元ロッテで、現在はプロ野球解説者の里崎智也さん。
彼はYoutubeチャンネルも持っていて、登録者は19万人と20万人に届きそうな勢いです。
しかし、最近
プチ炎上
してしまいました。
2019年オフに楽天を戦力外(クビ)になり、その後にロッテ入りが決まった西巻賢二選手について触れた内容でちょっとした物議を醸したのです。
叩きに叩かれまくったというわけでもないので、炎上とは言えずプチの範囲ではありますが、どうしてこのようなことになったのか?
当記事では、里崎智也さんの物議を醸した動画内容と、西巻賢二選手が楽天を戦力外(クビ)となった理由について探ってみました。
里崎智也のYoutube動画が炎上に…
現役時代は、ロッテで活躍した元プロ野球選手の里崎智也さん。
現役引退後はプロ野球解説者として活動していますが、2019年3月になって、
Youtubeチャンネルを開設しました。
動画では、プロ野球ファンをなるほど!と唸らせるようなプロ野球に関する解説だったり、実際に選手だったから視点から言える内容の動画などが好評です。
また、里崎智也さんはズバズバとはっきりものを言うタイプで、それも動画の醍醐味と言えます。
順調に登録者を伸ばし、2019年12月3日時点では19万人と、もうすぐ20万人が見えてきていたところですが…
ここにきて、
ちょっとしたプチ炎上に発展する事件
が起きてしまいました。
物議を醸した動画はその内容に触れたものと、後日釈明した動画があり、これら一連の流れに対し、
「炎上商法か?」
と言われてしまったのです。
里崎智也さんの炎上商法を疑われた動画というのが、この動画です。
この動画はFA宣言に対する内容でしたが…
問題となったのはFA関連ではなく、動画の中で話題に出した、
楽天を戦力外となった西巻賢二選手の戦力外(クビ)になった理由
についての演出です。
動画内では、西巻賢二選手の戦力外となった理由を語りましたが、
ピー音で隠されていて、視聴者には聞こえない演出になっていました。
里崎智也さんの話を聞いたアシスタントの袴田彩会アナは、
「これはあんまり言わないほうが良いですね」
と感想を述べたため、ネット上の野球ファンの間では、さまざまな憶測が広がりました。
「やっぱり素行不良だったんじゃないか?」
「首脳陣にたてついたから見せしめとして追い出されたか」
「アシスタントに話せるくらいの理由なら、コーチと揉めたとかか?」
「楽天を使わずAmazonを使ってたからだな」
「素行が問題ならロッテは取らないだろうし育成契約もないだろ」
「柿澤も育成になってたぞ」
など、西巻賢二選手がクビになった理由がたくさん並ぶ結果に…。
この事態を受けて、里崎智也さんは、『【減額制限はメリットが大きい】里崎智也が減額制限の本質を語る!』という動画で謝罪しました。
西巻賢二選手には、電話での謝罪もしたそうです。
この動画では、冒頭の里崎智也さんのテンションがかなり低かったため、相当反省していたのでしょう。
動画内で里崎智也さんは、
- 西巻選手に素行不良という噂があるのは知らなかった
- ピー音を入れたのは、西巻選手にマイナスなことではなく、あまりリアル過ぎる内容は言わない方がいいと思ったから
- 全て悪いのは僕(里崎智也さん)なので僕を責めるのはいいが、選手や変な憶測を話すのはやめてほしい
と釈明しています。
この一連の流れが炎上を呼び、
「発端はお前だろ」
「ピー音入れなければこんな憶測を呼びはしなかった」
「言わない方がいいと思ったなら最初からカットしとけよ」
「じゃあ本当の理由はなんだよ、マイナス面じゃないなら話せるだろ」
と批判が殺到。
さらには、
「思わせぶりなことを言ったのは再生回数稼ぎたかっただけだろ」
「炎上商法で注目されたかったのか?」
「自分さえよければなところが監督・コーチに呼ばれない理由なんだろうな」
など、里崎智也さんが炎上商法で登録者・再生数稼ぎを目論んだのでは?という意見も出るようになったのです。
確かに、わざわざピー音で隠しておきながら、
「変な憶測で話すのはやめてほしい」
と言うのはおかしな話ですよね。
内容が隠されれば、どんな内容だったんだろう?と思って推測するでしょうし、隠すということは話せないようなことだと思うのも当然のことです。
となると、ネガティブな内容かも?という予想が出ることは、ちょっと考えればわかったのではないでしょうか。
こればかりは、里崎智也さんの発言があまりにも軽率だったとしか言えません。
西巻賢二が楽天を戦力外(クビ)になった本当の理由は?
