『みきみこ』こと、『神酒ノ尊-ミキノミコト-』というプロジェクトに越乃寒梅役で出演していた声優の石川界人さんが、突如降板となりました。
『神酒ノ尊-ミキノミコト-』側によれば、
石川界人さんが配慮に欠けた発言をしたため
とのことですが…。
果たして、石川界人さんはどんな発言をしたことで『神酒ノ尊-ミキノミコト-』を降板となってしまったのか…
当記事では、石川界人さんの『神酒ノ尊-ミキノミコト-』降板騒動の真相に迫っていきます。
石川界人が『神酒ノ尊-ミキノミコト-』を降板…
『神酒ノ尊-ミキノミコト-』というのは、日本の歴史とともに歩んできた日本酒の世界と、その世界観を連携し展開するキャラクタープロジェクトです。
『みきみこ』の愛称で親しまれています。
大雑把に言ってしまえば、『艦隊これくしょん』の流行をきっかけに、これでもかというほど大量に増えた擬人化作品ですね。
日本酒を擬人化した作品ですが、この手の作品には珍しく、ゲームではなく
生放送やラジオ配信がメイン
のコンテンツとなっています。
『あまり日本酒を飲んだことがない人に日本酒の魅力を知って興味を持ってもらえるよう、そして日本酒をこよなく愛する方にも楽しんでもらえるプロジェクト』
を目指していて、何と言ってもこの作品の最大の特徴は、
実際の酒造銘柄とタイアップしている
という点でしょう。
そんな『みきみこ』こと『神酒ノ尊-ミキノミコト-』で、ある事件が起きました。
2020年1月21日に、
越乃寒梅役の声優・石川界人さんが降板する
と突如発表されたのです。
『神酒ノ尊-ミキノミコト-』公式サイトによると、以下のように理由が記されていました。
越乃寒梅役の石川界人さんにつきまして、ご本人のラジオ内で一部配慮に欠けた発言があり、その発言に対して不適切とのご意見がありましたため、弊社より要請の上、越乃寒梅役を降板いただくこととなりました。
後任は、高橋広樹さんにご担当いただくこととなりました。
今後とも「神酒ノ尊―ミキノミコト―」プロジェクトをよろしくお願いいたします。
詳しい内容は後述しますが、要するに、
石川界人さんのラジオ内での発言を、『みきみこ』ファンの誰かが知ってチクった
ということが、石川界人さん降板の理由です。
この配慮に欠けた発言というのが、ニュースでは
不適切発言
などと言われているようですね。
まあ、もともと2年間で1度しか出演したことがなかったそうなので、降板と言われても反応に困りますが…
石川界人が『みきみこ』降板理由となった不適切発言とは?
今回の石川界人さんの『みきみこ』降板騒動は、それぞれのファンや無関係の人も含め、
「運営側が悪い」
「石川界人が悪い」
など、賛否両論を招き大変なことになってしまっています。
そもそも、一体、石川界人さんの不適切発言とはどんな内容だったのでしょうか?
今回の問題の真相部分を探っていきます。
ネット上では色々と情報が錯綜していますが…
石川界人さんの不適切発言があったのは、『マンガPark』というアプリで2019年10月15日に配信された、
『石川界人・中島ヨシキ の10分ダベる?』の第32回
の内容でした。
現在、この番組のアーカイブは再生時間が本来10分のところが6分弱となっていて、
不適切発言となった部分が削除
されているようです。
該当部分の削除前の内容は、以下の通りです。
季節によって好みのお酒が変わりますか?という質問に対しての流れ
(中略)
中島ヨシキさん「でも日本酒飲まなくなったからね」
石川界人さん「ほんと、日本酒って聞くだけで拒否反応が出てくるようになった」
中島ヨシキさん「(笑い)」
石川界人さん「日本酒?いらない!って」
中島ヨシキさん「まあお米のお酒ですからね」
石川界人さん「お米のお酒って(笑い)」
中島ヨシキさん「(笑い)」
石川界人さん「まあ今ほんとは飲まなきゃいけないんだけど」
中島ヨシキさん「飲まなきゃいけないことはないけど(笑い)」
中島ヨシキさん「別のところでやってください、それは」
石川界人さん「だったらハイボール飲んで米を食うなって思っちゃう、俺は」
というような流れがありました。
ちなみに、ネット上では、
石川界人さんが糖質制限をしているため日本酒は飲まないと発言した
などという話が広まっていますが、ラジオ内では発言していません。
これはおそらく、
- 石川界人さんが2017年9月頃から糖質制限ダイエットを始めたこと
