最近人気のブルゾンちえみさんと親子役で共演し、見た目も似ていることから
「本当に親子なのか!?」
と錯覚されることのあるファッションデザイナー・コシノジュンコさん。
実は、日本ではかなり有名なファッションデザイナーなのです。
では、このコシノジュンコさんとは、どういう人なのでしょうか。
また、有名ファッションデザイナーともなれば、当然、年収がどれくらいなのかも気になりますよね。
そこで、この記事では、コシノジュンコさんの夫や息子といった家族についても調べてみました!
コシノジュンコのプロフィール!
まずは、簡単にコシノジュンコさんについて触れていきますね。
コシノジュンコさんといえば、後に触れますが、『コシノ3姉妹』で有名な次女で、ファッションデザイナーでもあります。
自身のブランド『JUNKO KOSHINO』で有名ですね。
コシノジュンコさんは、1939年8月25日生まれで、2017年の誕生日で78歳となりました。
母・小篠綾子さんのもとで、大阪府岸和田市に生まれ、親・姉・妹と同じくファッションデザイナーへの道へ進みます。
学歴は、姉のコシノヒロコさんと同じく、大阪府立岸和田高等学校から文化服装学院へ進学しました。
なんと、2年の基礎コースを1年で終え、飛び級でデザイン科へ進むことになる成績優秀さを見せ、同級生には高田賢三さん、松田光弘さん、金子功さんがいたため、
『花の9期生』
と呼ばれました。
その中でも秀でた実力を持っていたコシノジュンコさんは、新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を、在学中の19歳で受賞!
しかもこれは、最年少受賞であり、若くして才能に溢れていたことが伺える受賞ですね。
その後はファッションデザイナーとして東京を拠点にして活動をしますが、海外でもショーを積極的に開催!
1978年のパリコレクションを皮切りに、北京、ニューヨーク、ベトナム、ポーランドなど世界各地でおこなっていくのです。
ベトナムでは日本人初、キューバでは外国人初のファッションショー開催であり、世界にコシノジュンコイズムを伝えました。
国際的な活動によって、世界からもコシノジュンコさんは高評価をされていて、
2006年に『イタリア連帯の星』カヴァリエーレ章を受勲
2009年に『モンブラン国際文化賞』受賞
2011年に『Cuba共和国友好勲章』 Medalla de la Amistad受勲
など、国際的な名誉ある賞や勲章を授与されています。
デザイナー活動としては、オペラやブロードウェイの舞台衣装、スポーツユニフォームなどを手がけ、近年ではインテリアや食、花火のデザインまで務めるなど、ファッション分野以外にも活躍の幅を広げていますよ。
そんなコシノジュンコさん、実は家族もすごいと評判です。
というのも…
コシノジュンコさんの家族は、ファッション一家
だからです!
コシノジュンコの夫・家族を紹介!
コシノジュンコさんの家族についても触れていきましょう。
まずは、有名な『コシノ三姉妹』からです。
コシノジュンコさんといえば、『コシノ三姉妹』の次女で、姉妹揃ってファッションデザイナーだという特徴がありますよね。
姉のコシノヒロコさんは、1937年1月15日生まれの80歳で、コシノヒロコさんと同じ文化服装学院を卒業しています。
在学中には、N.D.C.(日本デザイナー協会)デザインコンクール第1位を受賞するなど、コシノヒロコさんも実力は折り紙付き。
コシノヒロコさんも、世界で活動していて、パリコレクションや上海、ソウルなど多くの外国でのショーに参加しています。
コシノヒロコさんも自身のブランド『HIROKO KOSHINO』を持っています。
さらに、近年はアーティストとして絵画も描いていますね。
絵画のみの個展も世界で開催していて、多彩な才能を発揮しているのです。
そして、コシノジュンコさんの妹であるコシノミチコさん。
コシノミチコさんは、1943年1月29日生まれの74歳。
コシノミチコさんも自身のブランドを持っていて、名前は『MICHIKO LONDON』。
なぜロンドンという名前が入っているのかというと、渡英してイギリスのロンドンを活動拠点にしているからです。
ちなみに、最初はファッションデザイナーを目指していたわけではなく、コシノミチコさんは
ソフトテニス選手
を目指していました。
テニスの実力は高く、大学時代には軟式テニスで全国優勝するほどの実力者だったんですよ。
しかし、姉2人の活躍を見ているうちに、コシノミチコさんもファッションデザイナーとしての道を目指したいと思うようになり、渡英したのです。
そしてヨーロッパを中心にブランドを広め、今では日本などのアジアから、アメリカにまで広がっています。
本当に、凄まじいファッションデザイナー三姉妹ですね…。
では、コシノジュンコさんのその他の家族についても触れていきましょう。
まずは、コシノジュンコさんの母親・小篠綾子さんについてです。
