『七つの大罪』本編中では、3000年前の戦争で力を使い果たし、実体を失ったとされる女神族が、続々と登場しています!
そこで今回は、これまでの女神族キャラクターを一覧にまとめてみました!
また、ついに『七つの大罪』で登場した女神族の四大天使。
どうやら
羽根の枚数が階級に関係している
とのこと。
女神族と四大天使を合わせて考察してみたいと思います!
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【七つの大罪】女神族のキャラクターをチェック!
さて、これまでは話の節々でしか確認できなかった女神族。
どうやら3000年前の世界では、その具体的な姿が確認でき、新たなキャラクターとして登場しています。
女神族のキャラクターを紹介すると共に、『七つの大罪』本編のおさらいも兼ねて、ストーリー上に登場した女神族を集めてみました!
ケルヌンノスの角笛から聞こえてきた女神族の声
リオネス王国の至宝と言われ、
女神族との交信ができる
という祭器『ケルヌンノスの角笛』。
現在では、実体を失った多くの女神族は、さまざまな器に精神を宿しているようです。
この『ケルヌンノスの角笛』も、そんな女神族が宿った遺物の一つと考えられます。
七つの大罪のバンが、エレインの蘇りを乞う為に、この『ケルヌンノスの角笛』に話しかけたところ、角笛から声が聞こえてきます。
その声は、エレインを蘇らせる代わりに
メリオダスを亡き者にするよう
バンに要求するのでした。
このことが原因で、バンとメリダスの関係がぎくしゃくしますが、最終的には和解。
なお、アニメ『七つの大罪 聖戦の予兆』第1話の最後では、メリオダスが『ケルヌンノスの角笛』を破壊するシーンがあります。
その破壊の前に二人が交わした会話の内容から、
メリオダスは、この女神族の声の主を知っている
ようでしたね。
ただ、その名前までは明かされていません。
(ケルヌンノスが名前?)
神兵長ネロバスタ
リオネス国王バルトラの弟にしてリオネス聖騎士団『蒼天の六連星』団長であるデンゼルが、自らの命を代償に顕現させたのが、
2枚の羽根を持つ女神族『神兵長・ネロバスタ』。
ネロバスタも、現在は実体を失っていたらしく、デンゼルの携えた剣に宿っていたようです。
神兵長・ネロバスタをその身に顕現させ、『十戒』メンバーのデリエリとモンスピートと戦わせようと考えたデンゼル。
しかし、デリエリの圧倒的な力の前にネロバスタ(=デンゼル)は、敢え無く散ってしまうのでした。
この時に、モンスピートが、
「神兵長級(クラス)だから良かったものの、四大天使なら話は別だよ」
とデリエリに言い放っています。
このことから、ここで女神族にも級(クラス)があることがわかりました。
また、3000年前の世界では、『四大天使』の1人、リュドシエルに付き従っているネロバスタ。
上官(と呼ぶのでしょうか?)であるリュドシエルに好意を抱いているようです。
ドルイドの長・ジェンナとザネリ
『森の賢者』と呼ばれ、女神族を信仰するドルイド族の長を務めている、ジェンナとザネリの双子の姉妹。
表向きは人間です。
しかし、その正体は、実は女神族なのです。

ジェンナとザネリ
そのことを、11年前、ヘンドリクセンを介して、ドルイドの里へ魔物退治に赴いた『七つの大罪』団長のメリオダスに見抜かれてしまうのでした。
(逆に、ジェンナとザネリもメリオダスが魔神族だと一目で見抜きます)
ザネリの説明によると、3000年前、当時の戦争そのものに疑問を持ち、さらに同胞である女神族の考え方にも違和感を持った二人は、戦いから逃走します。
その先で出会ったのが、現在の身体の持ち主の人間の姉妹。
その姉妹は、長い戦争で身体も魂も疲弊し、女神族の力でも癒すことができないほど傷ついていたそうです。
そこで、姉妹の許しを得て、その身体を借り、現在の
ドルイドの長で、人間のジェンナとザネリとして、女神族の目を欺いてきた
そうなのです。
初対面では、メリオダスに敵対心をあらわにするジェンナでした。
ただ現在は、マーリンが切り離したメリオダスの力の一部を封印したり、ドルイドの修練窟を利用させてくれるなど、いろいろと協力してくれているようです。
また、ザネリは、メリオダスに特別な感情を抱いているようすが見て取れます。(恋心?)
