畑正憲の現在とムツゴロウ動物王国の今!麻雀界での伝説もチェック

かつて動物王国を築き、世間に動物の魅力を教えてくれた畑正憲さん。

世間では、『ムツゴロウ』という愛称で呼ばれ、慕われていますが、麻雀をこよなく愛する者にとっては、むしろ畑正憲という名前がしっくりきますよね。

動物愛好家・ムツゴロウとして、作家・雀士としては畑正憲として…

両面において、彼の功績は計り知れませんが、近年になり、畑正憲・ムツゴロウという名前を耳にしなくなったような気がします。

そこで本記事では、畑正憲(ムツゴロウ)さんの現在を追いかけ、さらに、

  • ムツゴロウ動物王国の今
  • 雀士・畑正憲の伝説

もあわせて調査し、まとめていきます。

動物界・麻雀界のレジェンド畑正憲(ムツゴロウ)

動物愛好家、並びに

  • 日本プロ麻雀連盟相談役
  • 最高位戦日本プロ麻雀協会創設者

という肩書きを持つ、作家・畑正憲(ムツゴロウ)さん。

どうしても、動物界、麻雀界にとってのレジェンドという印象が強く、作家という印象は薄いのですが、1977年に菊池寛賞も受賞しています。

本業こそ作家ですが、麻雀普及に尽力し、一方では、多くの人に動物のかわいらしさを教えてくれたレジェンドです。

この3足のわらじを履く畑正憲(ムツゴロウ)さんですが、最近あまり姿を見ていないような気がしているのは、筆者だけでしょうか?

畑正憲(ムツゴロウ)を見かけなくなったのは時代の流れ?

確かに、畑正憲さんは現在84歳と高齢です。

動物王国の一時代を築きあげた番組、『ムツゴロウと愉快な仲間たち』も、すでに放送終了。

すでに、動物番組もほとんど放送終了となり、気がつけば、

  • 天才!志村どうぶつ園
  • 坂上どうぶつ王国

の2番組だけが放送されている状況で、そのどちらにも畑正憲(ムツゴロウ)さんは出演していません。

麻雀界でも姿を見かけなくなった畑正憲

一方、麻雀界を見渡してみても、時代が一変し、

  • 佐々木寿人プロ
  • 二階堂亜紀プロ

などが、ベテランの域に入り、その中で、

  • 小島武夫プロ(日本プロ麻雀連盟)
  • 飯田正人プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)

などのレジェンドが亡くなったことも影響しているのか、畑正憲(ムツゴロウ)さんの姿は、そこでもほとんどみられなくなりました。

一部の名人は活躍しているが…

もちろん、名人戦と称して、

  • 森山茂和プロ(日本プロ麻雀連英)
  • 新津清プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)

らが出演する麻雀番組もCS(MONDOTV)で放送されています。

しかし、畑正憲さんは厳密にはプロの雀士ではなく、名人戦に出場できていないのが現状…

世代交代の余波は大きい…

昭和のレジェンドたちが、亡くなり、世代交代も進んでいます。

後ほどお話ししていきますが、畑正憲(ムツゴロウ)さん自身は健在です。

ただ、寂しいことですが、世代交代と共に、畑正憲(ムツゴロウ)さんが、テレビで活躍する姿が見られなくなったのかもしれませんね。

まぁ、あまり年齢のことを言うのも何ですが、現在84歳ですし、昔のように破天荒な日々を過ごし、テレビで露出するのも大変でしょう。

ムツゴロウ王国の今、麻雀界での畑正憲の伝説

さて、動物界・麻雀界でレジェンド級の貢献をしてきた畑正憲(ムツゴロウ)さんですが、やはり気になるのは彼の現在ではないでしょうか。

では、畑正憲(ムツゴロウ)さん自身の現在を追いかける前に、ムツゴロウ王国の今と、麻雀界での伝説(エピソード)を見ていきましょう。

ムツゴロウ王国の今

元々は、作家として生計を得て、横浜の一軒家で生活していた畑正憲(ムツゴロウ)さん。

その頃・愛犬と

犬小屋で寝食を共にする

ことにもあり、犬にのめり込んでいったところもあったそうです。

そして、一家の事情で、横浜の家を離れ、北海道の無人島(ケンポッキ島)で生活するようになる畑正憲(ムツゴロウ)さん。

この無人島での生活を経て、ヒグマやら狸やらとも共同生活が始まります。

これが畑正憲(ムツゴロウ)さんの動物王国誕生のきっかけとなりました。

東京進出失敗、3億円の借金

ムツゴロウと愉快な仲間たちの放送は、

『無人島生活・動物王国誕生後の、畑正憲(ムツゴロウ)さんと動物たちとのドキュメント』

を映したものでしかありません。

それが好評を生み、いつしか

『動物王国を東京に移そう!』

という計画が持ち上がりました。

そこで、畑正憲(ムツゴロウ)さんは、東京のムツゴロウ動物王国の企画に参加。

運営そのものは、スタッフに任せる形で進めていきます。

しかし、期待とは裏腹に振るわず、わずか3年で閉園することに…

そして、北海道に動物王国を移転させ、再起を図り、8年がかりで3億円の借金を返済…

畑正憲(ムツゴロウ)さんは、まさに波瀾万丈な人生を歩んでいますが、それでも動物と寄り添う日々を送ってきたわけです。

ムツゴロウ王国閉園後の今は?

