温厚な国王として臣民に慕われている、リオネス王国の国王バルトラ。
『七つの大罪』出現の予兆も、バルトラの能力『千里眼(ヴィジョン)』によるもので、七つの大罪メンバーの良き理解者でもあります。
威厳のある王として、また、3人の娘に愛情を注ぐ父親であるバルトラ。
個人としてはどのような性格をしているのでしょうか?
そして、アニメ『七つの大罪』でバルトラの声を担当している声優が誰なのかについても紹介していきましょう。
スポンサーリンク
リオネス国王・バルトラ(七つの大罪)の能力は?
『七つの大罪』の物語の舞台となるブリタニア。
そのブリタニアの北部に位置するリオネス王国の国王であるバルトラは、老齢ながらも威厳と風格を持つ、国の平穏と平和を願う良き国王です。
そんなバルトラは、ある特別な能力を持っています。
それが
『千里眼(ヴィジョン)』
と呼ばれる、
未来予知能力
未来予知と言っても、広範囲ではありません。
自分の身とその周囲で起こることに関する近い未来と、遠い未来について、漠然とした言葉と映像での予兆
を見ることができるようです。
これまでには、以下のような出来事を『千里眼(ヴィジョン)』によってバルトラは予知しています。
バルトラ国王の『千里眼(ヴィジョン)』で得た予兆一覧
- 滅亡したダナフォールで出会った赤子(エリザベス)を養女にする。
- 七人の大罪人がリオネス王国の守護者となる=『七つの大罪』の出現。
- 『聖戦』の予見。
- 幽閉されていた時、絶対不可侵の空間より『紅蓮の豚』(マーリンの事でした)が自身を救う。
- 『キャメロット』に極大の脅威が迫りつつある。
- 『七つの大罪』が再び集合する。
- ゴウセルに、かつての感情が灯る。
以上のようになります。
バルトラ国王の『千里眼(ヴィジョン)』の的中率は、
ほぼ100%
と言われている通り、現在のところ全ての予兆が現実になっているようです。
この『千里眼(ヴィジョン)』の能力は、バルトラがまだ少年だった頃から身についていました。
『七つの大罪』番外編(人形は愛を乞う)では、
『リオネス城地下には誰も知らない空洞が存在する』
ことまで予知していました。
ただし、この能力は、これから起こる出来事を予見するだけで、それに続く内容やその結果までは分からないようです。
ですが、これから起こることが分かれば、いち早く対策も立てることができますから、非常に便利な能力と言えそうです。
想像するに、今までにもバルトラや国にとって、大いに役に立ってきた能力だと思われます。
今後も、リオネスの為に、この能力を活用して、バルトラには良き国王でいてほしいですね!
バルトラ(七つの大罪)の性格を考察!
リオネス国民の平穏な暮らしを願うバルトラ国王。
『千里眼(ヴィジョン)』で『聖戦』の予兆を得た時にも、戦いを回避したいために騎士たちに剣を置くように命令をくだしたそうです。
ですが、当時の二大聖騎士長であったドレファスとヘンドリクセンにその命令を逆手に取られ、
クーデターを起こされてしまった
という過去があります。
バルトラ自身は、城の居室に『完璧なる立方体(パーフェクトキューブ)』の魔法によって幽閉されてしまいますが、『七つの大罪』メンバーのマーリンによって無事に助け出されるのでした。
(詳しくは、『七つの大罪』本編(リオネス奪還編)をご覧ください)
その後、『七つの大罪』の活躍によってクーデターの鎮圧がなされ、リオネスの奪還に成功します。
多くの聖騎士達は、二大聖騎士長の言葉に惑わされ、王の言葉に逆らいクーデターに加担したことで自らに厳罰を求めます。
彼らに対してバルトラが下した罰は、
「当面の休暇はなし」
「一刻も早い王都の復興と民の救済に尽力すること」
「今後は全力で聖戦の回避に努めること」
と命じました。
また、『十戒』との戦闘で命を失った聖騎士達の弔いの場でも、
「魔神達に荒らされた王国と人心を元に戻すために尽力して欲しい」
と聖騎士達に訴えています。
このように、常に臣民の事を第一に考え、温情のある処置をとったことから分かるように、心優しく部下に慕われる名君と言えるようですね。
そして、王であると同時に、
娘のマーガレット、ベロニカ、そしてエリザベスの3姉妹を愛する父親
でもあるバルトラ。
(バルトラの妃で、マーガレットとベロニカの母である王妃・キャロラインは、14年前に亡くなっています)
長女のマーガレットはしっかり者、おてんばなベロニカ、そして養女であるエリザベスと、3人とも性格が全く違います。
しかし、バルトラは3人ともそれぞれに愛情を注いでいるシーンが随所で描かれています。
そんなバルトラの性格は、厳格でありながらも、また実はお茶目な一面があるようです!?
