漫画『キングダム』は、長期休載こそないものの、休載頻度が高い漫画です。
2ヶ月に1度くらいは休載しているペース
なので、なかなか話が進みません。
それどころか、告知なしで休載するため、
『キングダム』のためにヤングジャンプを買ったら載っていなかった…
なんてことも…
なぜ『キングダム』は休載が多いのでしょうか?
当記事では、漫画『キングダム』の休載が多い理由や原因を調査してみました。
『キングダム』の休載が多い理由・原因は?
漫画『キングダム』は、
休載が多い漫画
とも言われています。
Googleの検索欄に、『キングダム 休載』と打ち込むと、サジェストに『多すぎ』と出るくらいには、休載しやすい漫画という認識が広まっているのでしょう。
ただし、『キングダム』は休載が多いと言っても、
長期休載ではなく、2ヶ月に1回ペースで休載する
程度であり、ザ・休載の代名詞とも言える『ハンターハンター』や『バガポンド』、『よつばと』のような酷さではありません。
それでも、SNSを見ていると、
「最近の『キングダム』休載間隔早すぎ!」
「『キングダム』は休載も多いし展開も遅くなってるからそろそろ本誌で追うのが厳しい…」
「『キングダム』好きだけど休載多いんだよね…」
「『キングダム』は休載多いから、毎回YJ買う時は目次を確認してる」
などと、休載が多いと感じている読者は多いことに間違いありません。
とくに、『キングダム』を最初からストーリーを追っているファンがそう感じやすいみたいですね。
『ワンピース』などもそうですが、初期の頃は全く休載がなかった作品が、2ヶ月に1回、1年で6回は休載するようになったら、休載が多いと感じるのも頷けます。
では、なぜ『キングダム』は休載が多いのでしょうか?
その理由を探ってみます。
まず、休載が増えてくると心配になるのが、
作者・原泰久先生が病気にかかっているのではないか?
という休載理由ですよね。
作者・原泰久先生の病気については安心してください。
調べても、原泰久先生が何らかの病気を患っているとか、体調を崩しているという情報は一切見当たりませんでした。
なので、『キングダム』休載理由が作者・原泰久先生の病気という可能性はありません。
じゃあどんな理由で『キングダム』の休載が多いの?という話になりますが…
原泰久先生のTwitterアカウントを見てみると、休載の際は、だいたい2パターンのツイートをしていることがわかりました。
1つが、
「新刊作業のために休載を頂いております」
という理由。
単行本が出る際、漫画家は表紙を描かなければいけなかったり、作者によっては内容の加筆修正をする場合があります。
それらの作業があって、普段より作業時間が増えてしまいスケジュール的な問題で休載をするというパターンです。
もう1つが、
「休載すみません。仕事はしているのですが」
と、仕事はしているのに休載しますと報告する、ちょっと疑問に思う投稿です。
要するにこのパターンの時は、
休載理由が不明
なわけで、なぜ休載するのかは原泰久先生と編集担当の人しか知らないでしょう。
これはあくまでも筆者の予想に過ぎないのですが、最近に限った『キングダム』の新刊作業以外の休載理由には、
メディアミックス展開で原泰久先生が忙しくなり、休載頻度が増えた
と推測しています。
例えば2019年4月公開の実写映画『キングダム』。
実写映画と休載に何の関係があるんだと思うかもしれませんが、
原泰久先生は、実写映画『キングダム』の脚本チームとして参加し、セリフに意見を出すなどしていました。
実写映画には制作スタッフとして積極的に関わっていたので、『キングダム』しか連載していない原泰久先生が忙しくなるのも頷けますよね。
次に、現在進行形で制作が進んでいるのが、アニメ3期です。
アニメ『キングダム』3期にも原泰久先生は大きく関わっていて、
「実に5年半ぶりとなる今回の新シリーズでは、制作陣のスタッフィングから僕も携わらせてもらい、まったく新しいチームでの始動となりました」
と発表の際にコメントしています。
映画同様、バリバリにアニメ制作に関わっているため、休載が多くなるのも仕方ありません。
そしてアニメ3期の放送開始は2020年4月のため、まだまだアニメ制作は続いていくでしょう。
今後も、『キングダム』の休載が多くなることは、ある程度は覚悟しておく必要がありますね。
スポンサーリンク
まとめ
今回は、原泰久先生の漫画『キングダム』の休載が多い理由を考察しました。
最近の『キングダム』は、
休載が多いうえに、引き伸ばしたいと言わんばかりの展開の遅さ
が目立ちます。
なぜ休載が多いのか、その理由の1つはハッキリ断言されていて、
単行本の新刊作業のため
でした。
しかし、新刊作業でない時の休載理由は不明です。
おそらくは、メディアミックス展開にも作者である原泰久先生がスタッフとして関わっているゆえに、忙しくなり漫画が疎かになってしまうと推測しますが…。
ただ、原泰久先生の体調が悪いとか、病気にかかってしまっていることはないので、安心してくださいね。