里崎智也さんの動画では、ピー音で隠されてしまった元楽天・西巻賢二選手の戦力外理由…
では、西巻賢二選手の戦力外の理由は何だったのか?
本当の理由を調べてみます。
西巻賢二選手が楽天を戦力外になった理由は、西巻賢二選手によると、
チームの方針上、育成(選手)になってほしい、ということだった
とのことでした。
戦力外とは言うものの、実際にはクビにする予定だったわけではなく、
他球団からの契約がなければ、育成選手として再契約する予定だった
というわけです。
しかし、育成契約にするとしても、西巻賢二選手の戦力外がかなり異例だったことには変わりありません。
基本的に高卒選手は、
- 怪我
- 育成契約目的
- 素行不良
などの理由がない限り、2年目で戦力外になることはありません。
そして育成契約目的にしても、1軍に出場していたような選手を育成にすることは、ほとんどないのです。
事実、
1軍の試合に出場経験のある高卒2年目の選手が戦力外になったのは、西巻賢二選手がプロ野球史上初めて
と言えば、いかに西巻賢二選手の戦力外が異例の事態だったかがわかるはずです。
西巻賢二選手は何か怪我をしたという情報もなければ、憶測での噂は広がったものの、素行不良ということもありませんでした。
メモ
そもそも素行不良が原因なら、楽天が育成打診をすることも、ロッテが獲得することもないでしょう。
わかっているのは、西巻賢二選手が戦力外になった理由は、
チームの方針
という理由のみです。
恐らく編成の問題でしょうから、単純に、楽天にとって西巻賢二選手は育成枠にして、来年は育て直すという考えがあった、としか言いようがありません。
確かに、バッティング自体は期待できるものがありますが、守備面ではやや問題があるとの評価を受けています。
とは言っても、下手ではなく自分の守備範囲内の打球は上手く処理できるのですが…
守備範囲の狭さ、肩の弱さによる送球の酷さ
が目立ち、ショートとしては致命的な欠点を抱えています。
実際、守備の指標データを見ると、西巻賢二選手は内野安打を多く許しています。
楽天のショートを守った選手のデータでは、茂木選手、三好選手、村林選手など多くのショートの内野安打率が0.2以下なのに対し、
西巻賢二選手の許した内野安打率は、0.82
と、かなり高いです。
これは、守備範囲の狭さや送球難が影響している数字と言ってもいいでしょう。
他の選手が普通にアウトにしたプレーがファインプレーに見えたり、ギリギリのところを捕球するも内野安打に…というケースは、守備範囲の狭さの象徴とも言えるプレーです。
また、肩力に問題があると送球が逸れたり、ワンバン送球をしなければならず内野安打に…となることもありますね。
このように、守備に不安があることから、
- 2020年は守備を徹底的に鍛え直すため2軍暮らしをさせること
- 2軍暮らしで1年を過ごすなら、支配下枠に入れておく必要はないこと
が理由となって、西巻賢二選手の育成契約打診に繋がったのではないでしょうか。
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まとめ
ロッテの西巻賢二選手が、楽天を戦力外(クビ)となった理由と、それに関連し、プチ炎上した里崎智也さんの動画についてお話しました。
西巻賢二選手は、1軍出場経験のある高卒2年目選手で戦力外(クビ)になった初の例となったため、その理由が注目されていたところです。
そんな中、里崎智也さんが西巻賢二選手の戦力外(クビ)になった理由を、ピー音を隠しながら語ったため、ユーザーからの憶測が飛び交い、後日謝罪。
この里崎智也さんの対応が物議を醸し、ちょっとしたプチ炎上となってしまったわけです。
実際に西巻賢二選手が戦力外になった理由は、
チームの方針
とのことで、それ以上は不明です。
とにもかくにも、西巻賢二選手が戦力外(クビ)になった理由は、
素行不良ではない
ので、それだけは覚えておきましょう。