魔神王直属の精鋭部隊『十戒』メンバーのエスタロッサ。
手配書に描かれたメリオダスにそっくりなことから、メリオダスのもう一人の兄弟ではないかと言われていますね。
普段からアンニュイな微笑み浮かべているためか、考えが読めず、ある意味で不気味な存在のエスタロッサです。
エスカノールとの戦闘では、流石といえる強さを見せていました。
そんなエスタロッサは、メリオダスと似た魔力を持っているようですが、どこが違うのでしょうか?
今回は、『十戒』のエスタロッサの持つ『戒禁』から、強さ(闘級)、技(能力)などについて考察してみたいと思います!
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エスタロッサ(十戒)の技(能力)をチェック
ドレファス(フラウドリン)に操られたヘンドリクセンによって、封印から解放された『十戒』メンバー。
そのメンバー内では、ダントツで、
長身・イケメン
のエスタロッサ。
他の十戒メンバーたちがブリタニアのあちこちに散る中、エスタロッサは、一人のんびりと外の空気を満喫していました。
このことから、物静かな性格かと思っていましたが、バイゼル大けんか祭り後、メリオダスと対峙した際のエスタロッサは、なんとも
陰惨で不気味な雰囲気
を醸し出していましたね。
「愛している」
「本当はこんなことはしたくない」
「もっと声を聞かせてくれ」
と言いながら、メリオダスを痛めつけ悲鳴をあげさせ、最後には涙をながしつつもメリオダスの命を奪った様子は、常人の神経で行えない所業と言えますね…。
そんなエスタロッサですが、メリオダスとの戦いや、エスカノールとの戦闘の際には、なかなか興味深い技(能力)を披露しています。
さっそく、エスタロッサの技(能力)をチェックしてみましょう!
エスタロッサの技(能力)一覧
魔力:全反撃(フルカウンター)
自分に向けられた『物理攻撃』を倍以上にして跳ね返す能力。
メリオダスが持つ魔力も、名称が同じ『全反撃(フルカウンター)』であるが、こちらは自分に向けられた『魔法攻撃』を倍以上にして跳ね返す能力となる。
暗黒回帰(ブラックアウト)
闇で対象物を包み込み、その魔力などを封じ込める。
エスカノール戦では、エスカノールの『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』を包み込み、その魔力を封じた。
なお、ゴウセルの『大停電(ブラックアウト)』と同じ名称だが、関係の有無は不明。
反逆剣(リベリオン)
魔道具か神器の類などの詳細は不明。
何もない空間から具現化しているように見える。
または、何らかの召喚能力とも考えられる。
メリオダスの7つの心臓を貫くために、それぞれ異なる形をした7本の剣を使用した。
名称不明
自身の腹部から曲線を描いた剣を取り出し、エスカノール戦で使用。
『反逆剣(リベリオン)』と同じように、詳細は不明。
以上が、現在まで分かっている、エスタロッサの技(能力)となります。
エスタロッサの戦い方は、体術と剣術、さらに魔力を組み合わせたスタイルのようですね。
魔力を見ると分かるように、
メリオダスの持つ魔力と同名
その効果は、
エスタロッサが物理攻撃を跳ね返す
のに対して、
メリオダスは魔力攻撃を跳ね返し
ます。
このことから、
メリオダスとエスタロッサの魔力は、対になっている
と考えられそうです。
エスタロッサの容姿は、
10年後のメリオダスの姿を予想して描かれた手配書にそっくり
なことと、メリオダスにとどめ刺す際に
「あばよ兄弟」
と言っていることから、血縁関係が囁かれています。
2人が本当の兄弟
であれば2人の魔力が対であることにも納得できそうです。
この2人の関係についても、いつかはっきりと語られると良いですね!
上記の技(能力)以外でも、エスタロッサの身体にとまった小鳥が化物と化し、それを「うるさい」の一言で破裂させていたこともありました。
また、バイゼルにて、メリオダスを助けようと、バンがエスタロッサに組み付いた時にも「耳障りだ」と言い、同じようなことが起こったことから、何らかの方法で魔力を相手に送り込んでいるのではないかと推測されます。
(粉々になってもバンは、その後、無事に復活しました)
こうしてみると、エスタロッサについて、まだまだ未知の部分があってもおかしくありませんね!
エスカノール戦で敗北したエスタロッサは、ゼルドリスと共に、エスカノールの特大『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』により吹き飛ばされています。
その後の消息については、今のところ語られていません。
しかし、『十戒』の根城がキャメロットに移ったとマーリンが語っていたことから、エスタロッサもそこにいると考えられそうですね。
もし、メリオダスが生きていると知ったら、エスタロッサはどのような反応をするのでしょう?
