきます。
セブンイレブンのおにぎりは小さくなった?
セブンイレブンのおにぎりは、パリッとした海苔が特徴的でおいしいですよね。
筆者としては、コンビニおにぎりは、海苔がべたッとしてしまう感じが嫌だったのですが、それをセブンイレブンのおにぎりは改善!
それからは、セブンイレブンのおにぎりを好んで食べています。
ただ、セブンイレブンのおにぎりが、
リニューアルするたびに小さくなっている…
気がするのです。
そこで実際に、セブンイレブンのおにぎりが小さくなっているのか調べてみることにしました。
しかし、いくら調べてみても、『コンビニのおにぎりが小さくなっている』というネットニュースや、まとめ記事は見かけるのですが、
実際に小さくなった証拠を提示している情報元は、1つもありません。
しいて言うならば、2018年5月18日の『現代ビジネス』に掲載された、
『いまコンビニがおにぎり開発に全力を注ぐ納得の理由』
というタイトルの記事が、根拠と言えるかもしれません。
この記事では、以下の内容が記述されています。
今のお客様は、お弁当一つで済ますというよりも、主食におかず、サラダ、デザート等、あれこれお好きなものをビュッフェのように選んで“買い合わせる”スタイルを好まれます。
そうしたニーズにお応えしたい。
と、経営トップをはじめ、セブンの商品開発者たちは口をそろえる。
そこで、『小さい』『少容量』がキーワードになってくる。
主食のおにぎりが小さいと、
『スープも買おう』
『サラダもほしい』
『デサートもつけちゃおうか』
と、つい欲張ってしまうものだ。
つまり、『小さな五穀ごはんおむすび』シリーズは、あれこれ食べたい女性たちに『ついで買い』を促す力も備えている。
実際、筆者も小さなおむすびだけでは飽き足らず、カップ容器に入った総菜やサラダに手を伸ばす機会が増えた。
その分、いつもより100円ほど多めに買ってしまっているが、好きなものばかりを買ったおかげで満足し、あまり気にならない。
ビュッフェ買いは、無意識のうちに客単価アップにつながるようだ。
以上は、『小さな五穀ごはんおむすび』について触れているだけで、セブンイレブンのおにぎり全てに当てはまるわけではありません。
ただ、セブンイレブンの方針としては、
『ビュッフェ買い』を経営戦略としているため、他のおにぎりも小さくしている可能性はあるかも…。
セブンイレブンが
あえて小さくすることで、他の商品も買わせて客単価を上げようとしている
という考えはわかりました。
が、しかしユーザーには、あまり受け入れられていません。
「完全に調子乗ってるな」
「舐めてますね」
「量を減らして値上げしてる言い訳にしか思えないけど」
と批判されています。
とくに最後の部分、
量を減らしたうえに値上げまでしている
とは、一体どういうことなのでしょうか?
セブンイレブンの新商品は『小さくなって新登場』?
セブンイレブンで耳にする
美味しくなって新登場!
という、謳い文句。
たびたびセブンイレブンは、おにぎりや弁当などをリニューアルしているのですが…
これが、
『小さくなって新登場』の間違いだろ!
と突っ込まれています。
セブンイレブンの新商品は、だいたいがリニューアル品なのですが…
リニューアルされると、商品の大きさが小さくなるケースが多いため、『小さくなって新登場』と揶揄されている
のです。
しかも、新商品の『小さくなって新登場』は、タチが悪く、
- 大きさを小さくしたうえ、値上げ
- 弁当の容器の底上げをして、中身が多いように見せかけて、実は少ない
など、利益ばかりの変化が多く見られるのです。
とくに、弁当の底上げはセブンイレブンの常套手段となっています。
例として、『まんぷく!炒飯&油淋鶏』を挙げてみましょう。

まんぷく!炒飯&油淋鶏
上図を見ると、チャーハンが結構なボリュームに見えますよね。
しかし、容器がどうなっているかというと…



まんぷく!炒飯&油淋鶏の容器
このような歪な形をしているのです!
典型的な底上げです。
ボリュームが多く見えたチャーハンは、食べてみたら、実はそんなに多くないトリックになっています。
次に、『まんぷく!甘辛タルタルチキン&鶏そぼろ弁当』の比較もしてみましょう。



まんぷく!甘辛タルタルチキン&鶏そぼろ弁当
左が盛りつけられている状態で、右が容器です。
こちらも、ひどい底上げですよね。
見た目と『まんぷく』という商品名で、いかにもボリューム感を出しておきながら、実際は底上げにより見た目を演出。
しかも、セブンイレブンの弁当は、
『内容量1食』と書かれているので、手に取った段階では内容量が減っていることに気づけません。
極めつけは、
サイズを小さくしたうえで値上げまでしている
というケース。
たとえば、セブンイレブンのカレーパンがリニューアルされた際、比較をしている人がいたので紹介しましょう。



セブンイレブンのカレーパン比較
新発売のシールが貼られているカレーパンが、明らかに小さいですよね。
食感などを変えたとは思いますし、単純に小さくなっただけとは言えませんが…
問題は価格です。
リニューアル前は、サイズも大きくて価格が128円なのに対し、リニューアル後は小さくなって138円に値上げされているのです。
次に、セブンイレブンのいなり寿司のリニューアル前後を比較してみましょう。



セブンイレブンのいなり寿司
このいなり寿司は、
内容量が2個に減ったうえに、価格が186円から190円に値上げしている
のです!
こういうことが頻繁に起きているため、
セブンイレブンの新商品は、『小さくなって新登場』
と言われてしまうんですね。
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まとめ
セブンイレブンのおにぎりが実際に小さくなっている証拠は見つかりませんでしたが、
『ビュッフェ買い』を経営戦略
として打ち出しているため、小さくしようとしていることは伺えます。
また、新商品が、『小さくなって新登場』と言われてしまう理由には、
リニューアルのたびに大きさが小さくなっている
弁当や丼ものは、容器が底上げされている
といった事例からでした。
それに加えて、値上げまでしているのですから、揶揄られても仕方ないと言えますね。