不気味な牙の聖騎士ジュドの能力(技)は?最期は七つの大罪のバンに

バステ監獄の任務がありながら、何故か目先の手柄に拘り、メリオダス達のいるダルマリーの町を襲ったフリージアやゴルギウス、そして、バステ監獄に乗り込もうとしたメリオダス達を迎え撃ったルインとは異なり、最後まで任務を全うしていた『不気味な牙』メンバーの聖騎士ジュド。

『七つの大罪』メンバーのバンが脱獄しようとした時も、監視員たちの報告を聞きつけ、ジュドは、すぐさまバンの居場所に訪れ、倒そうと企てます。

『不気味な牙』メンバーは、どこか不気味な存在ですが、その中では聖騎士ジュドは、まともな方なのかもしれません。

本記事では、そんな『不気味な牙』聖騎士ジュドというキャラクターを、能力や最期を踏まえながら迫ってみたいと思います!

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『不気味な牙』の聖騎士ジュドとは?

茨をモチーフとした刺々しい仮面を被り、なおかつ、バンを囮にメリオダス達をバステ監獄におびき寄せている聖騎士ジュドは、『不気味な牙』に最も似合うキャラクターかもしれません。

ジュド

それは、姑息というよりも。ずる賢さが勝っていて、それでいてしっかり任務は遂行しようとしているわけですから、他の『不気味な牙』の3人とは違い、聖騎士ジュドには、ある種、クールで冷静な一面を持っているようにも見受けられます。

実際に、5年前に『七つの大罪』メンバーのバンをバステ監獄に投獄したのも聖騎士ジュドですし、誰が『不気味な牙』を仕切っているのか、正直良く分かりませんが、あくまで印象としては、聖騎士ジュドが『不気味な牙』のリーダー的存在ではないのかと筆者は思います。

さて、そんなクールな印象を持つ聖騎士ジュドですが、実は結構、残忍なところもあるらしく、5年前にバンを投獄した時は、両手足を鉄杭で打ち付け、そして一切食事すら与えず、その上で拷問を与え続けたという、かなり残忍な仕打ちを与えたようです。

ただし、バンはアンデッドであるため、全く拷問にもなっていなかったらしく、痛みを伴うことで生きる実感が欲しく、わざと聖騎士ジュドに捕まったのだとか。

そのため、聖騎士ジュドが再び鉄杭をバンの胸に刺しても何とも思わず、『その痛みには飽きた』と言い放ち、さっさと脱獄してしまうのです。

本来ならば、『不気味な牙』の聖騎士4人がバステ監獄を死守しなければならなかったものの、既に聖騎士ゴルギウスと、聖騎士フリージアが暴走行為を犯していますし、聖騎士ルインは、ダルマリーから戻ってきたフリージアと共に、メリオダス一行と戦闘中の状態でした。

結局、脱獄したバンには聖騎士ジュド1人で対処するはめに陥り、バンにあっけなく玉砕してしまうのです。

本当にこれでは、本末転倒ですよね。

まぁ、所詮、『不気味な牙』という存在は、聖騎士の中でも頼りにならない存在というべきなのかもしれませんね。

『不気味な牙』聖騎士ジュドは能力(技)を出す前に撃沈?

ジュド2

『七つの大罪』のキャラクターには、ホークですら『変身(トランスポーク)』などの能力(技)を持っていますし、ただの町の住民とか、その他のキャラクターでない限り、皆何かしらの能力(技)はあると思います。

そこで、『不気味な牙』聖騎士ジュドの能力を調べてみたのですが、残念ながら一切情報は出てきませんでした。

それもそのはず。

確かに5年前に聖騎士ジュドは、『七つの大罪』メンバーのバンをバステ監獄に投獄していますが、『七つの大罪』本編で登場したジュドは、とにかく弱く、アンデッドの力を持つバンの前では、なす術なく撃沈させられています。

そのため、登場シーンも僅かでしたし、はっきり言って、聖騎士ジュドが能力を出す間もなく登場シーンが終了といった感じでやられています。

一体何のために、聖騎士ジュドが1人バステ監獄に残っていたのか?

そう思うと、実にマヌケな話ですね。

ちなみに、『七つの大罪』のアプリゲーム『七つの大罪 ポケットの中の騎士団』では、聖騎士ジュドが『バインド・ニードル』なる技を使うらしいのですが…?

聖騎士ジュドの見た目的には、やはり棘や茨を駆使した戦い方になっていたのでしょうか?

『七つの大罪』の漫画の方では、全く見せ場なく終わってしまっただけに、聖騎士ジュドの能力(技)が何だったのかもわからず、ある意味で謎のキャラクターとなってしまったような気がします。

まぁ、そもそも、聖騎士ジュドという名前があったのかすら、覚えている方が少なそうではありますが…。

『不気味な牙』聖騎士ジュドの最期はバンによって…

ジュド3

『不気味な牙』の中で、十戒編に登場していない聖騎士ジュドですが、実は唯一、バステ監獄でのストーリーで亡くなってしまっているキャラクターだったのです。

それも、魔神族ではなく、『七つの大罪』メンバーのバンにあっけなく倒されてしまっているのです。

元々、聖騎士ジュドは、監視員の報告を受けて、再びバンを投獄させるためにバンの胸に鉄杭を打ち付けました。

そのことで、バンは痛みを伴っていたのは間違いないでしょう。

しかし、そこはアンデッドのバン。

普通なら出血多量などで、その場で力尽きてもおかしくありませんが、そこは、アンデッドなので、痛みそのものはあるものの、全くダメージにはならず、杭を抜くやいなや、逆に聖騎士ジュドの胸に突き刺し、その傷が致命傷となりジュドは命を落とすのです。

まぁ、普通の人間が、胸に杭を貫かれたら、間違いなく命に関わっていてもおかしくありませんよね。

確かにジュドは、聖騎士になるだけの器の持ち主なのですから、それなりの力は持っているのかもしれません。

しかし、所詮はジュドも人間ですから、バンのように鉄杭を胸に突き刺され、そのまま平気でいることは出来ません。

聖騎士ジュドは、自らの能力(技)を披露することなく、バンによって倒されてしまい、破壊されてしまったバステ監獄で下敷きとなってしまっているのです。

仮にも聖騎士と名乗る人物が、こんな最期を遂げるなんて、あまりにもレアケースだと思いますが、ただ本当に弱いのか、それとも相手が悪かったのか…。

正直、何もはっきりしないまま聖騎士ジュドが倒されてしまっているため、なんとも言えないところはありますが、相手がバンであったとしても、聖騎士ジュドに、もう少し見せ場を作って欲しかったというのが、率直な筆者個人の感想です。

まとめ

『不気味な牙』メンバーの聖騎士ジュドは、自身の能力(技)を出す前に、『七つの大罪』メンバーのバンによって、鉄杭を胸に刺されて、そのまま退場してしまう、見せ場も何もない、もったいないキャラクターと言う印象でした。

本当だったら、あの棘の仮面を被った独特の風貌をしているわけですし、何らかの特殊能力でバンと対抗していてもおかしくないのですが、所詮は見掛け倒しなのか、完全に舐められて終わってしまいましたね。

『何のために登場してきたのだろうか?』

と思えてしまうキャラクターで拍子抜けしてしまう部分がありますが、その分、バンの強さは際立ちました。

ジュドは聖騎士としては役に立ちませんでしたが、バンの引き立て役としては意味があったのだと思います。

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