42歳となる現在も総合格闘家として活躍し続けるヒョードル選手。
先日、負けはしたものの、Bellatorにてライアン・ベイダー選手と、
ヘビー級トーナメント決勝を行う
など、未だ衰えを知らないヒョードル選手。
全盛期は過ぎてしまったのかもしれません。
しかし、まだまだ世界のトップファイターと言えるでしょう。
格闘技ファンとしては今後も活躍が楽しみな選手です。
今回は、そんなヒョードル選手の、
トレーニング
最強のパンチを生み出す筋肉
について調査していきます。
ヒョードルのトレーニング
『60億分の1の男』
と呼ばれるほどに、強いヒョードル選手。
pic.twitter.com/aih8NM6fJr
— Федор Емельяненко (@fedoroskol) June 20, 2016
圧倒的強さを誇る男のトレーニングは、いったいどんなものなのでしょうか?
少し前のものにはなりますが、トレーニングキャンプ中のメニューを紹介していきます。
- ランニング
- シャドー
- ミット打ち
- 懸垂
- 腹筋
- タイヤを34㎏のハンマーで叩く
- ゴムチューブを使い背負い投げの打ち込み
- 鉄製の重りを手に持ちシャドー
- グラップリング
これらは一部ですが、上記のようなトレーニングをキャンプ中は2週間、
朝1時間半
昼3時間
夜3時間半
の計8時間も行います。
ハードなトレーニングを8時間もやるとは、信じられないことですね。
ランニングやシャドーは、総合格闘技をやる上で一般的なトレーニングと言えます。
しかし、34㎏のハンマーやゴムチューブ、鉄製の重りを手に持ち行う、
特徴的なトレーニング
も行っています。
ヒョードル選手は、このキャンプ中のトレーニングでは、
近代的なマシンを使わないこと
が特徴的です。
汗を飛び散らせながら行うシャドーの光景は、なんだか漫画みたいでワクワクさせてくれますね。
このような
ハードなトレーニングの積み重ね
が、ヒョードル選手を『60億分の1の男』と言われるまでに成長させました。
メモ
ヒョードル選手がどれほど強いのかは、こちらの記事を参考にして下さい。
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ヒョードルの動画と戦績を紹介!最強と名高い全盛期と強さとは?
続きを見る
ヒョードルの最強パンチを生み出す筋肉
ヒョードル選手と言えば、
ヘビー級とは思えない程のすばやく強力なパンチ
が特徴的ですよね。
この最強のパンチを生み出す筋肉とは、どのようになっているのでしょうか。
まずは、多くの選手を震え上がらせた、パンチがどれ程なのか動画で以下に紹介します。
この動画は、2003年8月10日のPRIDEで行われた、ヒョードル選手VSゲーリー・グッドリッジ選手の試合です。
結果は、
1ラウンド1分9秒でヒョードル選手のTKO勝ち
となります。
あまりにも決着が早く、
「ゲーリー・グッドリッジ選手はあまり強くないのでは?」
と錯覚してしまいそうです。
でも、この選手は過去にK-1で活躍した、マイク・ベルナルド選手に勝利するほどの実力者です。
そんな選手を圧倒する程、
ヒョードル選手のパンチが強烈
と言うことですね。
ヒョードルのトレーニングパートナーは元K-1王者?
ヒョードル選手は、2011年頃にStrikeforceのヘビー級トーナメントへ出場する際に、K-1主催大会で最多優勝回数を誇る、
アーネストホースト選手に弟子入り
をしています。
アーネストホースト選手は、通称:ミスターパーフェクトと呼ばれる程、高い技術を持つ選手です。
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残念ながら、この時にヒョードル選手が出場した、Strikeforceでは負けてしまいました。
しかし、K-1で何度も優勝を果たす程の実力者と練習をすることで、あの圧倒的なパンチ力に磨きをかけたのでしょう。
ヒョードルの筋肉はムキムキとは言えない?
ヒョードル選手の圧倒的なパンチ力を生み出す筋肉は、物凄いことが想像されます。
横からとはなりますが、ヒョードル選手の筋肉が分かるこちらの画像を見て下さい。
Интервьюhttps://t.co/PtBHwDngjH
— Федор Емельяненко (@fedoroskol) December 10, 2016
………
圧倒的なパンチ力の割には、そんなに筋骨隆々といった体ではないように見えますね。
しかし格闘技をやる上で、筋肉のみを大きくしたような体は、
酸素消費量が多く、重くてスタミナとスピードがイマイチ
になってしまうのです。
筋肉も重要ですが、筋肉のみを大きくするより、
- 心肺機能の増強をする。
- 酸素消費能力を高める。
これらを行い、
長時間の運動を可能にする体を作る
ほうが格闘技にとっては重要です。
ヒョードル選手が行っている、チューブやハンマーを使用したトレーニングは、
心肺機能や酸素消費能力を高める上で効果がある
のでしょう。
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まとめ
以上が、ヒョードル選手の、
- トレーニング
- 最強のパンチを生み出す筋肉
についてでした。
キャンプ中のトレーニングについては、ランニングやシャドーなど一般的なトレーニングの他に、
- タイヤを34㎏のハンマーで叩く
- ゴムチューブを使い背負い投げの打ち込み
- 鉄製の重りを手に持ちシャドー
など近代的なマシンを使用せず、特徴的なトレーニングも含め、
1日合計8時間
も行っています。
多くの選手を震え上がらせた最強のパンチについては、
元K-1王者仕込みの圧倒的パンチ力を持つ
ムキムキではありませんが心肺機能や酸素消費能力の高い
筋肉が生み出しました。
『60億分の1の男』と呼ばれた全盛期は過ぎたのかもしれません。
しかし、ヒョードル選手は今後も世界の総合格闘技ヘビー級を騒がせてくれることでしょう。
まだまだ注目していきましょう!!
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