幽閉から救われたあと、エリザベスの身体にいたずらをするメリオダスに、いちいち
「うぉい!」
とツッコミを入れる姿は、なかなかユーモラス!
また、幽閉中に身体を壊したバルトラは、治療のためにマーリンと共に、アーサーの居城・キャメロットに向かいます。
そこで、マーリンが「王を救う、たった一つの手」だ言い取り出した、
マーリンの魔法具(マジックアイテム)No.48『癒しの天使(キュア・エンジェル)』
は、その名前とは真逆のおぞましいビジュアルの蟲!
それを体内に入れると聞き、しかも新秘術であることから成功例もなく、マーリンの
「大丈夫だ、おそらく」
という言葉に恐れをなすバルトラ…。
「ど…どうしても入れなきゃダメ?」
と言うバルトラにマーリンは、
「男の子だろう国王陛下…?」
と諭します。
バルトラの悲鳴(と思われる)が聞こえたことから、体内に蟲を入れたようですが、どこから入れたのかは不明…。
しかし、マーリンの新秘術の実験は大成功だったようで、バルトラは見事、健康体へ!
「結果良ければ…だ」
とのマーリンの言葉に、恐ろしい思いをしたであろうバルトラは、少し青ざめながらも力なく笑うしかないのでした。
ちなみに、バルトラの病気は胃潰瘍だったそうですよ!
その他にも、ベロニカが剣術の稽古でボロボロになっているを見て涙目で「父、心配」と呟くバルトラが描かれています。
また、ゴウセルについての『千里眼(ヴィジョン)』の内容を説明しようとした際には、なかなか皆に気付いてもらえず話に入る事ができなくて、ちょっといじけ気味になっていたようです。
家臣たちの前では、威厳ある態度で尊敬を集める王・バルトラですが、娘たちの前や、『七つの大罪』メンバーの前では、ちょっと可愛い姿を見せてくれています。
バルトラの登場は、そう多くはありません。
しかし、『千里眼(ヴィジョン)』によって見た予兆を『七つの大罪』メンバーに伝えるなど、重要なシーンでは欠かせない存在です。
これからも、バルトラの『千里眼(ヴィジョン)』に期待しつつ、可愛い王様の姿を見ることを楽しみにしたいですね!
バルトラ(七つの大罪)のアニメ声優は誰?
臣民に慕われる名君であるバルトラ国王は、もちろん、アニメ『七つの大罪』にも登場しています!
さっそく、バルトラの声を担当している声優さんをご紹介しましょう。
バルトラの声を担当しているのは、俳優で声優の
西凜太朗さん
です!
西凜太朗の経歴・プロフィール
名前:西凜太朗(にし りんたろう)
本名:栗田 和晃(くりた かずあき)
生年月日:1965年7月15日(51歳)
出身地:大阪府
身長:180cm
職業:俳優・声優・ナレーター
事務所:大沢事務所
バルトラの声を担当する声優の西凜太朗さんは、1991年に、舞台俳優として演劇集団『円』に入団します。
舞台俳優として活動する傍ら、声優業でも活躍し、『円』を退団後は大沢事務所に所属し、声優業を中心に活動されています。
西凜太朗さんは、主に洋画吹き替えを担当することが多いようですが、アニメや特撮、テレビ番組やCMのナレーションでも活躍されていますよ。
また、テレビドラマなどで、俳優として出演されたこともあるので、見たことのある方もいるかもしれませんね。
西凜太朗さんの代表作
- 『五星戦隊ダイレンジャー』シャダム(声)役
- 『進撃の巨人』モブリット・バーナー役
- 『おそ松さん』ナレーション
- 映画『ワイルド・スピード』シリーズ
- TVドラマ『LOST』
等、出演多数
アニメ『七つの大罪』第2期でも、バルトラ国王は登場すると思います。
ちなみに、西さんは『七つの大罪』では、バルトラ国王の声の他、
ナレーション
オスロ―の声
も担当されていますので、よく聞いてみてくださいね!
スポンサーリンク
まとめ
リオネス国王であるバルトラは、威厳と慈愛に満ち、国と臣民の平穏な暮らしを願う名君のようです。
バルトラの持つ能力『千里眼(ヴィジョン)』は、未来を予知することができるため、国の危機などに備えることができて、とても便利に感じますね。
家臣からの信頼も厚く、3姉妹の娘たちに惜しみない愛情を与えるバルトラですが、なかなかどうして、お茶目な部分もあるようですよ!
そんな素晴らしき王の声をアニメで担当しているのは、俳優で声優の西凜太朗さん。
『七つの大罪』アニメ第2期でも、バルトラの登場は期待できます。
再び、西凜太朗さんのバルトラに会えるの事を楽しみに待ちたいですね!