週刊少年ジャンプで連載中の漫画『約束のネバーランド』が、実写映画化されますね。
しかし、人気漫画やアニメの実写化映画というと、
- キャラの設定がキャストありきに改悪される
- イメージが全く合わない
といった問題が多く、大半の実写化映画がコケているのが現状…
では、実写映画『約束のネバーランド』のキャストは一体誰がキャスティングされたのでしょうか?
当記事では、実写映画『約束のネバーランド』について、キャスト一覧やキャストに対する評判を紹介します。
実写映画『約束のネバーランド』のキャスト一覧!
実写映画『約束のネバーランド』は、白井カイウ先生が原作、出水ぽすか先生が作画を担当している、週刊少年ジャンプで現在も連載中の作品です。
実写化は、2019年9月に発表され、映画の公開は、
2020年12月18日
です。
実写映画となると、気になるのはキャスト(出演者)がどういった面々なのか…ですよね。
まだキャストは全員が発表されたわけではなく、一部しか発表されていません。
現状での実写映画『約束のネバーランド』のキャストは、以下の通りです。
実写映画『約束のネバーランド』キャスト一覧
エマ:浜辺美波
ノーマン:板垣李光人
レイ:城桧吏
イザベラ:北川景子
クローネ:渡辺直美
主人公のエマ役は浜辺美波さん、ノーマン役は板垣李光人さん、そしてレイ役は城桧吏さんとなりました。
2月26日に発表された追加情報では、”ママ”ことマム・イザベラ役に北川景子さん、シスター・クローネ役はお笑い芸人の渡辺直美さんに決定しました。
ちなみに、原作改変要素ですが、現在のところ、
孤児たちの出荷される年齢が12歳から16歳に改変されている
という情報が公開されていました。
この時点で、
「なんで年齢上げるの?あの歳だからこその約束のネバーランドだろ?」
「大人なのがちょっとショック」
「12歳から16歳に引き上げるって、世界観崩れるわ」
「約束のネバーランドは『子供達が如何に知恵を絞って大人に立ち向かうか』が作品のポイントなのに…実写化で年齢を16歳に上げるのは論外」
「ハリーポッターはちゃんと設定に合わせた子役がメインで使われてたのに、約束のネバーランド実写化は原作の設定を変更してまで若手役者を使うの、邦画の限界だな」
と批判殺到。
公式サイトでは、
原作では孤児たちが出荷される年齢が12歳だったのを、映画では16歳に引き上げることで、深みのあるキャラクターを演じることができる俳優が集まり、これ以上無いキャスティングが実現しました
と説明されていましたが、
「子役ばかりでは有名どころがキャスティングできないから変更しただけだろ」
「客を呼ぶためのキャスティングにしたいから変更しましたって正直に言えよ」
などの批判もありました。
実写映画『約束のネバーランド』キャストに対する評判は?
実写映画『約束のネバーランド』のキャストの配役については、ネット上の評判はどうなっているのでしょうか?
調査してみると、主人公のエマが浜辺美波さんに決定したことについては、やや賛否が分かれているところ…。
好意的な意見としては、
「実写化でよく出てるから期待できる」
「めんまを演じきった浜辺美波ちゃんならよさそう」
という、『あの花』や『賭ケグルイ』など、多くの実写化作品でメインキャストとして活躍している経緯が評価されています。
一方で、
「そもそも元のエマが11歳なだけに、全然イメージわかないし微妙」
「浜辺美波ちゃんは好きだけど、合わない気がする」
「やっぱりエマがでかすぎてダメ」
など、実写化作品で最も批判される設定改変のあおりを受け、
『浜辺美波さんだと、エマとしてはあまりに大人すぎてしまうため、イメージと合わない』
という声もありました。
こういった意見は、ノーマンやレイも同様ですね。
イザベラ役の北川景子さんと、クローネ役の渡辺直美さんはどうでしょうか?
北川景子さんは、キャスティング面というよりも、北川景子さんが明かしたイザベラ役を受けた経緯、役に対する姿勢でネット上から賛辞の声が続出。
自身もアニメ好きで知られる北川景子さん。
イザベラ役のオファーを受けた際、かなりギリギリまで悩んだそうなんです。
そんな北川景子さんは、次のようにコメントしています。
漫画原作の作品を映像化することの難しさはどんな俳優も嫌というほど理解していますし、今回このネバーランドの世界観を漫画のクオリティを損なうことなく実写化するというのは不可能なのではないかという思いがありました。
実写化するのが難しいことや、原作を一通り読んでみて、
イザベラのキャラを演じるのは自分には難しいのでは?
と思っていたようですね。
ただ、最終的に北川景子さんは、
- 平川監督とまた現場を踏んでみたかった
- イザベラの年齢設定やキャラクター含め原作の設定を一つも変えないという確約をもらった
ということから、オファーを受けることに決めたそうです。
この北川景子さんの行動に、
「考え方がかっこいい」
「実写化に対する姿勢に感動した」
「原作ファンの鑑です」
と称賛が続出しました。
一方の渡辺直美さんは、好意的な意見は多いものの、やはり否定的な意見も見られます。
そもそもの話、
シスター・クローネは黒人ですし、ガタイがよくムキムキ
なキャラクターです。
子供たちの年齢改変どころか、人種まで改変してしまうため、抵抗を覚える人が多いのでしょう。
実際に評判としては、
「シスター・クローネは黒人に演じてほしかった」
「渡辺直美じゃ全然体格が違うし、微妙」
「迫力だけなら確かにありそうだけど、ビジュアルが全く似てないからこれはひどい」
など、ビジュアルを寄せる気のない配役に憤りを感じる人が多く見られました。
まぁ、とはいえムキムキマッチョな黒人女性で日本語バリバリ、かつ演技の上手い人がいるかと言われると…
筆者も、そんな人物に心あたりがないので、仕方ないのかもしれません。
また、シスター・クローネは顔芸キャラでも有名です。
そのため、強烈な顔芸ができる渡辺直美さんに期待する声もあり、
「追いかけるシーンだけ見たい」
「渡辺直美の顔芸には期待」
「絶対顔芸だけで選んだだろ、まあ運動神経もいいから能力的には合ってるけど」
と、クローネの顔芸シーンに期待できるという声や、もともと運動神経がよく、ビヨンセのモノマネなどに代表される、キレのある動きができることを評価する声も。
見た目が絶望的に似ていないだけに、後はどう評価されるか、それは渡辺直美さんの演技次第ですね。
やはり、キャスティングに対しては厳しい評判が多く、
- そもそも16歳に設定改変をしたこと
- キャラクターの人種的に、に日本人が演じること自体不自然
といった、実写化作品でよくあるキャスティングの問題点が指摘される結果になりました。
結局のところ、作り手の都合で設定改変をするというのは、
原作に対するリスペクトが欠けている
と見られてしまうため、評価がどうしてもマイナスから始まってしまうというわけです。
そういう意味では、北川景子さんの実写作品に対する姿勢はとても素晴らしいなと感じます。
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まとめ
実写映画『約束のネバーランド』のキャスト一覧と、キャストに対する評判を調査しました。
もともと、実写化することが難しい作品だけに、
キャストに対する評判は芳しくありません。
しかも、実写化するにあたって最も嫌われる
設定改変
までしてしまう始末…。
というより、むしろ
設定改変によるキャスティングが批判されている
と言うべきでしょうか。
この様子だと、実写映画の『約束のネバーランド』はコケそうな結末が見えますね…。