平成と令和の仮面ライダーに出演した歴代主役俳優をまとめてみた!

仮面ライダーシリーズは、平成ライダーの時代が終わり、令和ライダーが活躍する時代に突入しました。

現代における仮面ライダーシリーズは、

主役を演じるのは役者の登竜門

と呼ばれるくらい、若手俳優の成長に繋がる作品にもなりました。

そんな平成・令和仮面ライダーシリーズで、主役を務めた俳優には、どんな人たちがいるのでしょうか?

この記事では、平成・令和の仮面ライダーシリーズで、主役を演じてきた俳優たちを紹介していきます。

平成ライダーの主役俳優一覧

まずは、平成ライダーで主人公を演じた俳優を紹介していきます。

『仮面ライダークウガ』:オダギリジョー

最初の平成ライダーとなる『仮面ライダークウガ』で、五代雄介役を演じたのが、オダギリジョーさんです。

もともと特撮番組の出演は断っていたそうです。

しかし平成ライダーは、これまでの特撮作品と違ったリアル志向ということで、出演を決意したとのこと。

このエピソードゆえに、

『オダギリジョーにとってクウガは黒歴史』

という勘違いしたデマが流れています。

2015年10月30日放送のラジオ『高寺成紀の怪獣ラジオ』に出演した際に、本人の口で否定しています。

本当は『仮面ライダークウガ』に、とても愛着を持っているんですよ。

『仮面ライダーアギト』:賀集利樹

『仮面ライダーアギト』で、主人公・津上翔一を演じたのが、賀集利樹さんです。

元はモデルでしたが、目立ちたがり屋なところがあり、俳優にも興味を示していたところ、『仮面ライダーアギト』を発見。

新人でも主役になれる

ということからオーディションに参加し、見事主役を勝ち取りました。

プライベートでは、2019年に結婚をしています。

『仮面ライダー龍騎』:須賀貴匡

『仮面ライダー龍騎』で主人公・城戸真司役を演じたのは、須賀貴匡さんです。

須賀貴匡さんは、主演こそ少ないものの、数多くのドラマや映画に出演。

2019年12月にフリーとなった後は、2020年7月に『バードソング』で、デビュー21年目にして初の海外映画への出演を果たしています。

『仮面ライダー555』:半田健人

『仮面ライダー555』は、半田健人さんが、主人公の乾巧役を演じました。

半田健人さんは俳優業だけでなく、

  • 昭和歌謡
  • 鉄道
  • 高層ビル

など、趣味・特技を中心とした活動もしています。

俳優から作曲、さらにはコラムニストなど、マルチな活動をしていますよ。

『仮面ライダー剣』:椿隆之

『仮面ライダー剣』で、剣崎一真役を務めたのが、椿隆之さんです。

椿隆之さんと言えば、2016年に見ず知らずの男性からゴルフクラブで顔面を殴打される事件の被害に遭ったことが有名ですよね。

この事件によって、出演予定だった舞台は出られず、しばらく療養生活をすることになってしまいました。

メイクをすれば、何とか消せるようになりましたが、今でもその時の傷が顔に残っているみたいです。

心身共に心配されていましたが、2017年の『仮面戦隊ゴライダー』で映像作品への復帰を果たすと、2019年の『仮面ライダージオウ』では剣崎一真役でゲスト出演。

トラウマに悩まされながらも、俳優活動を続けています。

『仮面ライダー響鬼』:細川茂樹

異例づくしの『仮面ライダー響鬼』で主役を務めたのは、細川茂樹さんでした。

平成ライダーになってから、俳優を志す若手の登竜門になっていた主人公のポジションを、

既にキャリアがあり、知名度も高かった細川茂樹さんが演じた

ことは、珍しいことでした。

もともと仮面ライダーシリーズとして作られていなかった、変身ベルトが存在しない、そして主人公には俳優キャリアのある人物…

これが、『仮面ライダー響鬼』が異例づくしと言われる所以です。

『仮面ライダーカブト』:水嶋ヒロ

『仮面ライダーカブト』で主役を演じたのは、水嶋ヒロさんでした。

水嶋ヒロさんは、2010年に事務所を退社して以降は、主に小説家・実業家として活動。

俳優活動は減り、現在ではテレビで見かけることは、ほとんどなくなってしまいました。

『仮面ライダー電王』:佐藤健

『仮面ライダー電王』で主役を務めたのは、佐藤健さんです。

佐藤健さんといえば、もはや説明不要なほど、現在では超人気俳優になりましたよね。

気弱な青年だった野上良太郎というキャラクターは、現在の佐藤健さんの演じる役の傾向からすると、とても想像できないものとなりました。

劇場版3作目を最後に、客演が途絶えていたので、長らくオダギリジョーさんのように、

『佐藤健は、電王を忘れようとしている』

と囁かれていました。

そのため、2018年の『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』にて野上良太郎役で出演し、大きく話題となりました。