11年前の魔物退治の際に、メリオダスとジェンナとザネリの間にどんなことがあったのか?
3000年前の状況を知っているであろう、ジェンナとザネリの記憶も、いつか『七つの大罪』本編で語られるかもしれませんね。
併せて注目したいと思います。
女神族のエリザベス
3000年前の世界で、キングとディアンヌが出会った、
リオネス王女・エリザベスにそっくりな4枚の羽根を持つ女神族の少女。
メリオダスと行動を共にし、名前もエリザベスであることから、現在のエリザベスとの関係が気になっていましたが、実は、現在のエリザベスも、ダナフォールのリズも、この
女神族エリザベスの生まれ変わり
であることが判明しています!
女神族のエリザベスも、魔神族との戦闘に参加していますが、戦闘で相手を傷つけるのは本意ではない様子。
魔神族の軍勢に
「話をして帰ってもらった」
という場面あったことから、バイゼル大けんか祭り時にメリオダスがバンに
「(エリザベスは)昔、たった一人で魔神の軍勢を改心させたここともある」
と言っていたのは、この事だったのです。
女神族のエリザベスが、なぜ、別のエリザベスとして転生を繰り返しているのか?
それは、女神族でありながら、魔神族のメリオダスと結ばれ、魔神族の命を助けたことに対する『最高神』から与えられた『永劫の輪廻』の呪い…ようするに
『罰』
なのです…。
メリオダスは、3000年もの間、この呪いを解くために旅を続けてきたと言っています。
女神族のエリザベスとメリオダスの出会いなど、今後、さらなる情報が追加されることに期待したいと思います。
四大天使・リュドシェル
3000年前の世界で、初めて登場したのが、上位の女神族と思われる
四大天使・リュドシエル
一見、穏やかそうな表情をしている長髪の好青年のようです。
しかし、敵対する魔神族に対しては、とても残忍な言動を隠さないことから、見かけ通りの好青年ではなさそう…。
リュドシエルは、4枚の羽根をもっていて、その内の一対は、とくに大きく立派であることから、高位であることは間違いなさそうです!
『十戒』のデリエリ、モンスピート、ガラン、フラウドリンとの戦闘では、圧倒的な力を見せつけました。
四大天使・タルミエル
3000年前の世界で登場した二人目の
四大天使・タルミエル。
- 左側は老人の顔
- 右側は若者の顔
- 真ん中は口が裂けた不気味な顔
という3つの頭を持つ異形の大天使。



タルミエル
今のところは真ん中の頭がメインで会話をしているようです。
右と左の顔が、それぞれ呪文を唱えることで、魔法を放つことも可能。
一枚一枚は小さめですが、
6枚の羽
持っています。
四大天使・サリエル
3000年前の世界で登場した三人目の
四大天使・サリエル。
小柄で、美少年の姿をした見た目は、まさしく『天使』という感じですが、その中身はどうでしょうか?
また、目に見えない風のようなバリア(?)で自身を守っているようです。
また、このバリア?に触れると、傷を負ってしまうようです。
サリエルは4枚の羽根を持ち、その内、1対は本人の背よりも巨大な羽根でした。
マエル
リュドシエルが、天界から増援を呼ぶようにとネロバスタにテレパシーを送った際、
「マエルを呼べ」
と指示していました。
名前から考えて、四大天使の最後の一人だと思われますが、未登場だったことから、その姿はわかっていません。
最高神(あの方?)
女神族を束ねる存在、それが
最高神
です。
リュドシエルが、
「あの方」
と呼ぶ存在が、この最高神ではないかと推測されます。
その姿は巨大で、すくなくとも8枚の羽を持ち、その力は『魔神王』に匹敵するほど強大なようです。
そして、特筆すべきは、
女神族のエリザベスの母
であること…。
ですが、心優しいエリザベスとは違い、
『永劫の輪廻』の呪い
をエリザベスにかけたことから、母としても神としても、かなり残酷なのではないかと思われます。
以上が、『七つの大罪』に登場している女神族のキャラクターになります。
女神族の多くは、『天界』と呼ばれる場所にいるようです!
3000年後の現在、女神族の多くは実体を失い、剣や遺物などの道具に宿っているといわれています。
今後、その実体を表すことがあるのかどうか?
期待して待ちましょう!
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【七つの大罪】女神族の四大天使とは?
