漫画『七つの大罪』で、16年前にダナフォールと共に滅ぼされたはずの魔神・フラウドリンが、リオネス王国の2大聖騎士長と謳われているドレファス・ヘンドリクセンの2人の身体を乗っ取り、最終的に3000年封印されていた魔神の一部(十戒)の封印が解かれました。
このことで、リオネス王国奪還編後の世界観を描く第2章(十戒編)が幕を開けたのです。
アニメ『七つの大罪』では、まだ描かれていない部分でもありますし、そもそも十戒とは何なのか、ネタ元や意味、戒禁など、気になる要素がたくさんあることと思います。
そこで、本記事では、十戒の名前やネタ元、意味や戒禁について探り、まとめていきます!
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十戒の登場キャラクターの名前を紹介!
漫画『七つの大罪』の第1章(リオネス王国奪還編)で、魔神化したヘンドリクセンを無事に倒し、リオネスに平和を取り戻した七つの大罪達…
これで『七つの大罪』の物語が終わり、これでハッピーエンドになるかと思いきや、そうはいきません。
ドレファスに憑依していた魔神・フラウドリンが、メリオダスによって倒された魔神化していたヘンドリクセンを復活させ、女神の使徒の血(エリザベスの血)が染み付いた布と、常闇の棺の欠片を使って、魔神族を復活させようとします。
この時に女神の封印解除の余波により、ヘンドリクセンと融合していた灰色魔神の部分が消え、ヘンドリクセンは、人間に戻ります。
しかも女神の使徒の血が足りず、魔神族の完全復活には至りませんでした。
ただ、わずかに復活した魔神たちが、ブリタニアの制圧を開始したため、七つの大罪との全面戦争が始まっていきます。
これが第2章(十戒編)の幕開けで、ヘンドリクセンの手によって復活した魔神たちが、十戒(魔神族でも上のランクの魔神)と呼ばれ、動き始めます。
とはいえ、まだほとんど出てきていないキャラもいますし、正直、よく分からないという方もいらっしゃるかと思いますので、ここで十戒のメンバーについて、軽くご紹介していきます。
十戒メンバー一覧
十戒・ゼルドリス
メリオダスの実弟で、メリオダスに似た容姿をしているが、価値観がまるで違うのか、メリオダスに対しては敵対心・復讐心を常に抱いている。
十戒・エスタロッサ
メリオダスの手配書に描かれた想像図に瓜二つの姿をしている魔神族のメンバーで、ゼリドリスには兄者と呼ばれ慕われている。
十戒・フラウドリン
ヘンドリクセンを盾にして、ドレファスに乗り移った十戒。
女神族の封印を唯一逃れた十戒メンバーで、リオネス王国奪還編の黒幕とも言われ続けた存在。
16年前にメリオダスの恋人・リズを、10年前には、先代聖騎士長ザラトラスを亡き者にし、七つの大罪に罪をなすりつけている。
なお、正式な十戒メンバーと言うより、ゴウセルの代理として十戒の座についているおまけ的存在という一面も持っている
十戒・ガラン
甲冑を着ているような姿を常にしていて、大鎌のような槍を振るって、弱いものを一瞬で葬りさる冷酷なキャラクター。
バンたちを倒そうと企てるも、彼らが逃げ込んだ先で遭遇したエスカノールが立ちはだかり、圧倒的な力の差を見せられた挙句、自身の戒禁によって石化してしまう。
十戒・メラスキュラ
黒い霧のようなものを纏った不気味な女性キャラクター。
常にクールで暴走しがちなガランの面倒を見させられている側面も…
エスカノールの魂を喰らい勝利を確信するも、つかの間。
エスカノールの魂から漏れた出た太陽の魔力で身体ごと焼かれてしまい、その後消息不明。
十戒・グレイロード
ある種、十戒の中でも最も厄介なメンバー。
戒禁『不さつ』の能力によって、この十戒の前で相手を倒すことは一切不可能?となっているらしい。
デンゼルの推測ではあるものの、間違って倒してしまうと、戒禁が降りかかってしまう、とされており、グレイロードとの戦いには注意が必要とされています。
また、この十戒は他者に姿を変身させてしまう能力も持ち、色んな意味で危険なキャラとも言える。