『仮面ライダーキバ』:瀬戸康史

『仮面ライダーキバ』の主人公・紅渡を演じたのは、D-BOYSの瀬戸康史さんです。

瀬戸康史さんは『仮面ライダーキバ』以前に、テニミュこと『ミュージカル テニスの王子様』で、菊丸英二役を演じていたことから、もともとの知名度はありました。

ちなみに、瀬戸康史さんは、

昭和生まれの俳優で、最後の平成ライダー主人公を演じた人物

になります。

『仮面ライダーディケイド』:井上正大

平成ライダー1期の最後は、『仮面ライダーディケイド』です。

『仮面ライダーディケイド』は、

  • 放送期間が半年
  • 「最終回は劇場版で!」と告知してBPOの審査に引っかかった
  • お祭り作品

という今までにないパターンの作品です。

この『仮面ライダーディケイド』の主人公・門矢士役が、井上正大さん

テニミュこと『ミュージカル テニスの王子様』で俳優デビューしました。

仮面ライダーシリーズでは、門矢士役として『仮面ライダーディケイド』以外にも、数々の映画作品や、テレビでは『仮面ライダージオウ』の準レギュラーとしても出演したんですよ。

『仮面ライダーW』:桐山漣・菅田将暉

『仮面ライダーW』は、その名の通りW主人公。

2人で1人のライダー

という特殊な設定となった、平成ライダー2期最初の作品です。

W主人公として選ばれた2人が、

左翔太郎役:桐山漣さん

フィリップ役:菅田将暉さん

でした。

桐山漣さんは、『仮面ライダーディケイド』の井上正大さん同様に、テニミュ出身の俳優です。

小さい頃の夢が、

『仮面ライダーになること』

だったため、桐山漣さんは、その夢がかなったことになりますね!

菅田将暉さんは、今や知名度抜群の大人気若手俳優ですよね。

実は、菅田将暉さんは『仮面ライダーW』がデビュー作。

フィリップを演じた当時は、

仮面ライダーシリーズ史上最年少の主人公役俳優

だったんですよ。

また、この平成ライダー2期から、主役俳優を演じる人のジュノンボーイ出身率が高くなっていきます。

『仮面ライダーOOO』:渡部秀

『仮面ライダーOOO』で主人公の火野映司役を務めたのが、渡部秀さんです。

ジュノンボーイコンテスト出身者で、俳優デビュー年となった2010年に、『仮面ライダーOOO』の出演が決まりました。

現在では、『科捜研の女』シリーズに、橋口呂太役としてレギュラー出演しています。

『ポケモン』シリーズの『ピカ・チャン』で、バトルおにいさんを演じていたことでも有名ですね。

『仮面ライダーフォーゼ』:福士蒼汰

『仮面ライダーフォーゼ』で、特徴的な髪型の主人公・如月弦太朗を演じたのが、今では超人気俳優…

福士蒼汰さん

です!

芸能界デビューから、わずか3か月でオーディションで如月弦太朗役に選ばれ、デビュー1年目ながら素晴らしい演技で視聴者を魅了。

菅田将暉さん同様、平成ライダー出演をきっかけに飛躍した俳優の1人と言えますね。

『仮面ライダーウィザード』:白石隼也

2013年の作品『仮面ライダーウィザード』の主役を務めたのは、白石隼也さんでした。

白石隼也さんもジュノンボーイコンテスト出身者ですが、今までの平成ライダー2期の主役キャストと違い、

2008年の段階で俳優デビューし、それなりのキャリアがある状態

での出演でした。

作品ごとに気持ちを切り替えて臨んでいるそうですが、『仮面ライダーウィザード』は、他の作品の仕事をしていても、時々脳裏に浮かぶことがあり、心に残る作品になっているみたいですよ。

『仮面ライダー鎧武』:佐野岳

『仮面ライダー鎧武』で主役となったのが、2011年のジュノンボーイコンテストでグランプリとなった、佐野岳さんです。

身体能力の高さで有名で、

その身体能力を活かすために、『仮面ライダー鎧武』では生身のアクションシーンも多かった

というエピソードがあります。

『仮面ライダードライブ』:竹内涼真

『仮面ライダードライブ』で主人公・泊進之介を演じたのが、超人気イケメン俳優としてブレイクした竹内涼真さんです。

幼い頃から仮面ライダーシリーズが好きだったこともあって、仮面ライダーになりたいとさえ思っていました。

その願いが叶い、主人公として仮面ライダーを演じ、一気に大ブレイク!

