戦国武将の人気ランキングを一覧チェック!強さが最強は誰?

2020年4月27日に、『国民10万人がガチ投票!戦国武将総選挙』が放送されました。

この番組は、2019年末に放送された内容から、ランキング21位~30位までを足した拡張版のような内容になっていました。

では具体的に、この番組で発表された戦国武将の人気ランキングには、どんな武将たちがランクインしたのでしょうか。

10万人が投票しただけあって、誰でもわかるような武将ばかりだとは思いますが…

また、人気な戦国武将だけでなく、最強の戦国武将も気になるところ…

当記事では、戦国武将の人気ランキングの一覧を紹介するとともに、強さが最強な戦国武将も考察していきます。

戦国武将の人気ランキング一覧!

戦国武将といえば、日本の歴史でも人気な時代に活躍した人々ですよね。

さまざまなアニメやゲーム、小説などで戦国武将が登場しています。

そんな戦国武将たちの人気ランキングを作ろうという企画が、『禁断企画! 国民10万人がガチ投票! 日本人が本当に好きな戦国武将総選挙』です。

全国10万人による投票で、日本人にもっとも愛されている戦国武将を決めようというこの企画。

一体、どの戦国武将が何位にランクインしたのか?

戦国武将の人気ランキングTOP30を発表します!

戦国武将の人気ランキングTOP30

1位 織田信長

2位 上杉謙信

3位 伊達政宗

4位 真田信繁

5位 徳川家康

6位 豊臣秀吉

7位 武田信玄

8位 黒田官兵衛

9位 明智光秀

10位 石田三成

11位 加藤清正

12位 直江兼続

13位 前田慶次

14位 浅井長政

15位 毛利元就

16位 前田利家

17位 井伊直政

18位 真田昌幸

19位 竹中半兵衛

20位 上杉景勝

21位 山本勘助

22位 足利義輝

23位 今川義元

24位 大谷吉継

25位 真田信之

26位 斎藤道三

27位 山内一豊

28位 本多忠勝

29位 柴田勝家

30位 柳生宗矩

TOP3は、にわかからマニアまで、幅広い層に好かれている戦国屈指の人気どころとしては納得の結果です。

戦国武将ランキング1位は、織田信長でした。

その人気ぶりはすさまじく、

41の都道府県で票数が1位だった

のが、織田信長だったのです。

戦国武将・大名と言えば誰ですか?

と聞かれれば真っ先に出る名前ですからね。

1位になるのも当然の結果です。

織田信長が人気である理由は、

当時、斬新な采配で一気に天下統一目前まで上り詰めた、戦国時代の風雲児

な部分でしょうか。

  • 初めて黒人の家臣を召し抱えた
  • 初めて単なる防御目的ではなく権威の象徴としての城を築く
  • さまざまな観点から、南蛮文化を積極的に取り入れた

など…

古き慣習にとらわれず、自身に有利になるなら、新しいものでも積極的に取り入れたところは大きな魅力になりますよね。

また、織田信長はその知名度から、ゲームやアニメなど、さまざまな媒体でキャラクター化され、イケメン、美少女などになっています。

これらの人気も、織田信長が1位になった理由でしょう。

戦国武将ランキング2位となったのは、『越後の龍』、『軍神』こと、上杉謙信です。

上杉謙信といえば、圧倒的な強さです。

指揮した戦いでは負けた数のほうが少なく、時には自らが先陣を切って突撃するなど、

『軍神』の名にふさわしい強さ

が人気の理由の1つでしょう。

武田信玄との関係はもちろん、お酒の飲み過ぎで早世しなければ、織田信長も危うかったかもしれないほどの大きな存在でした。

そして戦国武将ランキング3位は、伊達政宗です!

伊達政宗といえば、イケメンというイメージが多く、『独眼竜』の異名で有名ですよね。

もうちょっと生まれるのが早ければ、天下も狙えたのではないか?

