ニカラグアの旅行準備まとめ!持ち物の必需品と服装から注意点まで

日本では、あまり『ニカラグア』という国名は聞き慣れないでしょう。

ニカラグアは、ラテンの陽気さやスペイン統治時代の街並み、コーヒーが楽しめる魅力的な国です。

この記事では、

  • ニカラグア旅行の必需品
  • ニカラグア旅行の服装
  • ニカラグア旅行の注意点

を紹介していきます。

観光名所として、見どころがたくさんあるニカラグアですが、

治安の悪さ

も考慮しておく必要があります。

この記事で、必需品から注意点まで把握し、ニカラグアでも安全で楽しい時間を過ごせるようにしましょう。

必ず準備しよう!ニカラグア旅行の必需品

ニカラグアへの出入国の際には、ツーリストカードを購入したり、空港税の請求をされたりします。

次に紹介する内容を読んで、現地で落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

パスポート

今すぐに、パスポートの有効期限を確認してください。

ニカラグアへ入国するには、

入国時点で有効期限が6ヶ月以上

残っている必要があります。

観光ビザについては、90日以下の滞在であれば、取得せずに旅行ができます。

ESTA

アメリカ合衆国経由で、ニカラグアへ行く場合は、渡航前にESTAの申請をしましょう。

ESTAはアメリカ合衆国に入国するための電子システムです。

アメリカ合衆国で乗り継ぎをするときは、一旦アメリカ合衆国に入国することになるので、ESTAの申請が必須です。

公式サイトには、日本語版もあるので、自分で申請ができます。

入国時に確実に電子登録が間に合うように、

出国の72時間前までに申請を済ませること

が推奨されています。

時間に余裕を持って申請しましょう。

ESTA申請料は、14米ドル(1,500円ほど)かかります。

10米ドル(ツーリストカード購入費)

ニカラグアに入国するために、ツーリストカードを購入する必要があります。

ニカラグアに到着後、入国審査を通過する際に代金を支払います。

お金を取り出しやすいところに準備しておきましょう。

米ドル

ニカラグアの現地通貨は『コルドバ』です。

日本国内で、コルドバを入手することはできません。

また、ニカラグア国内で日本円からコルドバに両替することもできません。

できたとしても、レートが悪すぎたり手数料が高すぎたりします。

なので、

ニカラグアに入国するまでに米ドルを入手しておき、ニカラグア国内で米ドルをコルドバに換える

ようにしてください。

米ドルを使えるお店もありますが、お釣りはコルドバになります。

『物価は、日本の2分の1程度』

と言われていますが、最近は日本も物価が低いので、ニカラグアで物価の低さは、そこまで感じないかもしれません。

クレジットカード

現金がなくなってしまったとき、クレジットカードがあれば、ATMですぐにキャッシングできるので安心です。

また、直接コルドバを引き出すことができるので、手数料の節約にもなります。

コルドバは、ニカラグア以外では使えないので、現金とクレジットカードで、うまくやりくりしてコルドバの現金を余らせないようにしましょう。

ATMでキャッシングする場合は、犯罪に巻き込まれないように周囲に気を配りながら利用してください。

航空券購入時の明細書

帰りの出国審査で、空港税を請求されることがあります。

しかし、日本で航空券を買った場合、その代金に空港税が含まれてことがあります。

二重に支払うことのないよう、代金に空港税が含まれている場合は、支払い明細書を持参しましょう。

紫外線対策グッズ

ニカラグアは、日本よりも赤道に近い位置にあり、日差しが強いため、紫外線対策は欠かせません。

サングラス、帽子、UVカット上着、日焼け止めなどで、紫外線から身を守りましょう。

ニカラグア旅行にあると便利な持ち物

ポケットWi-Fi

ほとんどのホテルやレストランで、無料Wi-Fiを使うことができます。

ただ、現地の電波を使うことに不安がある場合は、ポケットWi-Fiをレンタルしていきましょう。

路上での”ながらスマホ”は、犯罪者の目に止まりやすいので、注意してください。

モバイルバッテリー

観光中にスマホを利用する場合は、モバイルバッテリーを持参しましょう。

電池残量を気にせず、写真撮影をしたりネットにつないだりできます。

自撮り棒

グループみんなで写真撮影をしたいとき、現地の人に頼むのは安全上から気が引けます。

自撮り棒があれば、好きなタイミングに撮れるので、便利で安心です。

変圧器

ニカラグアの電圧は110Vか120Vなので、日本の電圧と大差ありません。

ただし、電圧が安定していないので、100V専用の電化製品やパソコンを使うときは不具合が起きることがあります。

大切な電化製品を持っていく場合は、変圧器を持って行くと安心です。

海外旅行保険

ニカラグアで急に体調をくずしたり、食べ物にあたって重症化したりしたとき、すぐに病院に行けるように保険に入っておくことがオススメです。

契約中のクレジットカードに付帯している場合もあるので、補償内容を確認してください。

ニカラグア旅行の服装をチェック!

