『60億分の1の男』
かつてそう呼ばれ、世界中の格闘家に恐れられた男がいます。
その格闘家の名前は、
エメリヤーエンコ・ヒョードル
です。
格闘技に詳しくない人でも、ヒョードルの名前を聞けば、顔を思い出せるのではないでしょうか。
それほどにヒョードルは、広く認知されている選手でした。
昔ほど名前を聞かなくなりましたが、現在でも現役選手です。
いったいどれほど強かったのでしょうか。
今回は、ヒョードル選手の、
動画
戦績
最強と名高い全盛期の強さ
についてお話ししていきます。
ヒョードルのプロフィール
まずはヒョードル選手のプロフィールを紹介していきます。
名前 | エメリヤーエンコ・ヒョードル |
通称 | 60億分の1の男/人類最強の男/氷の皇帝/ロシアン・ラストエンペラー |
生年月日 | 1976年9月28日 |
出身地 | ウクライナ・ソビエト社会主義共和国 |
所属 | レッドデビル・スポーツクラブ |
身長 | 183㎝ |
体重 | 104㎏ |
階級 | ヘビー級 |
リーチ | 193㎝ |
バックボーン | 柔道/サンボ |
戦績 | 45戦38勝6敗1無効試合 |
獲得タイトル |
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以上のようになっています。
6敗と負けこそありますが、獲得タイトルの数が物凄いですね。
この他にもバックボーンである柔道やサンボで、数々のタイトルを獲得しています。
ヒョードルの動画
ここからは、ヒョードル選手の動画で、強さに少し触れてもらいます。
まずはこちら、2011年11月20日のM-1 Globalという格闘技大会で行われた、
ヒョードル選手VSジェフ・モンソン選手
の試合動画です。
試合結果は、判定3-0でヒョードル選手の勝利となります。
判定ではあるものの圧倒的強さですね。
「相手選手があまり強くないのでは?」
と錯覚してしまいそうな程の差です。
でも、このジェフ・モンソン選手は、総合格闘技で数々のタイトルを獲得している実力者です。
そんな実力者を相手に、この結果です。
恐ろしいですね。
続いてはこの動画です。
こちらは日本のテレビ番組で行われた、腕相撲勝負の企画です。
腕相撲と言え、何と相手は第69代横綱の白鵬選手です。
体重差も大きくあるでしょう。
しかし結果は圧勝。
いったいどんな体をしているのでしょうか・・・。
ヒョードルの戦績
次に、ヒョードル選手の戦績について紹介していきます。
戦績は、プロフィール紹介でも少し触れましたが、
45戦38勝6敗1無効試合
となっています。
2000年5月21日のRings Russiaでデビュー戦を行い、マルティン・ラザロフ選手を相手に、
1ラウンド2分24秒 フロントチョークで勝利
を飾っています。
その後の2000年12月22日に、リングスで高坂剛選手と試合を行い、
1ラウンド17秒ドクターストップ
によりTKOで敗戦となります。
しかし2001年4月6日に、Rings Russiaでミハイル・アポストロフ選手に、1ラウンド1分3秒チョークスリーパーで勝利するとその後、
28戦行い、約8年間無敗
と言う快挙を成し遂げるのです。
この8年の間には、
- バルセロナオリンピック銀メダリスト:小川直也さん
- 身長218㎝の韓流大巨人の通称で人気であった:チェ・ホンマン選手
などのビッグネームをいずれも1ラウンドで圧倒しています。
圧倒的強さですね!!
しかし、敵無し状態であったヒョードル選手にも負ける時がきます。
2010年6月26日のStrikeforceで、ファブリシオ・ヴェウドゥム選手と試合を行いましたが、
1ラウンド1分9秒 腕ひしぎ三角固めで敗戦
となってしまします。
さらに2011年の2月12日と7月30日には、同じくStrikeforceで、
- アントニオ・シウバ選手
- ダン・ヘンダーソン選手
と試合をしますが、
いずれもTKO負け
をしてしまいます。
これまで圧倒的強さを誇っていたヒョードル選手にも、その実力に陰りが見え始めます。
その後、現在までに、9戦行っていますが戦績は、
7勝2敗
と大きく勝ち越しています。
直近の試合では、
2019年1月26日のBellatorで、ライアン・ベイダー選手とヘビー級タイトルマッチを行っていますが、
1ラウンド35秒 パウンドKO負け
をしています。
しかしこの敗戦までの試合では、KOやTKO勝ちを量産しており、
一度陰りの見えた、ヒョードル選手の実力は復活してきています。
ヒョードル最強と名高い全盛期の強さ



百獣の王
人類最強の男
と言われた時代もあったヒョードル選手。
全盛期の強さはどれ程であったのでしょうか?
ヒョードル選手の全盛期とは、
2001年4月6日以降の8年間
と言えるでしょう。
その間の強さを象徴するような試合を紹介します。
2003年3月16日と2004年8月15日と2004年12月31日にPRIDEで、
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手
と3度対戦しています。
その内1度は、偶然のバッティングにより無効試合となっていますが、残り2戦はいずれも判定勝利を収めています。
「KOやTKO勝利ではないの?」
と思われるかもしれませんが、このアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手の獲得タイトルの一部を紹介すると、
初代PRIDEヘビー級王座
PRIDEヘビー級暫定王座
UFC世界ヘビー級暫定王座
となっています。
こんな選手からヒョードル選手は勝利を収めているのです。
また、2006年12月31日のPRIDEでマーク・ハント選手と対戦し、
1ラウンド8分16秒 チキンウィングアームロックで勝利
をしています。
このマーク・ハント選手は、現在UFCで活躍するヘビー級のトップ選手です。
こんな選手からヒョードル選手は勝利を収めているのです。
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まとめ
以上が、ヒョードル選手の、
- 動画
- 戦績
- 最強と名高い全盛期の強さ
についてでした。
各動画を見てヒョードル選手は、
とにかく圧倒的に強い
ことが分かりますね。
負けた期間もありますが、
全盛期の2001年4月6日以降、8年の無敗期間
での試合は、恐ろしい程に強く、
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手
マーク・ハント選手
など世界のトップ選手から勝利を収めています。
現在でも、タイトルマッチを行うなど実力者として活躍を続けているのです。
今後も楽しみですね!!