最近は、MCTオイルを使ってダイエットをする人が増えていますよね。
- 手作りドレッシングにMCTオイルを混ぜる
- 朝食や間食をMCTオイルのバターコーヒーに置き換える
といった方法で、
満腹感が続く
というのです。
また、MCTオイルによるダイエットでは、
筋肉を減らさずに痩せることができる
ことから、リバウンドを防ぎ、
『スタイル維持が可能なダイエット』
と言われています。
そんな、良いこと尽くしのMCTオイルによるダイエットですが、
- 飲んで早々下痢になった
- 胃痛や腹痛を度々引き起こす
- 吐き気がする
などの声が挙がっていることを知っていますか?
この記事では、安全にMCTオイルダイエットを行うために、
- MCTオイルで下痢になる原因と対策
- MCTオイルの正しい使い方
をお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてください。
MCTオイルで下痢になる原因
『飲むだけで痩せる』
と聞いて始めたMCTオイルダイエットで下痢になった。
もう続けない方がいいの?
MCTオイルのダイエットを始めてまもなく、こんな経験をしている人が多いです。
いくら『痩せる』といっても、毎回のように腹痛や下痢になっていては、身体に良いはずがありません。
MCTオイルで下痢になる人は、飲み方にも注意が必要です。
まずは、MCTオイルで下痢になる原因をチェックしてみましょう。
MCTオイルは副作用が起こることもある
油には、『良い油』と『悪い油』があります。
MCTオイルは、
中鎖脂肪酸100%
の油で、人間の体にとって良い油です。
しかし、いくら良質な油でも、多量摂取をすれば次の副作用が表れることがあります。
- 下痢
- 腹痛
- 胃痛
- 胃のむかつき
- 吐き気
MCTオイルで下痢になる人は、副作用の一つである可能性があります。
多量摂取で下痢を引き起こす
MCTオイルに限らず、油を多量摂取すると下痢になることがあります。
MCTオイルで、下痢を引き起こす人の多くは、MCTオイルの多量摂取が原因です。
オイルは消化・吸収に時間がかかる
油は、消化・吸収に時間がかかります。
胃痛や胃のむかつきが起こるのは、『油が長時間も腸内に留まるから』と言われています。
油を多量摂取することで、腸内での消化・吸収が追い付かず、体外に排出しようとするため、腹痛や下痢を起こすのです。
空腹時のMCTオイルで胃腸に負担がかかることも
油は、胃や腸にとって刺激物です。
空腹時に、MCTオイルを摂取することで、胃や腸を刺激して、ぜん動運動を活発にさせ、腹痛や下痢に繋がります。
また、油は消化しにくいため、胃腸への負担が大きくなります。
とくに、空腹時であれば、負担もさらに大きくなってしまうのです。
体がオイルに慣れていない
もともとMCTオイルに体が慣れていない人は、
MCTオイルの1日の摂取量目安である『約30ml』でも、胃腸に負担
が、かかることがあります。
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MCTオイルで下痢を起こすときの対策
さて、ここからは、MCTオイルで下痢を起こすときの対策を、チェックしていきましょう。
目安は1日約30mlだけど少量から始める
MCTオイルの1日の摂取量は、約30mlです。
もし、この摂取量の範囲内でも、腹痛や下痢を起こす場合は、さらに少量から取り入れてください。
目安としては、
小さじ1杯(5g)
のMCTオイルからスタートをしましょう。
体が慣れてきたら、徐々に摂取量を増やしていきましょう。
1日複数回に分けてMCTオイルを摂取する
油は、胃腸にとって刺激物です。
一度に大量の油を摂取すると、消化・吸収が追い付かずに、腹痛や下痢を起こしてしまいます。
一度に、1日の摂取量である約30mlを摂取するのではなく、
朝食・昼食・間食・夕食、と複数回に分けてMCTオイルを摂取しましょう。
MCTオイルをそのまま飲まない
MCTオイルを摂取するときには、何かにかけたり、ドレッシングや飲み物に混ぜるようにして、
オイルだけで飲まないようにしてください。
とくに空腹時には、生のMCTオイルだけを飲むのは避けましょう。
乳製品と一緒に摂取する
MCTオイルを乳製品と一緒に摂取することで、乳製品の乳化作用により、胃腸への刺激を軽減することができます。
ヨーグルトにかけたり、スムージーに入れて飲んでみましょう。
レシチンを多く含む食べ物と一緒に摂取する
MCTオイルで下痢を引き起こす人は、
レシチンを多く含む食べ物と一緒に摂取をすることで、油を乳化する働きがある
と言われています。
レシチンは、卵や豆腐・豆乳などの大豆製品に多く含まれています。
レシチンを摂取できるサプリメントもあるので、
MCTオイルを飲む10~15分前に
摂取してください。
MCTオイル入り食品やパウダータイプもおすすめ
先に紹介した方法で、どうしても腹痛や下痢になりがちだという人は、
- MCTオイル入りドレッシング
- パウダータイプのMCTオイル
- ゼリータイプのMCTオイル
をおすすめします。
とくに、パウダータイプのMCTオイルは、油で胃腸がもたれる人にはおすすめです。
油浮きすることなく、どんなお料理にもサッと溶けてくれるので、扱いやすさもメリットですよ。
MCTオイルの正しい使い方
正しい摂取量を守る
MCTオイルを使用する際は、摂取量を守ることが大切です。
MCTオイルの摂取量は、1日約30mlです。
必ず範囲内で使用してください。
また、1日の摂取量だけではなく、
1回の摂取量
にも注意が必要です。
一度に多量摂取は避けてください。
とくに、体調が良くない時や、胃腸が弱い人は、少量から取り入れるなど、工夫が必要です。
MCTオイルは『生のまま』使う
MCTオイルは『熱に弱い』特性があります。
加熱はせずに、『生のまま』使用することが望ましいです。
その時は、
- ドレッシングに混ぜる
- コーヒーに混ぜる
- ヨーグルトにかける
- スムージーに混ぜる
- 納豆にかける
- 豆乳に混ぜる
などのレシピがおすすめです。
筆者は、マリネやカルパッチョなどにも使用してみましたが、洋風のお料理にもぴったりでしたよ。
また、直接の加熱でなければ、
出来上がったシチューやお味噌汁にかける
という方法もおすすめです。
先にも紹介した通り、いくら『生のまま』と言っても、
MCTオイルだけを飲む
という方法は避けてください。
しっかりと食材とMCTオイルを混ぜ合わせて、胃腸への負担がない方法で取り入れてくださいね。
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まとめ
MCTオイルで、下痢になる原因と対策、そして正しい使い方をチェックしました。
MCTオイルは、人間の体にとって『良い油』ですが、腹痛や下痢を引き起こすことがあります。
この原因は、
- 副作用
- 多量摂取
- オイルは消化・吸収に時間がかかる
- 空腹時のMCTオイルで胃腸に負担がかかる
- 体がオイルに慣れていない
ということが理由です。
MCTオイルで下痢になる人は、摂取量を守った上で、次の対策をしてください。
- 目安は1日約30mlだけど少量から始める
- 1日複数回に分けてMCTオイルを摂取する
- MCTオイルをそのまま飲まない
- 乳製品と一緒に摂取する
- レシチンを多く含む食べ物と一緒に摂取する
- MCTオイル入り食品やパウダータイプもおすすめ
また、MCTオイルの正しい使い方は、
- 正しい摂取量を守る
- 『生のまま』使う
となります。
直接の加熱でなければ、出来上がった料理にかけるのも良いでしょう。
食材とよく混ぜて、美味しく効果的にMCTオイルを取り入れてください。
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