- 日本酒は糖質が高いイメージがある
という2つの要素が、
伝言ゲーム式に生まれてしまったガセ
だったのでしょう。
糖質制限ダイエットのために控えているのかもしれませんが、少なくとも、このラジオ内ではそういった発言はありませんでした。
また、
石川界人さんが「日本酒は太るから飲まない方がいい」と発言したというガセ
も広まっています。
該当のシーンは以下の通りです。
中島ヨシキさん「たまにいるけど、20代前半くらいの女の子に多いの、日本酒が好きな人って」
石川界人さん「うん、そうなんや」
中島ヨシキさん「あのね、太るよ」
石川界人さん「え~…まあ、そうだよなぁ」
中島ヨシキさん「しかもお酒だから、お腹パンパンになるよ」
このような流れであり、お酒を飲むと太ると発言したのは、中島ヨシキさんです。
石川界人さんは、そのような発言をしていないので、捏造には気をつけてください。
さて、紹介した流れで注目すべきは、
「飲まなきゃいけない」と言っていて、石川界人さんが『みきみこ』に関わっていることを認識している
という点ですね。
最初は、もともと2年で1回しか出演していない作品なので、
『みきみこ』のことを忘れているのでは?
と筆者は考えていたのですが、発言を見る限り、それはなさそう…。
仮にも実際の酒造メーカーとタイアップして、日本酒のPRをしていこう!というプロジェクトなのですから、
プロとして、契約中の仕事に関わる以上は、言動に気をつけなければならず、石川界人さんの注意不足であった
ということは確実であり、
石川界人さんに落ち度があった
というのは、事実です。
石川界人さんには、今回の経験を反省点として、今後の声優活動も気を引き締めてもらいたいものです。
筆者が、今回の一件で思い出したのは、
女優の浅茅陽子さんが、ベジタリアンを公言し、『エバラ焼肉のたれ』のCMを降板になった騒動
でした。
ケースとしては、ほぼ今回と同じですね。
ただ、一概に石川界人さんだけが悪いとも言いづらいかもしれません。
『みきみこ』は、オーディション形式でキャスティングしているようなので、オーディションがあったということになりますが…
いつ頃オーディションをしたのかがわからないため、何とも言えない部分はあるものの、『みきみこ』のサービス開始が2018年1月22日。
もしかしたら、オーディション時は既に石川界人さんが糖質制限ダイエットを始めていた時期かもしれません。
だとすると、なぜ事務所やマネージャーが、『みきみこ』のオーディションへの応募する案件を持ってきたのか謎が残ります。
マネージャーがしっかりしておくべきだったようにも思うのです。
また、『みきみこ』の運営側が今回の件で、
- 不適切発言という言い方はどうなのか?
- 対応が悪いのでは?
などとバッシングを受けています。
これについて筆者は、
不適切発言と内容を誇張したメディアに責任がある
と思っています。
実際の『みきみこ』公式のリリースを見ればわかりますが、
公式サイドは
『一部配慮に欠けた発言』と言っており、それに不適切では?との意見をもらった
と言っているだけで、不適切発言とまでは言っていません。
メディアがあたかも『みきみこ』が石川界人さんに対して不適切発言だと言ったかのように表現した
そのせいで、公式にも批判が殺到する事態になってしまったと筆者は考えます。
マスゴミと言われるのも、こういった表現の誇張を辞めない限り当然だなと、改めて感じた次第です。
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まとめ
声優の石川界人さんが、『みきみこ』こと『神酒ノ尊-ミキノミコト-』を降板した騒動についてお伝えしました。
結論は、『みきみこ』公式のリリースにあったように、
石川界人さんが、配慮に欠けた発言をした
というのが全てであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
日本酒のPRを酒造メーカーと、タイアップしておこなうプロジェクトだけに、拒否反応だとか、いらない!というような発言をしてしまったのは、よろしくありません。
降板となるのは致し方ないこと。
外野が必要以上に批判する必要もなければ、必要以上擁護する必要もありません。
石川界人さんがしっかりと反省し、今回の一件がさらなる成長へ繋げてもらえれば…と思う次第ですね!