現在の若手俳優としては1、2を争うほどの売れっ子ですね。

『仮面ライダーゴースト』:西銘俊

ジュノンボーイコンテスト出身者の西銘駿さんが、役者デビューとなった作品が、『仮面ライダーゴースト』でした。

デビュー作だけあって、最初の頃の演技はイマイチでした。

当時は、声に張りがないと思いながら見ていたのですが、やはり主人公に抜擢されるだけあって、センスは抜群!

『仮面ライダーゴースト』最終話になる頃には、演技力も格段に向上していましたよ。

『仮面ライダーエグゼイド』:飯島寛騎

『仮面ライダーエグゼイド』で主役を務めたのは、飯島寛騎さんです。

飯島寛騎さんもジュノンボーイコンテスト出身者で、

『仮面ライダーエグゼイド』が、役者デビュー作にして初主演

という大抜擢を受けました。

『仮面ライダービルド』:犬飼貴丈

『仮面ライダービルド』でも、ジュノンボーイコンテスト出身者が主役を務めました。

それが、犬飼貴丈さんです。

2012年のジュノンボーイコンテストでグランプリを獲得。

いくつかのドラマに出演した後に、『仮面ライダービルド』に出演となりました。

ある程度キャリアを積んだ状態だったので、演技は初回から問題なく見られましたね。

『仮面ライダージオウ』:奥野壮

平成ライダー最後の作品となった『仮面ライダージオウ』で主役を務めたのは、奥野壮さんです。

奥野壮さんもジュノンボーイコンテスト出身者で、

『仮面ライダージオウ』が俳優デビュー作

となりました。

俳優初挑戦だけあって、初期の頃は声の細さが気になりましたが、最終話になる頃には一変。

オーマジオウとして覚醒するシーンでは、ドスの利いた声で魔王らしさが表現されていて、凄い成長スピードと驚いた記憶があります。

令和ライダーの主役俳優一覧

時代は移り、令和となったことで、平成ライダーは令和ライダーと名前を変えることになりました。

ここからは、令和ライダーとして、新たな伝説を作っていく主役俳優たちをチェックしていきます!

『仮面ライダーゼロワン』:高橋文哉

記念すべき令和ライダー1作目『仮面ライダーゼロワン』で、主人公の飛電或人役を演じているのが、高橋文哉さんです。

ジュノンボーイコンテスト出身者…ではなく、

男子高生ミスターコン2017のグランプリ

に輝き、芸能界入りしました。

舞台『大正浪漫探偵譚 ―六つのマリア像―』や、AbemaTVのリアリティ番組『太陽とオオカミくんには騙されない』などに出演したのち、

『仮面ライダーゼロワン』でテレビドラマ初出演・初主演

となったのです。

ちなみに、高橋文哉さんは、

仮面ライダーシリーズの主役ライダーとしては、初めての21世紀生まれ

になるんですよ。

『仮面ライダーセイバー』:内藤秀一郎

令和ライダー2作目『仮面ライダーセイバー』で主役を務めるのが、神山飛羽真役:内藤秀一郎さんです。

舞台やドラマなどの出演経験があり、ドラマでは、

  • 『星屑リベンジャーズ』前沢太一役
  • 『腐女子、うっかりゲイに告る。』小野雄介役

などに出演しています。

とくに、AbemaTVのリアリティ番組『真夏のオオカミくんには騙されない』の出演で話題になりました。

奇しくも、令和ライダーは今のところ、『オオカミくん』シリーズ出演者が続いています。

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まとめ

平成ライダーは、若手の登竜門的な意味合いを持ち、平成ライダー出演から一気にブレイクした俳優が、たくさんいましたね。

オダギリジョーさん、佐藤健さん、菅田将暉さん、福士蒼汰さん、竹内涼真さんなど…。

また、平成2期になると、ジュノンボーイコンテスト出身者が非常に多くなりました。

この頃から、平成ライダーとジュノンボーイとの密接な関係を囁かれるようになったのです。

令和ライダーは、これから先どんな俳優たちが演じ、羽ばたいていくのか…。

これからの活躍に期待ですね!

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