現在、日本では
約1,000万人がランニングをしている
と言われています。
そんなランナーに、あるランニングサイトが調査をおこないました。
あなたは朝ラン派?夜ラン派?
という、ランニングをする時間帯の調査です。
その結果、
- 朝34%
- 夜49%
- その他17%
となりました。
ランニングをする時間帯は、生活スタイルに密接に関係していて、日本では
夜ラン派が半数近く
を占めているのです。
ただ、それでも
ランニングを、生活スタイルに効果的に組み込むには、どんな時間帯が良いのだろうか?
と悩む人は多いのではないでしょうか。
同じ時間を走るなら、より効果がある時間帯を選びたいところですよね。
そこで当記事では、ランニングの効果を最大限に活かせる時間帯を解説していきます。
ランニングに最適な時間帯は朝と夜
ランニングを始めるときに、最も効果的な時間帯は
朝と夜
です。
1日の始まりである
朝のランニングは、体と心に良いことがたくさんあります。
また、1日の活動をすべて終えた
夜のランニングの魅力は、時間的に余裕があることです。
日中は気温や湿度が高くなり、体への負担が大きくなります。
朝と夜は快適に走れるので、ランニングを始める人には、朝、もしくは夜が最適です。
自分のライフスタイルにあった時間帯に走る
趣味のランニングが辛かったら、それは長続きはしない趣味です。
ダイエットが目的の人は、朝に走るのが良いですし、朝起きが苦手な人は夜に走ります。
食事の時間や起床・睡眠時間等、1日の生活リズムを変えることなくランニングに取り組みむましょう。
ランニングに最適な時間帯とは、
自分のライフスタイルにあった時間帯
ということになります。
そうすることで、無理をしないでランニングが習慣化でき、楽しんで走ることができるのです。
どの時間帯も水分補給を忘れない
ランニングは朝でも夜でも水分補給は必須です。
走る前にコップ1杯、途中にも水分補給をして下さい。
全身の筋肉を正常に動かし、脱水症状を予防するためにも水分補給を忘れないようにしましょう。
ランニングにおすすめの時間帯は夜より朝
朝走っても、夜に走っても、どちらも効果がありますが、より効果的な時間帯に走るほうがお得です。
朝と夜のどちらの時間帯がおすすめかというと、
朝のランニング
になります。
街も人も、まだ目覚めきっていない早朝。
澄んだ空気の中で走ると、次に紹介するお得なことがあるんですよ。
朝は脂肪がよく燃え、ダイエット効果が高い
起床してすぐは、食事からのエネルギーがほとんどありません。
そのため、走るためのエネルギーは、
身体に蓄えられている糖質や脂肪
が使われるのです。
朝に脂肪を燃焼することを繰り返すことで、
脂肪が燃焼しやすくなり、太りにくい体質
になります。
脂肪燃焼効率が良いのは、
1kmを8分くらいのスローなペースで、30分~60分走ること
ですね。
ランニング開始後、20分を過ぎたあたりから脂肪は活発に燃焼してくれますよ。
朝のランニングは習慣化しやすい
朝は、起きるのも辛く、眠っている体を起こすのも一苦労です。
しかし、ランニングを始めてしまえば、ぐんぐんと体が動き出す気持ちの良さと、爽快感を実感できるでしょう。
その魅力によって、
朝のランニングは習慣化しやすい
と言われます。
また朝は、その日の準備など忙しいものですが、夜のように突然の予定が入らないので時間を確保しやすいです。
『走る』と決めたら走れるため、ノルマが達成しやすく、満足感を得ることができます。
脳が活性化して仕事がはかどる
朝は道路も混んでいなく、空気が澄んでいます。
ランニングの有酸素運動で、脳内に新鮮な酸素がたくさん供給することが可能でしょう。
そうすることで、体が目覚めて気分爽快になります。
身体が目覚めるとは、脳内の血流量が増えて、脳が活性化することです。
脳が活性化することで、思考力や判断力も増して、仕事のパフォーマンスもアップします。
身体が目覚めることで、その日1日は気持ちよく快適に過ごすことができますよ!
朝ごはんが美味しく食べられる
朝のランニングは、空腹の中で体を動かすので、とにかくお腹が減ります。
走り終えてからの朝食は、より一層、ご飯を美味しく食べられるのです。
朝にしっかりと栄養補給することで、快適に1日のスタートをきることができます。
また、朝にランニングをしようとしたら、早寝早起きになり、規則正しい生活にもなるのです。
日光を浴びてメンタルが安定
朝のランニングは、
太陽光を浴びることでセロトニンの恩恵
を受けることができます。
セロトニンとは、
『幸せホルモン』
とも呼ばれ、これが分泌されることで
ストレスが解消され、明るい気持ちになる効果
が期待できるのです。
メンタルが安定することで、ダークな感情が起きても、ストレスを溜めずに毎日をリセットすることができます。
このようにストレスに強い体は、良質な睡眠にもつながっていくのです。
夜に走る!夜ランニングのメリット
現在、ランナーの半数近くが、夜にランニングをしています。
夜は、会社への出勤など、慌ただしい予定がなく、意図的に時間的余裕を作ることも可能です。
そのため、自分の体調に合わせて、体を動かすことができ、長い時間のランニングも可能となります。
また、夜はよく体が動くので、
消費カロリーが多くなる
というメリットもあるのです。
夜のランニングで熟睡
夜のランニングの大きなメリットは、熟睡効果です。
夜にランニングすることで、ほ
どよい疲れが残り、ストレス解消やリラックス効果もあり、質の良い睡眠
につながります。
人は、体温が下ってくると眠気が増すのです。
この効果を利用するために、就寝の2~3時間前には走っておくと、体温調整リズムが作られ、安眠効果が得られます。
夜のランニングで、ストレスを解消しリラックス効果を得るためには、
激しくたくさん走るより、ゆっくりリラックス
して走った方が良いです。
その日、1日のストレスをランニングで解消し、気持ちもクリアになって明日への活力を養うことができます。
夜は走りやすい
夜は、周囲や道が暗いため、走りに集中でき、気楽に走れるとも言われます。
仕事に家事と、やることはやって、あとは寝るだけという解放感も良いものです。
また、皇居周辺のように夜景がきれいなエリアを走ることで、朝とは違ったランニングを楽しむことも可能です。
ただし、
あまりに人気のない場所を走らない、交通事故に注意する
など、安全への配慮が必要となります。
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まとめ
ここでの内容をまとめておきましょう。
ランニングに効果的な時間帯は朝か夜
自分のライフスタイルにあった時間帯に走る
おすすめの時間帯は夜より朝
朝のメリットは、ダイエット効果や習慣化しやすい、脳が活性化する、メンタルが安定する、朝ごはんが美味しいなど
夜のメリットは、時間的に余裕がある、熟睡できる、走りやすいなど
ランニングはどの時間帯に走るにしても、
継続すること
が大切です。
続けていってこそ、
ランニングのさまざまな効果を実感すること
ができますよ!