新型コロナウイルス対策として政府は、布マスク(ガーゼマスク)2枚を配布することにしています。
順次配布されていくため、もう届いた家庭もあるかもしれませんね。
アベノミクスをもじり、
『アベノマスク』
などと言われている政府の配布した布マスクですが、サイズはどのくらいなのでしょうか?
『小さい』との評判もよく聞きますが、真相が気になるところ。
当記事で、アベノマスクのサイズ、そして布マスクは洗濯でどのくらい再利用できるのかを紹介していきます。
アベノマスク(布マスク)のサイズはどのくらい?
新型コロナウイルス対策の一環として、国は、
布マスク(ガーゼマスク)2枚を全世帯に配布
することを決め、4月第3週、つまり4月13日から順次配布しています。
布マスク(ガーゼマスク)の配布が優先されるのは、
感染者数が多い都道府県で、日本郵便の全住所配布システムを使い、ポスト投函
という形になります。
既に届いている世帯もあるようですが、何やら、
「マスクが小さい」
という声もちらほら聞かれます。
アベノマスクで配布されている布マスク(ガーゼマスク)のサイズはどのくらいなのでしょうか?
アベノマスクの布マスク(ガーゼマスク)のサイズを調べてみたところ…
情報が、厚生労働省のホームページに載っていました。
それによると、
縦9.5cm、横13.5cm
これが、アベノマスクで配布される布マスク(ガーゼマスク)のサイズとなります。
サイズが小さいように感じるかもしれませんが、実は…
市販の大人用布マスク(ガーゼマスク)と同じサイズ
なんですね。
有志のユーザーが、Twitterで市販のガーゼマスクとして売られている布マスクのサイズをまとめています。
それがこちらです。
見る限り、市販の大人用布マスク(ガーゼマスク)のサイズは、
縦9cm~9.5cm、横13~13.5cm
であることが、はっきりとわかります。
つまり、
サイズは小さくなく、一般的なサイズ
というわけですね。
市販のガーゼマスクのことを知らず、とにかく難癖をつけたいアベガー症候群の人たちが、小さいだのなんだのと批判していますが、そのような批判をしていると、
市販のガーゼマスクのサイズを知らない無知を晒しているだけ
なので注意してください。
布マスク(ガーゼマスク)が洗濯で再利用できる回数
なぜ、国はアベノマスクとして、布マスク(ガーゼマスク)を配布したのでしょうか?
厚生労働省の『布マスクの全戸配布に関するQ&A』のページで、次のように書かれていました。
布製マスクは、使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能なマスクです。
店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえて、確保の目途が立った布製マスクを、国民の皆様に幅広く、速やかに配布するために、日本郵便の配送網を活用し、全国の世帯に向けて、1住所当たり2枚ずつ配布することとしたものです。
つまり、
布マスク(ガーゼマスク)は、洗濯をすることで再利用ができるから
というのが、配布した理由です。
再利用可能なマスクという点が魅力な布マスク(ガーゼマスク)、洗って再利用するのは、何回まで可能なのでしょうか?
布マスク(ガーゼマスク)を洗って再利用できる回数は…
形が崩れてしまうまでは何回でも可能
です。
何度でも再利用可能なのが布マスク(ガーゼマスク)ですが、使用頻度が多くなると、さすがに型崩れしてしまいます。
厚生労働省のホームページにも、
形が崩れてきましたら、使用を中止してください。
と書いてあります。
しかし、注意してほしいのは、洗濯すれば再利用可能な布マスク(ガーゼマスク)でも、
正しい洗い方をしなければ再利用はできない
ということです。
布マスク(ガーゼマスク)の正しい洗い方も紹介しますので、参考にしてくださいね。
布マスク(ガーゼマスク)を洗濯する頻度
まず、布マスク(ガーゼマスク)を洗う頻度は、
1日1回
の洗濯が推奨されています。
ただし、汚れが付いた場合はその時点で洗うようにしましょう。
布マスク(ガーゼマスク)の洗う際の注意点
- 洗濯機ではなく、手による押し洗いをする
- 炊事用手袋を使うこと
- 他の人のマスクと一緒に洗わない
- マスクの繊維を痛めてしまうので、もみ洗いはNG
- マスクを洗濯した後は、十分に手を洗う。
布マスク(ガーゼマスク)の洗濯方法
1.標準濃度の衣料用洗剤にマスクを10分ひたし、水道水でためすすぎをしたあと、マスクの水気をきる。
衣料用洗剤は、使用量の目安に従って洗剤を水に溶かしたものを使用しましょう。
洗い終わった洗剤液と、すすぎ水にはウイルスが含まれている可能性があるので、洗剤液が飛び跳ねないよう、流す時には注意が必要です。
2.塩素系漂白剤15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分ひたす
ここで注意してほしいのは、
漂白剤を使うことは可能
ですが、
柔軟剤の使用は避ける
ようにしましょう。
3.水道水を使って充分にすすぐ
4.清潔なタオルに挟み、水分を吸い取る
5.形を整えて干す
干す際の注意点として、乾燥機は使わずに、陰干しで自然乾燥をさせてください。
以上が、布マスク(ガーゼマスク)の洗濯方法です。
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まとめ
政府が新型コロナウイルス対策として、全世帯に配布する布マスク(ガーゼマスク)2枚、通称アベノマスクのサイズ、そして洗濯で再利用できる回数や洗濯方法を紹介しました。
アベノマスクは、2020年4月13日から、感染者の多い都道府県を優先に配布されています。
各家庭に届くまで時間差があります。
また、アベノマスクで配布された布マスク(ガーゼマスク)は、
市販の大人用布マスク(ガーゼマスク)と同じサイズの縦9.5cm、横13.5cm
でした。
そして、正しい洗い方をすれば、何回でも再利用可能です!
マスク不足の今、非常に助かる配布ですね!