そういったことも考えると、今後のエスタロッサの動向が気にかかりますね!
エスタロッサ(十戒)の戒禁の効果をチェック
『十戒』メンバーは、それぞれ、
魔神王より賜った
という『戒禁』を持ちます。
その『戒禁』に背くと、
誰であっても、『戒禁』の呪いにかかってしまう
恐ろしい効果があるのです。
『十戒』メンバーのエスタロッサも、慈愛の『戒禁』を持っています。
戒禁:慈愛
この戒禁を持つ者の前で『憎悪』を抱いた者は、何人をも傷つける術を失う。
リオネスにて、エスタロッサと対峙した『七つの大罪』のバンをはじめ、リオネス聖騎士のギルサンダーやハウザー、スレイダーたちも、この戒禁『慈愛』によって、
剣を握ることもできず
拳を握ることもできず
エスタロッサに向かうこともできず
まったくの無力状態にされてしまいました!
ですが、対象者がエスタロッサに対して『憎悪』を持たない場合は、『慈愛』の戒禁は、なんの効果も発揮しません。
この『慈愛』の戒禁の呪いをものともしなかったのが、『七つの大罪』メンバーの『傲慢の罪(ライオン・シン)エスカノール』!
「自分よりも弱いものに憎しみを抱くはずがないでしょう」
「抱くのは憐み」
という、日中は傲慢の塊であるエスカノールは、『慈愛』の影響を受けずにエスタロッサと戦うことができたのです。
ちなみに、『戒禁』を持つ本人が、その『戒禁』に背いた場合も呪いにかかってしまいます。
(『十戒』のガランが、自身の『真実』の戒禁に背き、石になっています)
エスタロッサが、自身の戒禁の呪いにかからないのは、エスカノールと同じように、自分に対して絶対的な自信を持っていることが理由と考えられます。
(メリオダスに対しても、かつて裏切られた事情を淡々と語りながらも『憎悪』を抱くことなく、最後は「愛してる」と言いながらメリオダスの命を奪いました)
しかし、エスカノールに敗北したことで、今後、エスタロッサがエスカノールに憎悪を抱く可能性がありそうですよね?
もし、そうなった場合は、エスタロッサが無力化するのでしょうか?
それとも、好敵手(ライバル)が現れたと喜び、戒禁にはかからないのでしょうか?
そんな諸刃の剣とも言える、戒禁『慈愛』を持つエスタロッサ。
再びエスカノールとエスタロッサの対決を見てみたいものですね。
エスタロッサ(十戒)の強さ(闘級)をチェック
自身の強さに絶対的な自信を持っている様子のエスタロッサ。
もちろん、『十戒』である以上、その強さ(闘級)は相当のものと思われます!
では実際、エスタロッサの強さ(闘級)はどのくらいなのでしょうか?
エスタロッサの闘級
闘級 60000
魔力 3000
武力 53000
気力 4000
さすが『十戒』だけあって、闘級は60000!!
とくに武力53000は、『十戒』メンバーの中でも飛び抜けて高く、文句なしの
ナンバー1
さすがに武力と比べると、見劣りしてしまう魔力ですが、『十戒』の中で武力ナンバー2のデリエリの魔力が1500ですから、エスタロッサの魔力3000は、決して低い数値ではありません。
また、気力4000も十戒でナンバー1です。
エスタロッサの強さ(闘級)は、並外れて高いことは間違いないですね。
この強さ(闘級)に『慈愛』の戒禁が加われば、ほとんどの場合、無敵状態と言えるでしょう!
(そんなエスタロッサと戦い、勝利したエスカノールはもっとすごいと言えますが)
エスタロッサは、戦う相手としては非常にやっかいな存在であることは間違いないようです。
今後、『七つの大罪』と『十戒』の戦いが、どのように展開していくのか、注目していきましょう!
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まとめ
『十戒』の中でも、物静かに見えるエスタロッサ。
その強さ(闘級)を見ても、戒禁の『慈愛』の効果を見ても、かなり強敵だということが分かりました。
正直、エスタロッサについて分かっていることは多くありません。
きっと、まだ何か秘密があることも考えられます。
よって、今後の『七つの大罪』と『十戒』の対決において、エスタロッサがどのような行動を取るのかを注目していきましょう。
メリオダスやゼルドリスとの関係も気になるところがですね。
ストーリーが進むにつれて、きっとそれらも明らかにされていくでしょう!