アニメ映画『二ノ国』の評判は?評価や感想など口コミレビューまとめ

レベルファイブのゲーム『二ノ国』シリーズが、アニメ映画『二ノ国』として映画化され、2019年8月23日に公開されました。

公開初日から観に行った人の評価や感想を見ていると…

この映画は、かなり賛否両論で、良い評価もある一方で、

「そもそも作画が崩壊していてよくこれで世に出せたな」

という口コミまで…

好みが分かれやすい作品と言えますね。

当記事では、公開されたばかりのアニメ映画『二ノ国』について、感想や口コミなどから、映画の評判を紹介していきます。

アニメ映画『二ノ国』とは?

まず、簡単にアニメ映画『二ノ国』について紹介します。

アニメ映画『二ノ国』は、原作はレベルファイブのゲーム『二ノ国』シリーズです。

とは言っても、設定を『二ノ国II レヴァナントキングダム』など歴代シリーズから引き継いでいるだけで、

キャラクターもストーリーも完全オリジナル

なので、原作をプレイしたことのない人でもアニメ映画として観ることができます。

逆に『二ノ国』原作をプレイしている人は、

大前提として、原作を忠実に再現するものではない

ということを頭に入れておきましょう。

脚本は、レベルファイブ社長の日野晃博社長です。

この時点で、なんだか嫌な予感がしてきますが…

声優は、主要3キャラに山崎賢人さん、永野芽郁さん、新田真剣佑さんが起用されています。

もともと、レベルファイブ作品は『レイトン教授』シリーズのように、俳優を起用することも、よくあります。

また、アニメのジブリっぽさも特徴の1つです。

というのも、原作のゲームの制作協力に、スタジオジブリが関わっています。

アニメ映画の制作会社・オーエルエムも、

『原作に近づけようと、ジブリ風の作画にしているから』

という背景があります。

さて、そんなアニメ映画『二ノ国』ですが、映画公開初日に観に行った人たちは、どんな感想を抱いたのでしょうか?

アニメ映画『二ノ国』の評判は?レビュー・評価をチェック!

アニメ映画『二ノ国』の評価を、口コミサイトのレビューや、SNSでの評判から調べてみました。

すると…

かなり賛否両論な映画になっている

ということがわかりました。

まず、映画公開初日、2019年8月23日17時時点での評価は、

  • 映画.com:2.9点(5点中)
  • Yahoo!映画:2.69 点(5点中)

という評価からも、賛否両論なのが透けて見えますね。

では、具体的にアニメ映画『二ノ国』の、どのあたりが賛否両論なのか?

アニメ映画『二ノ国』のレビューを高評価・低評価に分けてみてみましょう。

アニメ映画『二ノ国』の高評価レビュー

「レベルファイブらしさが出ている、小学生などの小さい子向けな映画だった」

「ファンタジー世界が好きな人にはおすすめな内容でした!」

「背景作画がかなり綺麗だった」

「中盤くらいまでは王道ファンタジーアニメな内容で楽しめた」

「ツッコミどころはいくつかあったものの、童心に帰れた気分で楽しめた」

「子供向けらしさが重視されていて、テンポもよくて面白かった」

「久石譲さんの音楽はやっぱり最高だな!」

など、

『子供の頃を思い出せた』

というようなレビューが多かったですね。

後述しますが、

最初から子供向け映画だとわかって観れば、かなり楽しめる作品

であると言えます。

また、背景の作画の良さや、久石譲さんを起用していることから、BGMの素晴らしさも評価されていましたね。

アニメ映画『二ノ国』の低評価レビュー

「山崎賢人はよかったけど、新田真剣佑の演技が安定してなかった。永野芽郁は論外。終始この棒読みを聴くのは苦痛だった」

「作画がひどすぎる、とくに人間のアニメーションが雑で、画の枚数不足なのかカクカクしていた」

「デッサンやアニメーションが雑、CGと手書きが一緒になるのに難ありだった」

「最後の戦闘シーンの内容が薄すぎ。いきなりチープなものになってしまって残念」

「障害者の扱いがひどい、今のご時世ここまで配慮が欠けてるとは…」

「先が読める展開すぎて、面白みに欠けた」

「映画なのに、ゲームと同じように作ったせいか設定とセリフを並べてるだけ。説明セリフとご都合主義ばかりで見ているのがつらかった」

という、主要キャラの演技のひどさや、アニメーションのレベルが低いというレビューが多く見られました。

確かに、『二ノ国』は予告ムービーの時点でも、キャラクターの作画の残念さが目立っていましたからね。

作画に、雑さを感じてしまう人が多いのは当然かもしれません。

また、次に『二ノ国』の内容について。

内容に低評価を下している人の意見に多かったのが、

  • ツッコミどころとご都合主義な展開が多い
  • だらだら続く説明セリフが多すぎる
  • 主人公・ユウの性格がただただ不快

という部分でした。

日野社長は、もともとがゲームクリエイター、そしてレベルファイブの作品は子供向けなものが多いです。

その傾向からも、どうしてもその特色が出てしまいます。

良くも悪くも、レベルファイブらしさが出ている作品なので、

アニメ映画『二ノ国』は子供向け作品

ということを頭に入れておいた方がいいですね。

さすがに、映画なのにゲームのような説明セリフばかりにしてしまうのは、ちょっと残念としか言えませんが…。

なので、

全体の完成度の高さや、深く考察するような人には向いていない作品

とも言えるでしょう。

もしアニメ映画『二ノ国』を観るのなら、これらを前提で理解した上で、観に行く必要がありますね。

あるレビューで、これから観に行く人にとってかなり参考になりそうなレビューがあったので、ここでも紹介します。

アンパンマンは最後はアンパンチで終わります。

それを承知で観るキャパのある方はぜひどうぞという感じです。

非常にわかりやすい例えだと思います。

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まとめ

レビューを見たところ、アニメ映画『二ノ国』は、

賛否両論な出来

になっているようです。

ファミリー、子供向け映画になっているが故に、大人1人で見るには、あまり向いていないアニメ映画…

この部分が事前にわかっているかどうかで、抱いた感想も変わるのではないでしょうか。

当記事では何度も言っていますが、これからアニメ映画『二ノ国』を見るという人には、

子供向け映画

ということを頭に入れたうえで、観ることをおすすめします。

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