田原総一朗さんといえば、朝生こと『朝まで生テレビ』の司会者として、長年テレビに出演している評論家・ジャーナリストですよね。
近年の発言から、田原総一朗さんのことを、
反日左翼
と評する人も多くいます。
ただ、実際のところ、
田原総一朗さんは単純に反日・左翼としてしまうほど単純な人ではない
と筆者は感じています。
それは、過去の発言からも伝わってくるのですが、態度が一貫しないがゆえに評価の難しい人物です。
また、『朝まで生テレビ』などを見ている人からの、田原総一朗さんに対する評判も気になるところ…
この記事では、田原総一朗さんの思想、そして司会者としての評判を探ります!
田原総一朗の思想は左翼?
田原総一朗さんは、元は作家志望で、かつてはJTBにいました。
石原慎太郎、大江健三郎といった天才たちに敵わないと悟り、ジャーナリスト志望に。
そのため大学卒業後に岩波映画製作所に入社。
カメラマン助手を務めた後、東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社し、ジャーナリストとして活動を始めました。
田原総一朗さんといえば、現在だと、強引な司会をするイメージがありますが、実は若い頃からその片鱗を見せています。
テレ東時代は、過激な題材で、かなりやらせ的な演出の番組を作っていたのです。
そしてフリージャーナリストになった後は、現在も放送中の『朝まで生テレビ』、『選挙ステーション』をはじめ、
- 『激論!クロスファイア』
- 『サンデープロジェクト』
などに出演し、現在のような強引な司会や討論をしてきました。
討論番組に出ている田原総一朗さんを見ていると、
やけに左翼っぽい発言が目立つ…
そんなイメージがあるはず…。
実際のところ、田原総一朗さんの思想は左翼なのでしょうか?
実は、田原総一朗さんは左翼かと言われると微妙な位置にいます。
右翼からは左翼だと言われ、左翼からは右翼だと言われるような、どっちつかずの存在なのです。
確かに最近の田原総一朗さんは、
- 安倍政権や自民党の批判
- 対韓国への政策を支持する日本人を批判する
- 旧民主党政権時代は旧民主党の人たちを賛辞する
などの、典型的な左翼的言動をしているのですが…
一方で、2009年4月に放送された『朝まで生テレビ』では、
極東国際軍事裁判は正しくないと思ってる。
なぜなら戦勝国が戦敗国を裁くんだから。
こんなものは集団リ◎チだよ。
と発言し、ソ連に対しても、ソ連は日ソ中立条約を破ったことを批判するなど、左翼にとっては到底受け入れたくない発言もしています。
そして、どっちつかずの最たる例が、大日本帝国時代の戦争に対する考え方でしょう。
田原総一朗さんは、第二次世界大戦について、
日清・日露戦争は自衛戦争だが、満州事変、日中戦争は侵略戦争である。
という考え方を示しています。
これは右翼・左翼どちらからも批判されているのです。
また、『朝まで生テレビ』で、自民党系の議員に強い当たりをする一方で、共産党の議員にも強く当たった結果、
後に日本共産党の機関紙である赤旗に猛批判された
という出来事もありました。
これらの言動を見るに、田原総一朗さんの思想は、
右翼や左翼というより、自分の信念に基づいている
と言えます。
最近は若干左翼寄りかな?と思う言動が増えましたが…
その結果が、どっちつかずになっているため、ダブルスタンダードだと批判されたりもしますけどね。
田原総一朗の評判は?
田原総一朗さんの、『朝まで生テレビ』での評判を調べてみました。
司会としての田原総一朗さんの評判を見てみると、やはりと言うべきか…
老害
と言うような意見が多く目立ちました。
ここで主な意見を紹介します。
田原さんが老害すぎてみてられない。
聞き返しが多すぎて、非常に不快というか、番組としてどうかと思います。
聴こえなくてもすぐに聞き返さず、後の話から類推するとか、もっと視聴者のことを考えた番組進行をしてもらえませんか。
出演者がこんなに聞き返す番組は、他にありません。
いらいらします。
聞き返してばかりだし、もう司会者として限界なのでは?
強引に話をぶった切って話を変えようとしてて、見てて不快。
耳も遠くなってるし、喋りも酷くてちゃんと喋れてないし早く引退したら?
田原総一朗って他人の意見を遮ってばかりの邪魔者ですよね?
討論番組で討論の邪魔をする司会って何のために存在するの?
田原総一朗さんの「え?」って聞き返しで話の腰おるのちょっと…
田原総一朗の老害がかなりひどくなってきた。
普通にアナウンサーの人が進行した方がきちんと激論出来ると思うよ…
田原さんのせいで話が成り立たない。
など…。
- 耳の聞こえが悪くなり、「え?」と聞き返してばかり
- 話を途中で遮って自分の意見ばかり話している
という、まさに典型的な老害になってしまっているのです。
耳が遠くなり、滑舌もひどくなったのは間違いなく老衰によるものですが…
昔以上にひどくなった主張の強さには何があったのか。
おそらく、これもまた老害のステレオタイプな特徴である…
昔の成功をそのままずっと続けてしまっている結果
だと言えるでしょう。
昔の田原総一朗さんは、
他の人に意見を言わせながらも、最終的にはバッサリ切って自分の意見に持っていく
という手法で仕切り、それが人気でした。
しかし、年を重ねた結果、『自分の意見を通す』という頑固な部分だけが残り、
他人の意見に耳を貸さず、自分の意見ばかりを主張するようになってしまった
のです。
その結果が、現在のとにかく自分が前に出て主張し、他の人の話を遮るという言動に繋がっているのでしょう。
しまいには、
コメンテーターとして呼ばれていたのに、自分と異なる意見の流れになると司会ぶって強引に流れを自分の意見に変えようとした
という、もはやよく見かける、そこらの老害と変わらないことまでやらかしています。
田原総一朗さんは、年齢的にもう後期高齢者なのです。
おとなしく若い世代に席を譲り、一線を退いたほうがいいと感じさせられますね。
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まとめ
田原総一朗さんの思想は、右翼にも左翼にも染まらない、
自分の意思
を信じているようです。
それは
右翼と左翼のどちらからも批判されることがある
という田原総一朗さん自身の言動が示しています。
そんな田原総一朗さんの評判は、今となっては、
- 耳が遠くなり、滑舌もひどくなった老人
- 自分の主張を強引に通そうとして、他の人の話を遮る
といった残念な部分が目立ち、かなりの悪評が目立っています。
もうすぐ80歳です。
ここまでの評判になってしまった以上、田原総一朗さんは、そろそろ一線を退き、隠居しても良い頃合いではないでしょうか。