名称のみ登場していた『四大天使』。
一般的に『四大天使』と聞くと、
- ミカエル
- ラファエル
- ガブリエル
- ウリエル
という名前が浮かびます。
しかし、『七つの大罪』の女神族の『四大天使』というのは、まったくの別物のようです。
その『四大天使』うちの三人が登場し、
『四大天使』VS『十戒』
の戦いが始まりました!
なお、『七つの大罪』の女神族の階級は、
羽根の枚数が多く、大きいほど高位
とのこと。
確かに、『四大天使』のリュドシエルとサリエルは、4枚の羽根を持ち、その内の2枚は大きく立派です。
タルミエルの羽は、そう大きくありませんが6枚もあります!
神兵長のネロバスタは、2枚の羽根しかもっていないので、その差は歴然。
『最高神』を母に持つ、女神族のエリザベスも4枚の羽根を持ち、リュドシエルに
「エリザベス様」
と呼ばれていたことから、高位の女神族なのでしょうか?
その割には、ぞんざいに扱われているような気がしますが…。
そんな高位の女神族であるリュドシエルの口から出た
「魔神族を根絶するのです」
という衝撃の宣言。
なぜ、魔神族との和平ではなく魔神族を滅ぼすのか?と詰寄るエリザベスをリュドシエルは適当に受け流し、とある計画を実行しようとします。
リュドシエルが立てた計画とは、
魔神族の捕虜を餌に、更なる大勢の魔神族と『十戒』おびきよせ一度に始末する
といったものでした。
新たに登場した『四大天使』のタルミエルとサリエルも、魔神族の軍勢を
『極大聖櫃(オメガアーク)』
で問答無用で一掃したことから、リュドシエル同様、魔神族を滅ぼすことには賛成と思われました。
また、『十戒』メンバーのデリエリ、モンスピート、ガラン、そしてフラウドリンとの戦闘で、
『四大天使』としての強さを見せつけたタルミエルとサリエル。
しかし、さすがの『四大天使』でも、2対4の戦闘は不利だったようで『十戒』メンバーの猛攻に徐々に押され始め、気が付けばピンチに…!。
ところがその直後に、リュドシエルが現れ、タルミエルとサリエルが苦戦した『十戒』の4人をあっさりと倒し、形勢を有利に引き戻します。
やはりリュドシエルは、
『四大天使』の中でも圧倒的な強さを持っている
ことがわかりますね。
そんな桁外れな強さを持つリュドシエルでしたが、『インデュラ化』したデリエリとモンスピートの前では、まったく歯が立たず、再び形勢は不利になってしまいます。
そこへ、『インデュラ化』したデリエリとモンスピートを救おうと、女神族のエリザベスが現れますが、リュドシエル、タルミエル、サリエルは、
「魔神族に情けは無用」
「魔神族を救う価値はない」
と反対します。
そんな3人に女神族のエリザベスは、
「なら、その価値は誰が決めたの?誰が決めていいものなの?」
と反論します。
その言葉を聞いたタルミエルとサリエルは、自らの意思でエリザベスに力を貸し『インデュラ化』したデリエリとモンスピートを元の姿に戻すことに成功したのでした。
エリザベスの言葉に心を動かされたタルミエルとサリエル。
結果的にリュドシエルの命令に背いた形になりますが、それが『四大天使』の間にどのような影響を与えるのか?
怒ったリュドシエルは、恐ろしいような気がしますが…大丈夫でしょうか?
残念ながら、ディアンヌとキングの3000年前の世界での試練が終了したことで、舞台は現代に戻ってしまったため、過去の世界のその後は描かれていません。
ですが、3000年前の聖戦の決着や、女神族がどうなったのかなどは、きっと語られると思いますので、その時を楽しみに待ちたいと思います!



七つの大罪 25巻
[著]鈴木央
四大天使の登場はコチラから!
まとめ
3000年前の世界では、女神族の新キャラクターが登場しています。
今回は、おさらいも兼ねて、これまでに登場した女神族を一覧にしてお届けしてみました。
女神族『四大天使』の3人までが登場。
やはり、高位の女神族は羽根の枚数が多いようで、最高神に至っては、少なくとも8枚もの羽を持っています!
そして、これまで謎とされてきた3000年前の様子の一部を垣間見ることができています。
しかし戦争が、どのように決着したのかは、まだ判明していません。
また、エリザベスとメリオダスにかけられた呪いには、『最高神』と『魔神王』が関わっていることから、今後も『七つの大罪』本編の展開に注目です!