31年続いた『平成』という時代が終わろうとしています。
2019年4月1日に
新元号・令和(れいわ)
が発表されました!
今回の新元号に決定した『令和』の意味や語源・由来は、どのようなものなのでしょうか?
また新元号・令和(れいわ)について、ネットの評判や海外ではどのような反応がされているのかも気になるところです。
今回は、新元号・令和(れいわ)の意味や語源・由来をチェックし、ネットの評判や海外の反応を調査していきます。
令和(れいわ)の意味や語源・由来
新元号は、2019年4月1日に発表されて実際に施行されるのは、
2019年5月1日から
となっています。
そして、2019年4月1日の午前11時41分に菅官房長官から発表された『平成』の次に決まった新元号は、
令和(れいわ)
です!
新元号『令和(れいわ)』は、
『万葉集巻五』に収められている『太宰帥大伴の卿の宅に宴してよめる梅の花の歌三十二首』の序文
から出典されています。
万葉集の梅の花の歌三十二首の序文に、
時に初春の令月、気淑く風和ぐ。
梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。
という文章があります。
この文章の
- 『令月』から令和の『令』を
- 『風和ぐ』から令和の『和』を
を、由来・語源としているのです。
この文章は、
歌の説明の部分
春の歌を説明する文章
ということで、
厳しい寒さの後に暖かくなり、梅の花が咲く
という情景を歌っていて、清々しく暖かい雰囲気を感じますね。
新元号『令和(れいわ)』は、
初めて日本の古典から選ばれた元号
になります。
『令』は、これまでの元号に使用されていない漢字です。
『和』については、現在の元号である『平成』の前の元号『昭和』と同じ漢字です。
また『和』は、昭和以外にも、元号として20回目の使用となるんですよ。
新しくもあり、懐かしくもある元号といった印象ですね。
これまでの元号は、
- 最後の音が流れる元号
- 最後の音がしまる元号
で展開されてきました。
- 『明治』は最後の音がしまる元号
- 『大正』は最後の音が流れる元号
- 『昭和』は最後の音がしまる元号
- 『平成』は最後の音が流れる元号
そして
『令和(れいわ)』は最後の音がしまる元号
ということで、これまでの元号のルールに従っています。
安倍晋三首相は『令和(れいわ)』という元号の意味について、
人々が美しく心を寄せ合う中で文化が育つ
という意味があると説明しています。
日本の昔から続く
- 薫り高き文化
- 四季折々の季節
などの美しさに感謝しながら大切にしていく、という日本の国民文化に誇りを持って決定したと語っています。
『令和(れいわ)』には、
- 日本の国柄をしっかりと次の時代に引き継いでいく
- 希望に満ちあふれた時代を国民と切り開いていく
という思いと願いが込められています。
『令和(れいわ)』という新元号が
広く国民に受け入れられ生活に深く根ざすことを願う
と安倍晋三首相は語っていましたよ。
令和(れいわ)のネットの評判や海外の反応
日本の新元号『令和(れいわ)』について、ネットの評判や海外の反応は、どのようなものだったのでしょうか。
ネットの評判を見てみると、
ネットの評判
素晴らしい元号です
ネットの評判
なんか斬新だね 音の響きがなんか綺麗
ネットの評判
対立を和らげ、道が大いに前に開ける新しい時代にふさわしい元号と思います
ネットの評判
なんか万葉集からというのが好きかも
と、多くの人が令和(れいわ)を素敵な元号だと感じているようでした。
『日本の古典から出典された』
ということで、日本の思いが込められた年号となっており、多くの人に親しまれることになりそうですね。
では、海外ではどのような反応がされているのでしょうか。
ある日本のネットユーザーは、
ネットの評判
令和、海外メディアでは秩序(order)と調和(Harmony)という意味合いで報道されてるらしい
とコメントしていました。
海外の人たちの反応は、
海外の反応
美しく、荘厳な響きだ!
海外の反応
これは興味深い。美しい文字だね。
と高評価でした。
しかし、一方で
海外の反応
どうしてこれが日本で重要なのか理解できない
と、『元号』に対する関心度は、日本と海外では大きな差があることもわかりました。
ただ、海外でも
新元号が『令和』に決定したこと速報で発表
するなど、世界的にかなり注目度は高いといえるでしょう。
新元号『令和』は、少しずつ日本国民、そして世界に浸透していくのではないでしょうか。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、日本の新元号・令和(れいわ)の意味や由来・語源を紹介し、ネットの評判や海外の反応を調査しました。
新元号『令和(れいわ)』の意味は、
人々が美しく心を寄せ合う中で文化が育つ
というものでした。
語源・由来については、
万葉集の梅の花の歌の序文
から。
元号を日本の古典から出典したのは、今回の『令和(れいわ)』が初めてです!
『令和(れいわ)』には、
日本の文化や季節などを大切に
日本の国柄をしっかりと次の時代に受け継ぎ、希望に満ちあふれた時代を国民皆で切り開いていこう
という願いが込められています。
新しい年号発表の瞬間を見届けられたのは、とても喜ばしいことですね。
2019年5月1日に新年号『令和(れいわ)』という新しい時代が始まります。
『令和(れいわ)』に込められた思いを受け継ぎ、人々が寄り添いながら平和で穏やかに暖かい時代にしていきたいですね!