ニカラグアは、熱帯気候に区分され、高山地帯、カリブ海地域など、全部で4つの気候帯があります。

この記事では、観光客の多いマナグア、グラナダ、レオンと同じ気候帯である

Ciudad Sandino(シウダ・サンディーノ)

の気候をお伝えします。

この地域は、ニカラグアの中で、最も気温の高い地域です。

Ciudad Sandino(シウダ・サンディーノ)の気候

Ciudad Sandino気温

Ciudad Sandino雨量

1年中、夏の陽気です。

4月が暑さのピークで、

年間の平均最高気温は32℃~35℃、平均最低気温は21℃~23.5℃

となっています。

昼間は、夏の服装で対応しましょう。

ただし、朝晩と昼間では気温差があります。

気温の変化に敏感で寒さを感じやすい場合は、薄手の上着があると安心です。

ニカラグアの雨季は、5月~10月、乾季は11月~4月です。

雨季は毎日、午後に2時間ほどスコールが来ます。

雨の時間帯さえ考慮すれば、雨季でも観光できます。

要チェック!ニカラグア旅行の注意点

ニカラグアは、

『他の中米地域より犯罪で命を落とす人が少ない』

というデータがありますが、決して治安が良いとは言えません。

強盗やひったくりは日常茶飯事です。

とくに旅行者は、カモにされやすいので、犯罪者に目をつけられないように行動しましょう。

ニカラグア首都内の移動方法

拳銃や刃物を使った路上強盗や、ひったくりが起きているので、基本的に徒歩移動は避け、タクシーを使いましょう。

首都内を走る路線バスは安くて便利ですが、車内で犯罪に巻き込まれる可能性が高いため、利用しないことをオススメします。

首都から他の地域に行く場合は、シャトルバスを利用しましょう。

タクシーを利用するときの注意点

乗り合いタクシーには注意が必要です。

犯罪グループが運転手と乗り合い客のふりをして、乗ってきた客に危害を加えて強盗します。

タクシーを利用する場合は、貸し切りタクシーを選択しましょう。

ホテルの人に聞けば、すぐに教えてくれます。

首都内で注意すべき場所

国際バスターミナル周辺

他の地域から首都にバスで向かうと、国際バスターミナルに停車することがあります。

その場合は、ターミナルの外に出ないようにしましょう。

オリエンタル市場(Mercado Oriental)

オリエンタル市場の中では、暴行、強盗が起きやすく、違法な薬の密売も行われています。

昼間でも夜間でも危険で、現地の人たちも立ち入りません。

ガイドブックに載っていることがありますが、この市場には近づかない方が賢明です。

ロベルト・ウエンベス市場(Mercado Roberto Huembes)

危険度は、オリエンタル市場ほどではありませんが、強盗やひったくりが増えています。

利用する場合は、常に所持に品に気を配るなど、しっかり対策をして利用しましょう。

安宿やドミトリーを使用するときの注意点

他の宿より極端に安い宿は、安全面での注意が必要です。

部屋のドアの鍵や窓の鍵などが壊れやすくなっていることがあり、外から侵入されやすいことも。

また、ドミトリーを利用する場合、個人ロッカーがなかったり、あっても部屋を離れた隙にロッカーをこじ開けられることもあります。

少しでも不安がある場合は、安宿やドミトリーを避けてください。

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まとめ

ニカラグア旅行での必需品は、

  • パスポート
  • ESTA
  • ツーリストカード購入用の10米ドル
  • 食費やお土産などに使う米ドル
  • クレジットカード
  • 航空券購入時の明細書
  • 紫外線対策グッズ

となります。

ニカラグアでの服装は、夏服で対応できます。

朝晩と昼の気温差があって、朝晩は涼しく感じるので、寒さに敏感な場合は、薄手の上着を用意しましょう。

ニカラグアでの注意点は、以下の4点です。

  • 首都内はできるだけ歩かない
  • 乗り合いタクシーに乗らない
  • オリエンタル市場は利用しない
  • 安宿やドミトリーを利用する場合は、鍵が確実にかかるか確認する

事前の準備をしっかりしたり安全対策を意識したりすることで、治安の悪い国でも楽しい時間を過ごすことができます。

この記事で紹介した準備をして、ニカラグアの魅力を満喫してくださいね。

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