プロ野球選手の筋肉や食事を調査!ぽっちゃりデブでも活躍できる?

プロ野球選手は、他のプロスポーツ選手に比べると、

第一線で活躍する選手の中には、ぽっちゃりしている選手がいる

と思いませんか?

筆者の知るスポーツの中では、ぽっちゃりだったり、デブだったりする選手が第一線で活躍するのは、

プロ野球かプロゴルファー

くらいしか見たことがありません。

中でもプロ野球選手は、走ることも多いわけで…。

ぽっちゃりしていて、それでいいのか?と思うこともあります。

しかし、どんなスポーツにおいてもそうですが、ぽっちゃり体型に見えて、実はすごく筋肉質だったりするんです。

この記事では、プロ野球選手がどんな食事で筋肉を増やしているのか、そしてぽっちゃり体型の選手がいる理由を紹介していきます。

ぽっちゃり・デブ体型のプロ野球選手でも活躍できる?

プロスポーツ選手は、身体が引き締まって、筋肉質というイメージがありますよね。

逆に、ぽっちゃりした体型のプロスポーツ選手は、ほとんど見かけません。

太っているサッカー選手や、バスケットボール選手なんて、全くいないです。

ただ例外として、プロ野球を見ていると、太っている体型の選手がいますよね。

野球を知らない人だと、

アスリートなのに、そんなに太っていて大丈夫なの?

と思う人もいるかもしれません。

でも、安心してください。

プロ野球選手は太っていても、活躍している選手は多くいます。

代表的なところで言えば、

  • 『おかわりくん』こと、西武・中村剛也選手
  • 西武・山川穂高選手
  • 『アジャ』こと、ロッテ・井上晴哉選手
  • 広島・松山竜平選手

あたりでしょうか。

さらに引退している元プロ野球選手を見てみれば、

  • ヤクルト・畠山和洋コーチ
  • ソフトバンク・藤本博史3軍監督
  • 通算本塁打・打点歴代3位の門田博光さん

なども、ぽっちゃり体型のプロ野球選手でした。

なぜ、プロ野球選手は他のスポーツに比べて、ぽっちゃり体型だったり、デブと言われるような選手がいるのでしょうか。

しかも、太っている選手でも、日本を代表するような、トップクラスの実力を持っていたりします。

ぽっちゃり体型でも活躍できるスポーツというのは、珍しいですよね。

実は、ぽっちゃり体型のプロ野球選手が活躍できることは、ちゃんとした理由があります。

ぽっちゃり体型のプロ野球選手には、よく見ると特徴があるんです。

例に挙げた、西武の中村剛也選手や山川穂高選手は、

4番タイプのホームランバッター

ですよね。

4番バッターに求められるのは、やはり、豪快な一発や長打です。

そして、打球をより高く遠くへ飛ばそうと思うと、筋肉をつける必要があります。

パワーを追求するために、多少の動きの俊敏さを犠牲にしてでも、筋肉をガッチリとつけるのです。

そう。

ぽっちゃり体型のプロ野球選手は、基本的に筋肉太りであって、肥満ではないんです。

中には、加齢によって、脂肪がついてしまう選手もいますが、いわゆる、

お腹ぶよぶよのデブ、という人はまずいません。

また、ぽっちゃり体型のプロ野球選手が活躍できるもう1つの理由に、

野球が役割分担のスポーツである

という、野球の性質も関わってきます。

ぽっちゃり体型だったり、デブな体型のプロ野球選手のポジションを知っていますか?

ぽっちゃりした選手のポジションは、大体の場合、

ファーストかサード、パ・リーグなら指名打者

という傾向があります。

ファーストやサードというポジションは、

他のポジションに比べると、動きの少ないポジション

ということで、パワー重視でどっしりした体型になってしまっても、全く問題がないわけです。

その一方で、

守備範囲の広さや俊敏な動きが求められるセカンドやショート、センターを守る選手は、スリムな選手ばかり

ですよね。

先ほど紹介した藤本博史3軍監督の現役時代のように、ぽっちゃり体型でセカンドを守っていた人も、いるにはいますが、彼の場合は例外です。

もう1つ、打順とバッタータイプの関係についても触れておく必要があるでしょう。

1番や2番を打つバッターは、足の速さを武器にするため、多くの選手がスリムな体型をしています。

足を活かすのですから、ぽっちゃり体型で鈍重な動きをしていたら、ダメなのは当たり前ですよね。

そして、ぽっちゃり体型の人が打つことが多い打順の4番は、

持ち前の打撃力を活かして、塁に出た1、2番を返すのが目的

なため、主に長打力が重視され、体型がぽっちゃりしていても多少は目を瞑る…という人は多いです。

野球というスポーツは、

守備位置・打順などで役割分担されているため、ぽっちゃり体型の選手が必要になることがあるのです。

そして、ぽっちゃり体型の選手に求められる役割があるから、多少デブな体型でも、活躍ができるわけです。

プロ野球選手は、どんな食事をしているの?

ぽっちゃり体型だったり、デブに見えるプロ野球選手がいることはわかりましたね。

が、しかし、多くの選手は筋肉太りであって、単なる肥満ではありません。

仮にお腹が少し出てしまったとしても、お腹は硬かったりします。

実際は、大半が筋肉で体ができているんですよ。

では、どのようにして、プロ野球選手は、たくさんの筋肉をつけているのでしょうか。

もちろん、トレーニングによる筋力強化も方法の1つです。

ただ、プロのスポーツ選手ともなれば、食事でも、筋肉をつけています。

そこで、プロ野球選手の食事内容をチェックしてみましょう。

プロ野球選手の食事において、重要とされている栄養素が3つあります。

  • 糖質
  • 脂質
  • たんぱく質

この3つです。

よく食べられている料理は、

  • ご飯(糖質)
  • 鶏肉料理(たんぱく質)
  • 豚肉や魚介類(脂質)

となり、偏らせず、バランスよく摂取しています。

それに加え、ビタミンやミネラルといった補助的な役割を果たす栄養素を摂取することで、効率よく体を鍛えているのです。

プロ野球選手は、シーズンを乗り切るために、

1日3000~3500キロカロリー

を摂取しているんですよ。

一般男性に必要な1日の平均摂取カロリーが、だいたい2600キロカロリーくらいと言われています。

それより、500~1000ほど多くカロリーを摂取しています。

ただ、

野球の消費カロリー自体は、スポーツの中では少なめ

なんです。

野球の、1時間におけるカロリー消費量は、ゴルフやボーリングと同程度なんですよ。

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まとめ

プロ野球選手には、ぽっちゃり体型だったり、デブと言われるような太った選手が存在していますが、それでも第一線で活躍しています。

その理由は、野球というスポーツが役割分担されていて、

打撃に比重を置くためにどっしりした体型となった選手が必要だったから

ということがわかりました。

そして、プロ野球選手はシーズンを乗り切るために、食事量が多いです。

たんぱく質、糖質、脂質をバランスよく摂取しながら、

1日3000以上ものカロリー

を蓄えているのです。

それでいて、カロリー消費量は、スポーツの中では低いほうです。

動きの少ない守備位置の選手は、蓄えたカロリーが消費されず、身体に残ってぽっちゃり体型になるのも、わかりますね。

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