メキシコの旅行準備まとめ!持ち物の必需品と服装から注意点まで

日本からメキシコには、直行便で行けるようになり、行きやすくなりました。

古代遺跡のテオティワカンからカリブ海のリゾートまで、メキシコ旅行では、いろいろな体験ができます。

さて、この記事では

  • メキシコ旅行の必需品
  • メキシコ旅行の服装
  • メキシコ旅行の注意点

をお伝えしていきます。

見どころがたくさんあるメキシコですが、安全面で注意すべきこともあります。

この記事で必需品、服装、注意点を確認し、安全に旅行を満喫できるように準備しましょう。

必ず準備しよう!メキシコ旅行の必需品

パスポート

パスポートがなければ、日本から出国することができないので、忘れないようにしましょう。

メキシコは、

観光目的や語学学習目的で180日以内の滞在であれば、ビザは必要ありません。

メキシコを出国するまでにパスポートの有効期限が足りているか、確認しておきましょう。

日本円または米ドル

現地通貨はメキシコペソです。

日本を出国する際、空港でペソに両替できますが、レートがよくありません。

メキシコに到着し、

現地の空港で両替をした方が、日本国内よりレートがよい

のでオススメです。

メキシコ国内で日本円を両替できるのは空港だけです。

目的地で両替する予定であれば、米ドルを持参しましょう。

クレジットカード

常に防犯に気を配らなければならないメキシコ旅行では、クレジットカードを持参すると、多額の現金を持ち歩くより安心です。

また、現金が必要になったときに、街中にあるATMですぐに現金を引き出せます。

クレジットカードでキャッシングするほうが、現金の両替をするよりお得です。

ただし、ATMを利用するときは、通りに面したATMではなく、ショッピングモールやスーパーの中に設置されているATMを利用しましょう。

ATMを利用した直後に、強盗犯に取り囲まれて強奪される事件もあります。

警備員が近くにいるATMなら、なおのこと安心できるでしょう。

紫外線対策グッズ

日本よりも日差しが強いので、しっかり対策をしましょう。

サングラス、帽子、UVカットパーカー、日焼け止めなどがあると、目からも肌からも紫外線を防げますよ。

メキシコ旅行で場合によって準備すべき持ち物

ポケットWi-Fi

メキシコでは、ほとんどのレストランやカフェ、ホテルで無料Wi-Fiを使用できます。

ローカルなお店でも、店員さんに聞けば、だいたいの場合、無料Wi-Fiのパスワードを教えてくれるでしょう。

屋外で、道案内アプリを使う予定がある場合は、ポケットWi-Fiを持っていきましょう。

モバイルバッテリー

スマホで道案内アプリを使ったり、頻繁に写真撮影をするなら、モバイルバッテリーがあると安心です。

ポケットWi-Fiを持っていくとしても、1つのモバイルバッテリーでスマホと同時に充電することができます。

変圧器

メキシコの電圧は110Vです。

日本は100Vなので、普段使っているドライヤーなど100V専用の電化製品を持っていく場合は、注意しましょう。

メキシコは電圧が安定しないことがあるので、変圧器があると安全です。

ESTA

アメリカ合衆国を経由する場合は、ESTAを申請しておく必要があります。

ESTAはアメリカ合衆国の渡航登録システムです。

アメリカ合衆国で乗り換えをするときに、一旦はアメリカに入国となるので、登録しておかなければなりません。

ESTAの申請料は、14USD(1500円くらい)です。

日本を渡航する72時間前までに申請を済ませましょう。

水着

カンクンなどのリゾート地に行く場合は、忘れずに持っていきましょう。

現地調達では、お気に入りの水着が見つからない可能性が高いので、日本で調達するとよいです。

海外旅行保険

食べ物に当たったときや、怪我をしたときなど、重症化した場合は病院を利用することになります。

当然ながら、日本の健康保険は海外では使えません。

念のために海外旅行保険に入っておくと安心です。

契約しているクレジットカードに付帯している場合もあるので、確認してみましょう。

メキシコ旅行の服装を決めよう

メキシコの国土面積は、日本の約5倍もあり、縦長の地形なので、さまざまな気候帯があります。

メキシコの季節は、基本的に

  • 雨季(5月~10月)
  • 乾季(11月~4月)

