『七つの大罪』メンバーの中でも、可愛いキャラとして人気の高い『怠惰の罪(グリズリー・シン)のキング』と『嫉妬の罪(サーペント・シン)のディアンヌ』。
連載初期は、明らかに
キングの片想い?
と思われていた二人ですが、物語が進むにつれて、関係がちょっと変わったようです!
二人の仲が、どうなっていったのか気になりますよね!
また、キングとディアンヌは『七つの大罪』加入前から知り合いらしいのですが、出会いのきっかけは何だったのでしょうか?
今回は、キングとディアンヌ、この二人について調べてみました!
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キングとディアンヌの出会いのきっかけをチェック!
キングの本当の姿は、皆さんご存知の妖精王ハーレクイン。
一方のディアンヌは、巨人族の戦士として育ちました。
一見、共通点のなさそうな二人ですが、『七つの大罪』加入以前、ずっと昔に出会っているのです!
二人が出会ったきっかけは、七つの大罪の物語から
約700年前
たった一人で暮らしていた巨人族のディアンヌは、ある日、記憶を失い、怪我をして倒れている男の子を助けました。
その男の子こそ、妖精王ハーレクイン、後のキングなのです。
お互いに、ひとりぼっちだったディアンヌとハーレクインは、すぐに仲良くなり、一緒に過ごし始めるようになります。
ある日、ディアンヌはハーレクインにお願いをします。
「ボクをずっと好きでいて」
ハーレクインは、喜んで約束するのでした…。
約500年が過ぎた、そんなある日。
ハーレクインは、自分が妖精王だったこと、悪い人間に捕まった仲間を助けに妖精王の森から来たこと、仲間の仇を討ったけれど、自分も崖から落ちてしまったことを思い出します。
ちょうどその時、人間の集落から火の手が上がるの見たキングは、
「きっと戻るから」
とディアンヌに約束し、様子を見に集落に向かったキングは、そこで信じられない光景を目にします。
村を襲う一人の男と、倒れている村の人々…まるで、500年前にキングが見た惨劇と同じです。
しかも、村を襲っている男は、500年前に妖精族の仲間を傷つけた憎い相手として、キングが仇を討ったはずの隻眼の老戦士なのです!
生きているはずのない相手に驚くキングですが、その男の言葉を聞いて更に驚きます。
なんと、その隻眼の老戦士は、ハーレクインの親友ヘルブラムが変身した姿なのでした。
ヘルブラムは人間を憎むあまり、妖精族の仲間が捕まり、羽をむしられ無残な最期を遂げたその時から500年の間、人間を襲い続けていたのです…。
500年の間、ヘルブラムが苦しんでいる事に気付かず、親友が凶行を重ねるのを止められなかったことをキングは悔やみ涙を流します…。
そして、キングは自らの手でヘルブレムを永遠の眠りにつかせるのでした…。
その後、ディアンヌの元に戻ったキングは、ディアンヌの自分と過ごした日々の記憶を封じます。
こうしてキングは、親友・ヘルブラムの苦しみに気付けず、止められなかった罪を背負い、『怠惰の罪』を宣告されるのでした。
ですが、キングは、交わした約束通りディアンヌのことをずっと好きでい続けているのです…。
いかがでしたか?
二人が最初に出会ったのは700年も前のこと。
その後、『七つの大罪』メンバーとして、二人は再会することになるのですが、ディアンヌはキングの事を忘れてしまっていた訳ですね。
自分を忘れたディアンヌの傍にいるキングは、はたしてどんな気持ちだったのでしょうね…。
優しいキングの事ですから、ディアンヌが自分の方を向いてくれなくても、ディアンヌの傍で見守れるだけで満足だったのではないかと想像しますが…
ちょっと切ない話ですよね…。
キングとディアンヌの仲・関係は?