小篠家がファッション一家になった歴史の始まりは、この小篠綾子さん抜きでは語れません。
夫を戦時中に亡くし、女手1つで、世界的有名デザイナー三姉妹を育て上げたわけですし、そもそも小篠綾子さんは日本のファッション界の第一人者です。
小篠綾子さんなくして、今の日本のファッション界は生まれることはなかったでしょう。
戦前は『コシノ洋裁店』を開業し、ミシン1台であらゆる仕事を引き受けました。
そんな小篠綾子さん、実は晩年はNHKの朝ドラである連続テレビ小説シリーズをいつも見ていたそうで、
「自分が主役になりたい」
と願っていたのだとか。
その願いは、亡くなった5年後の2011年に、NHKの朝ドラ『カーネーション』でその願いが叶います。
『カーネーション』は、小篠綾子さんを題材にした作品だったからです。
続いては、コシノジュンコさんの父親についてです。
コシノジュンコさんの父親は、川崎武一さんという人で、紳士服のテーラーでした。
コシノジュンコさんの母はファッション界の第一人者、父は紳士服のテーラーだった…ここに、ファッション一家だったという理由があったわけです。
ちなみに、川崎武一さんは、戦争によって召集され、戦病によって亡くなってしまいました。
そのため、コシノ三姉妹は父とほとんど関わることなく、父が亡くなってしまったことになるわけですね…。
最後は、コシノジュンコさんの夫です。
コシノジュンコさんの夫といっても、きっと皆さんもパッと思い浮かびませんよね……。
あれだけ有名な奥さんだったら、夫側としてもなんだか委縮してしまいそうです。
そこで、コシノジュンコさんの夫について早速調べてみました。
すると…
どうやら、鈴木弘之さんという人物が、コシノジュンコさんの夫みたいですね。
コシノジュンコさんとは、姓が異なることから、一見、名前を見ただけでは夫かどうかは分かりません。
夫の職業は、JUNKO KOSHINO代表取締役ということで、ずばりファッション関係、それも、妻であるコシノジュンコさんの仕事をしっかりサポートしていました。
取締役を任せられる夫であったならば、コシノジュンコさんも安心して自分のお仕事に集中できそうですね!
コシノジュンコの息子はどんな人?ブルゾンちえみとの関係は?
コシノジュンコさんと、この鈴木弘之さんとのあいだに、子供はいるのでしょうか?
ネットで調べていくと、”息子”という存在が出てきますね。
調べてみると、コシノジュンコさんの息子というのは、鈴木順之(よしゆき)さんという人だそうです。
さて、コシノジュンコさんの息子とくれば、どういう経歴なのか、そして両親と同じようにファッション業界の人なのかが気になります。
どうやら鈴木順之さんは、学生時代に渡英していることがわかりました。
母校はロンドン芸術大学で、学生時代はイギリスで暮らし、ロンドン芸術大学を卒業してから、日本へ戻ったのだとか。
さすがファッション一族の御曹司といった感じですね!
現在のコシノジュンコの息子・鈴木順之さんの職業のほうですが、PUMA japanクリエィティブ・ディレクターを務めて、現在では、グラフィックデザインなど、デザインに関わりもつところで多方面に活躍しているのだそうです。
将来は。コシノヒロコさんの娘たちのように、鈴木順之さんがコシノジュンコさんの後を継ぐのかもしれませんね!
また、最近では、ブルゾンちえみさんが、コシノジュンコさんの娘ではないかとも囁かれているようです。
どうやら、ドコモのCMでブルゾンちえみさんの母役として、コシノジュンコさんが登場したことと、
ブルゾンちえみさんとコシノジュンコさんがかなり似ている
という部分から、コシノジュンコさんとブルゾンちえみさんの関係性が気になっている人が多いみたいです。
似ていることから、ブルゾンちえみさんがコシノジュンコさんの娘と思われてもおかしくなさそう…。
しかし、2人は実際の親子というわけではありません。
実は、ブルゾンちえみさんは、コシノジュンコさんが憧れの人であり、コシノジュンコさんをリスペクトしたメイクをしていたのです。
通りで似ているわけですね。
そんな憧れのコシノジュンコさんと共演できたのですから、ブルゾンちえみさんとしてもとても嬉しかったのだと思いますよ。
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まとめ
コシノジュンコさんについて、家族構成や夫、息子の情報を紹介しました。
コシノジュンコさんは小篠綾子さんの娘ですから、鈴木順之さんまで、3代連続でデザイン関係の家系ということになります。
血筋という意味でも、このジャンルに秀でた家系なのでしょうね。
父母ともにファッション界に携わり、コシノ三姉妹は世界で活躍、そしてコシノ三姉妹の子供たちもファッション界へ進んでいます。
そのうちコシノジュンコさんの孫も、父や祖父母と同じように、デザイナーとして活躍しだすのか、楽しみにしたいものです。