十戒・モンスピート
スラっとしたルックスの中年男性の装いをしている魔神。
『獄炎鳥』という能力を使い、瞬時に広範囲を燃やし尽くす魔術の使い手。
高い気配察知能力も兼ね備え、メリオダスたちがピンチに陥ったことも…
十戒・ドロール
4本の腕を持つ巨大な魔神族で、能力としては巨人族のクリエイションと似たような能力を所持し、バイゼルけんか祭りの超巨大迷宮を創りだしたのもドロールだった。
十戒・グロキシニア
古の聖戦によって、命を落としたと言われている初代妖精王。
バイゼルけんか祭りの仕掛け人の1人。
十戒・デリエリ
さっさとことを済ませて、楽をしようと考えを張り巡らせているズボラな一面を持つ魔神。
常に『ケツから言って』と口癖のように言い、結論ばかりを気にしている。
十戒・ゴウセル
七つの大罪の1人で、『色欲の罪(ゴート・シン)のゴウセル』とも呼ばれているが、正体は十戒の1人と言われている。
現在は、七つの大罪として活動しているため、無欲の戒禁の座をフラウドリンに譲っている。
以上が、漫画『七つの大罪』に出てくる十戒メンバーです。
七つの大罪メンバー同様、かなり個性のあるメンバーばかりで、中には、嘘偽りをつくと石化してしまったり、間違って相手を倒してしまったら戒禁の呪いが降りかかったりするものもいるので、非常に厄介な十戒達と言えそうですね。
十戒のネタ元や意味は?
漫画『七つの大罪』の十戒のネタ元ですが、やはりカトリックに由来し、モーゼの十戒がネタ元だと言われています。
モーゼの十戒のそれぞれの意味としては、以下のとおり(一部不明なものもあります)です。
戒禁名:意味
- 不明:主が唯一の神であること
- 信仰:偶像を作ってはならないこと
- 不明:神の名をみだりに唱えてはならないこと
- 安息:安息日を守ること
- 不明:父母を敬うこと
- 不さつ:さつ人を犯してはいけないこと。
- 不明:かん◯を行わないこと
- 不明:盗んではいけないこと
- 真実:偽証してはいけないこと
- 不明:隣の家を貪ってはいけないこと
以上が、現在分かっている戒禁名と、それに対応する意味となっています。
ちなみに無欲という戒禁もありますが、それがどれに当てはまっているのかは、まだ分かっておらず、あくまで推測上では、かん◯を行わないことが当てはまるのではと思います。
あくまで筆者の推測なので、ここでは不明としておきます。
このように、モーゼの十戒から、『七つの大罪』の十戒たちが登場されているので、その辺りの意味合いも感じながら、漫画を読んでいくと面白いかもしれませんね。
十戒メンバーたちに与えられた戒禁名は?
さて最後に、十戒メンバーたちに与えられた戒禁名をご紹介していきます。
その一覧がこちらになります。
十戒名:戒禁名
- ゼルドリス:不明
- エスタロッサ:不明
- フラウドリンとゴウセル:無欲(ただし元はゴウセルのもの)
- ガラン:真実
- メラスキュラ:信仰
- グレイロード:不さつ
- モンスピート:不明
- ドロール:不明
- グロキシニア:安息
- デリエリ:不明
以上が、それぞれの十戒メンバーキャラクターに割り当てられた戒禁名です。
ただし、まだ戒禁名が判明していないキャラもいるので、この辺りは今後の『七つの大罪』のストーリー展開で後々わかると思いますし、注意してみていきましょう!
まとめ
今回は、『七つの大罪』で登場する十戒達のキャラクター名や簡単な紹介、また、戒禁名の意味などをご紹介させていただきました。
まだ正直、十戒に関しては、不明なところも多々見られ、一部しかわかっていないというのが率直なところです。
ただ、元ネタがモーゼの十戒であることも分かりましたし、今後も新たな戒禁が登場するでしょう。
この十戒の設定には、いろんな意味で楽しみが増えていいかなぁと個人的には、そう思った次第です。
みなさんもぜひ、『七つの大罪』の十戒が、モーゼの十戒が、モデルになっているということ、この先の戒禁について予想しながら、漫画を読んでみてくださいね!