メリオダスを団長にした『七つの大罪』結成後、また月日が過ぎました。
ディアンヌは、メリオダスの気を惹こうと夢中で、かつて親密な仲であったキングのことは眼中にない模様…。
そして、リオネス王国転覆の容疑をかけられた『七つの大罪』が散開し、その10年後。
再び集結した『七つの大罪』メンバーは、激しい戦いの末にリオネス王国転覆の真相を暴き、自らの容疑を晴らし、国の英雄となります。
その少し前、リオネス王国奪還時の王国城下町での戦闘中にキングに助けられたディアンヌは、
「ハーレクイン…懐かしい名前…でも、思い出せない」
と呟きます。
このセリフによって、キングとディアンヌの仲や関係に何か変化はあったのでしょうか?
マーリンの作った薬のおかげで、身体が小さくなった(人間サイズ)ディアンヌは、
「一緒に王国祭に行こう、ボクと二人で」
と、意中であったはずのメリオダスではなくキングを誘い、その後、仲良く過ごす、楽しそうな二人の姿が描かれています。
翌日、ディアンヌはキングを探しますが見つからず、街で偶然会ったエリザベスに昔話を始めます。
ある大きな女の子が、700年前に男の子と一緒に過ごしたこと、戻ると約束したのに男の子は戻らなかったこと、女の子はその男の子の記憶を失くしたこと…。
そして、この前の戦いで、その男の子がピンチの女の子を助けてくれたこと。
「このまま戻ってこなかったらどうしよう。こんなにキングが好きなのに」
そう、ディアンヌは、キングと過ごした日々の記憶を取り戻したのです!
その頃、そうとは知らないキングは、バンにくっついて街に繰り出していましたが、王国祭の朝に
「キングがいなくなったら、ボク寂しくて死んじゃう」
とディアンヌが言っていたことをバンから伝えられます。
しばらくしてメリオダス一向に合流したキングは、一刻も早く自分の気持ちを伝えようとディアンヌを探しますが、ようやく会えたディアンヌからは衝撃的な言葉が飛び出します…!
「キミは誰?」
なんと、タイミング悪く、七つの大罪メンバーのゴウセルにかけられた『消えゆく彼岸(ロストワールド)』によって、
『七つの大罪』に入団してから現在までの記憶を消去されてしまったディアンヌ
は、故郷である巨人族の里『メガドーザ』を目指し出奔してしまうのでした。
ゴウセルは、実験の一環としてディアンヌの記憶を消去したことを事も無げに語りますが、それをキングは
「人の感情を弄ぶな」
と激しく怒ります。(当然でしょう)
そして、ディアンヌを探しに行こうと決意するキングは、メリオダスやエリザベス達も同じ気持ちであることを知り、仲間たちと共に動き出します!
果たして、キングたちはディアンヌを見つけ、彼女の記憶を取り戻すことが出来るのでしょうか?
この続きはぜひ、『七つの大罪』本編(十戒編)をご覧いただけたらと思います!
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まとめ
ディアンヌがキングを助けたことがきっかけで二人は出会います。
二人は、500年もの長い時間、仲良く過ごしていたことが分かりましたね。
しかし、親友ヘルブラムを止められなかったとして、怠惰の罪を背負ったキングは、ディアンヌの楽しい二人の記憶を封じてしまいました。
その後、再会したキングとディアンヌは、あくまでも『七つの大罪』メンバーとしての関係でしかなく、これにキングは少し切ない思いをしていたのではないでしょうか?
ですが、ディアンヌはかつての記憶を取り戻し、キングへの想いを再確認!
これから二人の仲・関係が進展する!?
と思う間もなく、ゴウセルによって再びディアンヌは記憶を奪われ、故郷を目指し去ってしまいました!
そんなディアンヌを探す『七つの大罪』メンバーとその一行。
無事にディアンヌと七つの大罪メンバーは合流できるのか?
そして、ディアンヌは、再び記憶を取り戻せるか?
これからも『七つの大罪』本編から目が離せませんね!