現在では、ムツゴロウ王国として動物園を開園しているわけではありません。

『ムツ牧場』

として姿を変え、乗馬体験を中心に行っているみたい…

ちなみにムツゴロウ王国というサイトで、ムツ牧場の情報も公開されているので、気になる人は、公式サイトを覗いてみてください。

ムツゴロウ王国公式サイト

http://mutsugoro-okoku.com/

麻雀界における畑正憲(ムツゴロウ)の伝説エピソード

麻雀に関する畑正憲(ムツゴロウ)さんの伝説といえば、どうしても、病気療養中の話が頭に浮かんできます。

というのも、畑正憲(ムツゴロウ)さんは、

39歳の頃に胃がんにかかってしまったこと

があり、麻雀を始めたのは、その療養中の退屈しのぎがきっかけ…

病気療養で麻雀というのは、どこか違うと言われかねない話ですよね。

でも、人間そんなに強くはありません。

気に打ち勝つために、ネガティブな思考を少しでも明るくしようと、趣味に没頭し、病気を忘れることもあります。

実際に、畑正憲さんも、胃がん再発の不安を逃れるために、麻雀にのめり込んでいます。

ただ、のめり込み方が尋常ではなく、伝説級なのです。

胃の全摘直後なのに10日間徹夜で麻雀

なんと、畑正憲(ムツゴロウ)さんは、胃の全摘手術を終えた直後にもかかわらず、

10日間不眠不休

で麻雀を打ち続けているんです。

しかも10代・20代の頃の話ではなく、39歳の頃の話だというのですから、驚かされるばかりです。

普通、胃の全摘手術を受けた直後に麻雀を打ち続けよう(もしくは別の趣味に没頭)とは考えませんよね。

もう、ひたすらゆっくり休むことだけで精一杯で、他のことに気を回す余力も無いはずです。

それなのに、1局どころか、10日間不眠不休で麻雀を打ち続けているのですから、どんなに体力が有り余っているのかと。

麻雀の力を借りて胃がんから完全復帰!

そして、再発の不安も吹き飛ばし、麻雀にのめり込んだ畑正憲(ムツゴロウ)さんは、見事に胃がんという病魔から復帰!

気がつけば、

並み居る麻雀プロをなぎ倒し、最高位(最高位戦日本プロ麻雀協会)の定める九段の称号

まで手にしているのです。

さらに、お伝えしたとおり、厳密には現役プロでないにも関わらず、

  • 日本プロ麻雀連盟相談役
  • 最高位戦日本プロ麻雀協会創設者

として、麻雀界に貢献し続けています。

命の危険をも乗り越え、麻雀界発展に貢献したからこそ伝説!

今でこそ、初期段階のがんは完治しやすくなっていますが、最悪、命の危険すらあった状況下で、麻雀にのめり込み功績を残した畑正憲(ムツゴロウ)さん。

これを伝説(レジェンド)と言わず何というのでしょうか?

畑正憲(ムツゴロウ)さんは動物界でもレジェンドですが、麻雀界でも伝説を築き上げたレジェンドなのです。

畑正憲(ムツゴロウ)の現在

さて、語れば語るほど凄い人である畑正憲(ムツゴロウ)さんですが、近年はあまり名前を聞かなくなりましたよね。

では、実際のところ、現在はどのような日々を過ごしているのでしょうか?

畑正憲(ムツゴロウ)の今は、本業に専念?

実は、畑正憲(ムツゴロウ)さんは、

単身赴任で東京で生活

しているそうです。

テレビでの出演は、ほとんど無くなりましたが、それでも

執筆活動や、講演会

をして、いまの生活をしているそうですよ。

現在は、動物も麻雀も深く関わってはいないみたいですが、元々畑正憲さんは作家・エッセイストです。

つまり、

『元の暮らしに戻った』

というのが、正直なところでしょうね。

そもそも、これまでの暮らしが破天荒すぎているわけです。

もう84歳になっているわけですから、本業に戻り、後はゆっくり余生を過ごしてほしい…

そのように思う次第です。

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まとめ

動物界・麻雀界で、レジェンドとして慕われて続けている畑正憲(ムツゴロウ)さん。

彼の人生は、まさに破天荒そのもので伝説級…

動物王国に関しては、無人島生活から始まったところまでは良かったものの、東京進出を機に、3億円の借金を作り閉園…

現在は、北海道でムツ牧場を営み、動物王国はムツ牧場の宣伝を兼ねた公式サイトとして存続しています。

一方、麻雀においても伝説を残し、胃がんの特効薬として麻雀を活用するだけでなく、発展に向けて多大な貢献をもたらしています。

現在は、東京で執筆活動・講演会を行う仕事をこなし、ゆっくり過ごしています。

これからも穏やかに余生を楽しんでほしいものですね。

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