の二つに分けられます。

この記事では、首都メキシコシティの気候と、カンクンの気候を紹介していきましょう。

メキシコシティの気候

メキシコシティ降水量

メキシコシティ気温

メキシコシティは、標高2268mに位置しており、高山気候に属しています。

そのため、日本より南に位置していますが、日本の夏より暑くなりません。

年間の平均最高気温は21.9℃~27.2℃で、12月~1月が最も低く、4月が最も高くなります。

平均最低気温は2.9℃~11℃で、12月~1月が最も低く、6月~9月が最も高くなります。

グラフを見てわかるように、1日のうちの最高気温と最低気温の差が大きいです。

最も最高気温が高くなる4月でも、最低気温は10℃以下になることがあるので、必ず上着を用意しましょう。

年間を通して、日本でいう初夏の陽気なので、春から夏にかけての服装を準備するとよいですね。

カンクンの気候

カンクン降水量

カンクン気温

カンクンは、カリブ海沿岸の地域で、常夏の気候です。

年間平均最高気温は、27.6℃~32.7℃で、日本と同じように8月が最も暑くなります。

年間平均最低気温は、17.7℃~22.8℃です。

以上のことから、どの時期にメキシコに行っても、基本的には夏の格好をしておけば、問題ないでしょう。

ただし、朝晩と昼の気温差が9℃~11℃もあるので、上着を持参しておくと、なお良いです。

また、上着があれば、それが紫外線対策グッズとしても使えますよ。

9月~10月はハリケーンのシーズン

なので、この時期に旅行する場合は、こまめに天気予報をチェックしてください。

メキシコ旅行の注意点

一般的にメキシコは、

『治安が悪い』

というイメージがありますよね。

実際に、日本人の旅行者が被害にあうケースが発生しています。

日本にいる時と同じ感覚で行動してしまっては、危険が高まりますが、きちんと注意点を意識して行動するだけでも犯罪に巻き込まれることを防げるのです。

以下の注意点を読んで、安全にメキシコ旅行をしましょう。

路上や車内での対策

メキシコでは、

拳銃や刃物を使った強盗

が頻繁に起きています。

路上はもちろん、車内にいても、赤信号で止まっているときなどに遭遇してしまいます。

まずは、犯人に目をつけられないことが重要です。

犯人は、

  • スマホ
  • デジカメ
  • 高級時計
  • パスポート

など、お金に換えられるものを狙っています。

『金目のものを持っている』『警戒心が薄そう』

と判断されたら、すぐに目をつけられてしまいます。

観光中に、スマホやデジカメなどを扱うときは、周囲に気を配り、できるだけ目立たないように使用しましょう。

タクシーの利用方法

タクシーを利用する際は、

流しのタクシーを使わない

ようにしましょう。

犯人グループが、

運転手と乗客に扮して、車内で強盗するケース

が発生しています。

無線タクシーの利用が推奨されているので、空港のインフォメーションやホテルでタクシーを呼んでもらいましょう。

タクシーを利用したときに、信用できる運転手であれば、電話番号を教えてもらい、次回以降も同じ運転手を呼ぶと安心ですよ。

バスに乗るときの対策

バスに乗るときは、スリや強盗に気をつけましょう。

ズボンの後ろポケットに貴重品を入れておくのは厳禁です。

リュックを持っている場合は、背中側ではなく、お腹側で抱え込んで持つようにします。

また、バスの車内では、

足元に荷物を置いたとき座席の下から強盗されるケース

が起きています。

どうしても足元に荷物を置かなければならないときは、両足で挟むなど細心の注意を払いましょう。

飲食店での過ごし方

飲食店では、

突然、現地の人に話しかけれられ、話に集中しているうちに、座席の横に置いておいたバッグが盗まれる

という事件が、よく起きています。

最も良い方法は無視をすることです。

無視できない状況であれば、話を続ける前に、自分の荷物を膝の上に移動するなど、荷物を持っていかれないように対応しましょう。

旅行先の治安状況を確認しよう

外務省がメキシコ国内の危険地区を公表しています。

以下のリンクから参照できますので、目的地の治安状況を確認しておきましょう。

外務省・海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_264.html#ad-image-0

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まとめ

メキシコ旅行の必需品は、

  • パスポート
  • 日本円または米ドル
  • クレジットカード
  • 紫外線対策グッズ

となります。

メキシコでの服装については、メキシコシティは、日本の春から夏にかけての服装を中心に、朝晩の気温低下に対応できる服装を準備しましょう。

カンクンに行く場合は、夏の服装で対応できますが、気温差に敏感なら朝晩に上着があるとよいです。

メキシコでの注意点は、以下の4点です。

  • 犯人に目をつけられないよう、目立つ行動をしない
  • 流しのタクシーには乗らない
  • バス乗車中は、荷物を視界に入る位置で所持する
  • 飲食店では、急に見知らぬ人に話しかけられたら無視をするか、自分の荷物を安全な位置に移動する

1度でも犯罪にあってしまったら、旅行が台無しになってしまいます。

せっかくの旅行なので、ずっと楽しい気分で過ごせるように、注意点をしっかり守って行動しましょう。

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