と言われるほどの切れ者だった人物でもあります。

さらに、派手好きということもあって、逸話も多く、戦国後期に出てきた人物の中では、最も人気があるのではないでしょうか。

やはりと言うべきでしょうか、テレビ番組の企画というだけあって、有名どころ…教科書に出てくるような武将ばかりでしたね。

個人的には、知名度が高いと思っていた島津家が1人もいないなんて、あまりにも悲しすぎます。

もし筆者が投票するならば、高橋紹運に投票をしていましたね。

あの立花宗茂の実の父親にして、大友家の忠臣である高橋紹運。

もっとも素晴らしいと感じたのは、岩屋城の戦いです。

この戦いでは、

島津軍5万の軍勢に対し、わずか763名で籠城し壮絶な最期を迎えた

というエピソードがあります。

主家のために命がけの徹底抗戦で島津軍を釘付けにしたことで、羽柴軍20万の軍勢の九州上陸が間に合い、島津軍は無条件での降伏をすることとなりました。

そして息子の立花宗茂も徹底抗戦をし、この岩屋城を含め数々の領地を取り返しました。

親子そろっての活躍で、主家・大友家滅亡を防いだのです。

強さが最強の戦国武将は誰?

さて、人気の戦国武将ランキングは、よくテレビでも特集されることがありますが…

強さという面で、最強なのは誰か?

といった企画はあまり見られませんよね。

まぁそもそも、最強の戦国武将と言っても個人としての強さなのか、武将、つまり指揮官としての強さなのかで大きく異なるため、一概に○○が最強とするのが難しいですよね。

そこで、この記事では、筆者なりに

個人の強さで最強な戦国武将

を挙げてみます。

指揮官として、そして個人の強さも含めてならば立花宗茂や上杉謙信かなと思いますが…

単純に個人の強さならば、武将として活動していた時期もあった上泉信綱など剣豪勢になりがちですが…。

筆者が考える戦国最強の武将は、

水野勝成

でしょう。

生涯、戦で傷一つ負わなかった本多忠勝や馬場信春、多くの首を取った可児才蔵なども候補には入りましたが、何と言っても水野勝成は取った首級の数が違います。

そして相当な暴れん坊であり、

戦国一の戦闘狂と言っても過言ではないエピソードが、その最強ぶりを物語っている

ため、水野勝成の名前を挙げました。

常に一番槍として突っ込んでいっては、多くの首を取り、

  • 15歳の初陣で15の首級をあげて信長から感状が与えられる
  • 兜なしで一番首を取る
  • 18歳の時には北条軍1万に対し、鳥居元忠と共に2000の軍勢で抗戦、先陣を切って300人ほどを討ち取った
  • 父親に勘当され、京都を放浪していた際は町中で大げんかをして何人もの命を素手でも奪った
  • その後も数多くの武将に仕えては戦で先陣を切り多くの首を取って武勇を上げる
  • 関ヶ原の戦いでは頭脳を活かし敵を寝返らせる知略も見せながら、父の仇討ちをするなど多くの首級をとる
  • 大坂夏の陣では昔を知る家康から「昔みたいに先頭を切ってはいけない」と釘を刺されたが、道明寺の戦いで大将にもかかわらず一番槍をあげる

これだけのエピソードを持っています。

まさに戦国最強の戦闘マシーンとして活躍し、最強の浪人としてその名を全国に轟かせました。

さらに凄いのは、その後の水野勝成は、

藩主として領地経営をしっかりおこない、名君と言われるほどの善政を敷いたのです。

亡くなる1年前には、鉄砲を的に当てて喜んだという逸話もあります。

最初から最後まで武勇に優れた人物だったのです。

スポンサーリンク

まとめ

戦国武将の人気ランキングと、最強の戦国武将を紹介しました。

やはり一番人気は、戦国の風雲児でもある織田信長でした。

その後を上杉謙信、伊達政宗と有名どころが続いていましたね。

一方、最強の戦国武将となると、なかなか決めることが難しく、多くの人が意見の分かれました。

『個人の強さ』という意味で、水野勝成を推しましたが、他にも立花宗茂や馬場信春など、最強候補はたくさんいます。

新たな史料が発見されるだけで、戦国武将の評価は一気に変わる可能性も秘めているのです。

新たな新発見が見つかることが楽しみですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする