パナマへの旅行準備まとめ!持ち物の必需品と服装から注意点まで

パナマと言えば、パナマ運河。

たくさんの荷物を積んだ、巨大な船がパナマ運河を通過していく様子は圧巻ですよ!

さて、旅行計画とともに、必需品や注意点のチェックもお忘れなく!

『パナマ』という国名は、よく耳にするので身近な感じがしますが、身近だからと言って『安全そう』と、とらえるのは要注意なんです。

この記事では

  • パナマ旅行の必需品
  • パナマ旅行の服装
  • パナマ旅行の注意点

を紹介していきます。

旅の基本事項として、とても大切な情報です。

安全で楽しい旅行になるように、パナマ旅行の必需品から注意点まで、もれなくチェックして、最高の思い出を作りましょう!

パナマ旅行にハズせない必需品!

パナマに入国するために、意外な持ち物が必要となります。

しっかりチェックして、スムーズにパナマに入国できるようにしましょう。

パスポート

まずは、パスポートの有効期限を確認しましょう。

パナマに出入国するには、

入国する時点で有効期限まで3ヶ月以上残っているパスポート

でなければなりません。

必ず確認して、有効期限まで3ヶ月を切っている場合は、すぐにパスポートを更新しましょう。

180日以内の滞在であれば、ビザは必要ありません。

パスポート以外にパナマの入国審査で必要な持ち物

パナマを出国するときの航空チケット

入国時に、帰りの航空チケットを確認される場合があります。

Eチケットの場合は、印刷しておくとスムーズに提示できるので、持っておきましょう。

500米ドル以上相当の現金

『旅行者の財力を確認する』

という目的で、パナマ入国時に500米ドル以上相当の現金を所持している必要があります。

ただ実際には、確認されることはほぼありません。

それでも万が一、抜き打ちチェックをされたときのために、用意しておきましょう。

ESTA

日本からパナマに行くとき、アメリカ合衆国を経由する場合は、ESTAの申請をしておかなければなりません。

ESTAはアメリカ合衆国の電子渡航認証システムです。

ホームページから申請できます。

申請代行業者がたくさんいますが、日本語のサイトですから、自分で申請しておきましょう。

ただし、

  • 申請時には14米ドル(1,500円くらい)かかる
  • 日本出発の72時間前までに申請を済ませる

この2つに注意してください。

米ドル

パナマでは、『バルボア』という通貨単位となりますが、

米ドルがそのまま使われています。

常に『1バルボア=1米ドル』です。

紙幣は、米ドル札のみですが、小銭はセントコインとバルボアコインの二つが出回っています。

バルボアコインは、パナマ国外では使用できないので、旅行中に使い切るようにしましょう。

パナマ国内で日本円から米ドルに換金する場合は、空港か大手銀行がオススメです。

両替所やホテルは換金レートが悪くなります。

パナマの物価は日本と同じくらいです。

クレジットカード

クレジットカードがあれば、ホテルやレストランで支払いができるので、大金を持ち歩く必要がなくなります。

また、現金が足りなくなったときに、ATMですぐにキャッシングすることができます。

現金のみだと、使い切ってしまったときや盗まれた時などに無一文になってしまいます。

そのため、クレジットカードが保険としてあると安心できますよ。

紫外線対策グッズ

パナマは、北緯7度~10度に位置しているため、日差しが強いです。

サングラス、帽子、日焼け止め、長袖の上着などを駆使して、紫外線から身を守りましょう。

必要に応じて準備しよう!パナマ旅行の持ち物

自撮り棒

パナマの治安を考えると、人にカメラを預けて撮ってもらうよりは、自撮り棒を準備した方が無難です。

(預けると盗まれる恐れ)

ただし、自撮り棒を使用するときは注意が必要です。

強盗に目をつけられることもあるので、道路や地下鉄の中など、観光地以外の場で撮影するのは避けましょう。

変圧器

パナマの電圧は、110Vなので、日本の100Vとそんなに差がありません。

しかし、電圧が安定していないので、100V専用の電化製品やスマホ・パソコンなどの精密機器を利用するときは注意しましょう。

安全に電化製品を使うために、変圧器があると安心です。

ポケットWi-Fi

ほとんどのホテルに、フリーWi-Fiが設置されています。

外出時にインターネットを利用したい場合は、ポケットWi-Fiのレンタルをオススメします。

ただし、強盗に狙われる可能性が高まるので、道端で”ながらスマホ”をするのは、やめましょう。

モバイルバッテリー

観光中にインターネットにつないだり、スマホで写真を撮ったりする場合には、モバイルバッテリーは必須です。

外出時にバッテリーが切れて焦ることのないように、準備しておきましょう。

海外旅行保険

  • 食べ物にあたって重症になったとき
  • 大きなけがをしたとき

といったときのために、保険に入っておくと、ためらわずに病院に行けます。

クレジットカードを契約していると、自動的に保険が付帯されている場合もあるので、必ず確認しておきましょう。

気候を確認して準備しよう!パナマ旅行の服装

パナマは、全体的に熱帯気候に区分されています。

パナマの中には、沿岸地域から高山地域まであり、ひとくちに熱帯気候といってもパターンがさまざまです。

この記事では、首都のPanama Cityの気候を紹介します。

Panama City以外の地域に行く場合も、Panama Cityの気候をもとに考えると雨量や気温の把握がしやすいです。

Panama Cityの気候

パナマ雨量

パナマ気温

パナマでは、

1月~4月が乾季

5月~12月が雨季

となります。

気温は、グラフを見てわかるように、

1年間で気温の変動が、ほぼありません。

平均最高気温が30℃~33℃、平均最低気温が22℃~24℃です。

夜も気温が下がらない日本の夏場と比べて、パナマは気温が下がってくれるので、寝苦しさはなさそうです。

服装は、日本の夏の格好を準備していきましょう。

ショッピングモールやレストランなど建物の中は、冷房でキンキンに冷えています。

気温差に敏感な場合は、薄手の上着を用意して、寒さ対策をしましょう。

雨季には、午後に1~2時間程度のスコールがやってきます。

1日中、雨が降るわけではないので、スコール対策さえすれば、雨季でも観光ができるので安心してください。

安全な旅のために!パナマ旅行の注意点

パナマは、南米と中米をつなぐ位置にあり、違法な薬物の通り道になっています。

このことも関係して、凶悪犯罪が多く発生しています。

ここで、どんなことにパナマで気をつければよいか確認し、安全に過ごせるようにしましょう。

パナマ首都内での移動方法

タクシーを使うとき

タクシーに乗る場合は、

流しのタクシーに乗るのは厳禁です。

運転手自身が犯罪者で、強盗されるパターンがあります。

タクシーは自分で呼んだり、ホテルマンに呼んでもらったりして安全なタクシーを利用しましょう。

バスを使うとき

バスを使う場合は、

赤くてボロいバスには要注意です。

運転が荒いために交通事故を起こしたり、強盗やスリに合ったりする可能性が、とても高いです。

『メトロバス』という、きれいで安全なバスを利用しましょう。

首都内の立ち入り禁止場所

特別注意エリア

パナマで、日本人が巻き込まれた犯罪は、だいたいがパナマシティの中で起きています。

パナマシティの中でも、巻き込まれ率が高いのが、上図の『特別注意エリア』です。

これまでに、拳銃や刃物で脅され、強盗される事件が多く発生しています。

この①~④のエリアに囲まれるように『アンコンの丘』があります。

アンコンの丘は、パナマシティの高層ビル群を眺められる観光地として有名です。

ここに訪れる場合は、複数人数で、もしくは現地ガイドを付けて行動し、アンコンの丘周辺は徒歩移動をしないようにしましょう。

コロンビア国境付近は要注意

パナマの中で、コロンビア国境付近の地域が最も危険です。

犯罪組織同士の争いで銃撃戦が勃発することがあります。

旅行先が、コロンビア周辺地域になっていないか地図上で確認し、確実に避けるようにしましょう。

基本的な安全対策

目立たないように行動する

首都を離れて、他の地域に行ったときにも、犯罪から身を守る行動は大切です。

高級な時計やバッグなどを身に着けていると、金品を持っていると判断されます。

凶悪犯だけでなく、

市民の中にも強盗やスリをすることで生活を成り立たせている人もいる

ので、観光中は『目立たないようにすること』を意識しておくとよいです。

ATMを使うときの注意

ATMは、囲いの無い状態で通りに面して設置されているモノも多いです。

暗証番号の入力を周囲の人に見せないことはもちろん、お金を引き出したあとに目をつけられないことも重要です。

引き出した直後に強盗に取り囲まれる可能性もあります。

暗い時間帯や、人通りの少ない場所でATMを利用する場合は、周囲をよく確認しましょう。

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まとめ

パナマ旅行での必需品は、

  • パスポート
  • 帰りの航空チケットのコピー
  • 入国審査用の500米ドル
  • お土産などに使う米ドル
  • ESTA(アメリカ経由の場合)
  • クレジットカード
  • 紫外線対策グッズ

となります。

パスポートの確認とESTAの申請は早いうちに済ませておきましょう。

パナマは1年中、日本の夏と同じような気候です。

そのため、どの時期に行っても夏服で対応できます。

建物内の冷房対策として、薄手の上着があるとよいでしょう。

パナマでの注意点については、首都内では、

  • 流しのタクシーに乗らない
  • 赤くてボロい路線バスには乗らない
  • 特別注意エリアに立ち入らない

この3点を守りましょう。

首都以外の場所でも、

  • 目立たない格好で過ごす
  • ATMを使うときは周囲に気を配る

といったことが大切です。

運悪く犯罪に巻き込まれてしまったら、安全第一と考えて、無抵抗に徹しましょう。

以上の守るべきことをしっかり守れば、犯罪は遠ざけられます。

この記事を参考に、安全で楽しいパナマ旅行を過ごしてくださいね。

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